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こんにちは。インターンシップとして参加しています、横浜国大トライアスロン部の大谷一悟です。今回は6月11日に行われた伊豆大島トライアスロン大会に参加してきました。
<スタート前>
当日の朝、大島に着くと、まずは雨、風、波。茅ケ崎のオーシャンスイムで大きい波も経験しているとはいえ、スイム会場のあまりの荒れように、「これは中止かなぁ」と思いながらとりあえず宿で小休止。
その後、主催者側の会議が長引いているという情報の中、11時ごろになったので受付まで行ってみると、「スイムを5キロのランに変更して開催!」とのこと。外は半端ではない風と雨。いまいち気合が入ってこないまま、ややあわてて準備をしてトランジッションエリアに向かうと、やはりとんでもない強風、いや暴風か。掛けたバイクは風に流されてずれていくし、顔に当たる雨は最早痛い。青トラの方々は雨が当たらない壁際へ避難していた。そんな悲惨な状況の中でともかくスタート。
<1stラン 5km>
まずはオーバーペースにならないように、やや抑え気味で30位あたりを走る。強い追い風のため、先頭はだんだん離れていくが自分のペースを維持して折り返しへ。
折り返すと一気に強い向かい風になるため、少し前にいた7・8人の集団に入り、前に出ないように気をつけながら進む。最後の300メートルぐらいで集団を抜け出し、1stラン終了。まだ疲れはほとんどない。
<バイク 40km>
トランジッションを終え、一人で快調に飛ばす。
がしかし、「ゴォォォォォォォ!」という音とともにやってきたTTバイクの集団に吸収されてしまう。やはりいいバイクに乗っているだけあって速い。平地の直線では敵わないが、上りとカーブ後の加速ではロードバイクの自分のほうに分があるのでなんとか離されずに粘っていると…
「よお。」とか言いながら横浜国大の部長登場。しばらく近くにいたものの、30キロ地点から一人飛び出していく。頑張ってついていこうとしたが離されてしまい、再び集団に吸収されて、バイク終了。足にはきているが、スイムなしのデュアスロンで負けるわけにはいかないので、先行する部長を追うべく2ndランへ。
<2ndラン 10km>
前半、気持ちは焦るが河原コーチの「ランの入りは楽に、抑え目に」という言葉を思い出し、できるだけ力を抜いて走る。前の選手はなかなか見えてこないが、後半の逆転を信じてペースは抑え目に。
折り返し地点が近付いてきて、すれ違う選手を数えていくと、なんと7位!
まだ余力はある。6位の選手は近い。「もしや、いけるんじゃないか」と思いながらペースアップして折り返し。
後半はすれ違う青トラの方々に応援を受けながら必死に走り(応援を返す余裕はなかった)、7.5km地点でついに部長にも追いつく。ここはランコース一番の坂だが、「近付くのはゆっくり、抜くのは一気に」を実践し前へ。自分もここが一番つらかったがなんとか振り切り、5位でゴール。
結局、第2ウエーブでスタートした選手にタイムで抜かれたため、結果は6位入賞でした。
スイムの中止など様々な幸運が重なったものですが、今まで表彰とは全く縁のなかった僕にとっては本当にうれしかったです。
まだまだ未熟ではありますが、こうやって入賞できたのも青トラに参加させていただいたからこそです。代表の関口さん、河原コーチ、原田コーチ、そして会員の皆さん、本当にありがとうございます。
次は日本学生選手権(インカレ)目指して頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
posted by 2011.06.15 | スタッフ