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【合宿ビフォーアフター スペック】
バイク 最高時速25km/h程度→30km/hくらい?
最高走行距離30km/日(平地・休み休み)→75km/日(ヒルクライム・強風付)
ビンディング走行2回(転倒回数7回)→転倒1回
水分補給できず(片手運転できない)→クリアならず
輪行に要する時間1-3時間/回 →10-15分/回
ラン 6.5分/km程度 →5.4分/km
最高走行距離3km/回 →10km/回
金曜、夜10時。青トラメンバー16人を乗せたさるびあ丸が汽笛とともに竹芝桟橋から出航した。
案内されたのは特2等。二段ベッドが並んでいて、荷物棚やカーテンもついている。
コンパクトながら個別の空間を確保できることに安堵する。
とはいえカーテンを閉める人は誰もいなくて、荷解きもそこそこに船内で前夜祭がはじまる。
下戸なので炭酸水で参加。一息ついたところで、この合宿に参加するまでを振り返る。
勢いで青トラに入会したのが昨年の9月。更なる勢いで石垣島トライアスロンに申込みをしたのが
12月半ば。この合宿も「おもしろそう!」と同じタイミングで申し込んだものの、今まで合宿なんて
したことない。輪行できない!持ち物は?船酔いは?カバンは?何着て寝る?と練習以外の疑問と
不安が渦巻く。そんなくだらない質問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくださった皆さん。「ありがとう!
無事乗船できましたー!」と感謝しつつ知らぬ間に就寝。
土曜、朝5時半。船のアナウンスで起床。6時に下船。夜明け前の港で本日の初ミッションはバイク
組立て。案の定はまらない後輪は、青トラの父、阿部さんに助けていただく。ビンディングを履く
勇気はなくてランシューズで走行開始。
温泉までは聞いていた通りのヒルクライムですぐに大きく後れをとる。しかも前日の雪の影響で
道路が凍結。後半はバイクを押して移動することに。これは私にとっては好都合で、到底
登れなかったであろう坂道を正々堂々と?歩いてクリア。道沿いの雪帽子の椿も愛らしく、
清々しい朝だった。
朝風呂で冷えた身体を温め、朝食バイキングでモリモリ食べる。二度寝したいところだけれど
練習開始。凍結状況からコースは変更。輪行で下山し片道約5キロのサンセットパームラインを周回。
下り坂で視界が開け青い海と白い富士が目に飛び込んでくる。が、とにかく強風。河原コーチに背中を押してもらい、関口さんは前を走ってくれたけれど、ほんとにヒモつけて引っ張ってくれないと
無理・・・な午前練。
お待ちかねのランチはボリューム満点で、べっこう丼もウツボのフライもおいしかった。午後は見晴台
までの片道約20キロの島半周ライド。午前中を凌ぐ強風と坂道で一時も手を離せない。目標の一つ
だった走りながらの水分補給はあきらめて「坂道で降りない」に切り替える。プルプルしながら
こぎ続けるも最後、力つきて立ちごけ。なんとか見晴台に到着すると皆さんが拍手をしてくださって
なんだか泣ける。売店のおじさんに「こんな風のなかよくやるねー」と言われ「私もそう思います」と
深く同意。でもね、おじさん。来たからには帰らないと!!ということで帰路へ。
立ち寄った港のコロッケ屋はテレビでも紹介されたとかで、噂にたがわずおいしい。ちょっと幸せな
気分になったところで、もうひと頑張り。帰りは前を行くあきこさんの背中を見て「あっこさん、
あっこさんー!」と心の中で連呼しながらなんとか後ろを走る。やはり皆さんと一緒に走るとうれしい。
温泉プールでクールダウン後は宿での夕食。ご当地ものは椿の天ぷらと明日葉のおひたし。宴会で
もやっぱり話題はトライアスロン。今年出場予定のレースや思い出話などをうらやましく聞く。しかし
猛烈な睡魔により間もなく就寝。
日曜、朝5時半。寒くてお布団から出られなくて同室のリカさんと凍えながら着替える。今日はカメリア
マラソン。昨日のバイク練習に圧倒されていたけれど、10kmの距離を走るのは初めてでまた緊張。
行きは上り坂が続きすぐに息があがる。時計をしていないので時間も距離もわからない。ほどなく
折り返して反対側を疾走する河原コーチの姿が見える。そろそろ5km?と思ったけれどそんなわけは
ない。早すぎる!しかし、じきに青トラの皆さんの姿もみえ、その爽やかな姿に元気をもらう。
結果は53分42秒。記録はともかく無事完走できたのは若杉コーチのレッスンのおかげだなー。
自慢じゃないがこのレッスンでしか走ってなかったから。若杉コーチありがとう!あとは皆さんの
走る姿、沿道の声援!これはアドレナリン効果が高いと実感。温泉でさっぱりした後は、島での
最後の昼食。C級グルメに選ばれたという島の食材を使ったべっこう天丼。運動後の身体に
甘辛タレがおいしい。
港までの自走はゆったりサイクリング。ここでは青トラの覇者、なっちゃんがギアチェンジの
タイミングを教えてくれる。なるほど!楽に早く走れる気がしてくる。港につき、最後のミッションは
やっぱり輪行。かかった時間なんと10分!この合宿でもっとも短縮されたのは間違いなく輪行タイム。
船中では車座となりやっぱり宴会。話すだけでなくストレッチ実演も飛び出し、大いに盛り上がる。
夜7時30分。竹芝に帰港。
あっという間の一泊3日。合宿に参加できるレベルじゃないな・・・申し込んだ後も躊躇していたけれど
参加してよかった。普段できない練習ができたし、自分の今の実力もなんとなくわかった。何より
皆さんから沢山のアドバイスをいただいて感謝。色んなレースの話も聞けてこの先の楽しみも
増えた。デビューの石垣島まであと50日。まずは完走にむけて頑張らないと。
とうとうサブ3.5を達成しました!!
陸上経験者や、身体的に向いた人ならば、楽々と越えられる壁なんでしょうが、
私のように、人生において2Kmまでしか走ったことが無かったメタボな未経験者にとっては、
マラソンの完走でさえ、天文学的な距離に感じてました。何とか初マラソンを2011年の東京で
達成した時は5時間以上かかっていたと思います。
サブフォー達成までは、何とか頑張りたいと気合と根性で練習して何とか2年でクリアできました。
マラソンの駆け出しの頃は、同じようなタイムの安田美紗子ちゃんを追っかけていて、徐々に成長して行って
半年遅れぐらいでの達成でした。当時は本当に嬉しかった事を覚えています。
その彼女が佐渡のトライアスロンに挑戦しているTV番組を見て、チョー感動して私もトライアスロンをやろうと決意して、青トラの門をたたきました。
それからは、青トラの皆さんの凄い身体能力と成長率に驚きながら、自分も何とかレベルアップしようと頑張ってきた中で、サブ3.5の目標に出会い、3年間足踏み状態で頑張ってきました。
小出監督の本を買って、あーでもない、こーでもないと、関口ボスとも悩みながら、
お台場マンスリーマラソンや、牧さんの号令の下で皇居の夜の練習会などにも参加して、
いつかはサブ3.5!という夢をみんなで追いかけていました。
昨シーズンは、みんなが、あと何秒かで達成!!と言うところまで来て手に汗握る展開でした。
(私は出遅れて1分1秒オーバーしていました)
やっぱり、ホントに壁なんだな?と思い、いつかは越えてみたいと強く思っていました。
だいたい、50歳も過ぎた未経験者がタイムアップするかどうかも不安でしたが、世の中には素晴らしい
能力の人が沢山いることを青トラで学び、自分も出来るのでは?と勘違してしまいモチベーションが根拠のない自信と共に沸き上がって来て
練習マニアと化してしまいました。(ガーミンとの出会いも大きかったと思います)
火曜日の港区スポーツセンタのスピードレッスンの効果は絶大で、徐々にですが手ごたえを感じられるようになってきていました。
そうして迎えた第11回湘南国際マラソン大会で、無事に目標を達成する事が出来てとても嬉しく思っています。
みなさんと一緒に諦めないで頑張ってきた甲斐が本当にありました。
天候やコース条件にも恵まれて、自分では驚くほどの好タイムで達成できました。(3:24:11)
あまりにも嬉しくて、記念Tシャツに完走タイムを無料でバックプリントしてくれるサービスを
頼んでしまいました。(棺おけまで持って行きたい気分です)
これからも、更なる目標としてサブ3.25(3:15:00)を目指して頑張りたいと思っています。
スイムの30分切り(1500m)も何とか達成できたので、次はスイム3000mで1時間切りを目指します。
こちらは2分程オーバー中ですが、いつかはマスターズという大会にみんなで出れるようになって、飛び込みとクイックターンを華麗にやってみたいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
カナヅチなんですが、急にトライアスロンをやりたくなって、
この夏から始めました。
きっかけは、今年の夏、海に行ったときです。
カナヅチの私は、ほとんど海に行くことはないんですが、
何年ぶりに行って、少しだけ平泳ぎをしました。
その時、もしかしたら、自分は泳げるんじゃないだろうか?という
勘違いのような錯覚をしたのがきっかけで、トライアスロンの門をたたきました。
(カナヅチなのにw)
都内に数種類あるトライアスロン・クラブそれぞれに、
体験クラスを受けに行きましたが、私のようなカナヅチに対しても
とても丁寧に教えてくださったのが、青山トライアスロン倶楽部です。
さらに、「大丈夫、僕も数年前に始めたときは、25m泳げなかったから(^^)」
と笑顔で語りかけてくださる関口さんのトークにその気にさせられ(笑)、
翌週からは、カナヅチ卒業レッスンに参加することに。
『人生で一度もクロールをしたことがない』私に、
「カナヅチ入門」ではなく「カナヅチ卒業」という名のクラスは
精神的にはかなりハードルが高かったです。
「いや、まだクロールもやったことないのに、『卒業』って…」。
それでも、なんとか溺れながら(?)、初回レッスンでは
クロール(なのか犬かきなのか分からない泳ぎ)で25mをギリギリ
泳ぎ切りました。
そんなギリギリで、息継ぎがうまく出来ずに死にそうになっている
初心者に対して、カナヅチ卒業クラスを担当する関口さんに、
「あ?、泳げるねぇ。これなら来月末には400mとか、いけるんじゃないかなぁ?
とりあえず、来週は50m目標ですね!」
と、訳のわからないことを、さも簡単かのように告げられました。
「25mを何倍したら、400mになるんだ、、、想像もできない、、、」
そんな心境でした。
「とりあえずは、最初は、短い時間でもいいから、週三回は泳ぐといいよ」
という関口さんの言葉を信じて、初回レッスン後に、近所の区民プールなどを
利用して、とにかく3回泳ぎました。
レッスン後の復習を残り2回の区民プールで行い、少しでも技術の習得に努めました。
するとすると、不思議なことに、翌週にはなんとか50m泳げるようになりました。
そして、さらに翌週には100m、その次は200mと、
「カナヅチ卒業クラス+自主練習」で、不思議なほどに距離がどんどん伸びていきました。
さすがに400mは、翌月末すぐに、、、とはいかなかったですが、
3か月のクラスを卒業するころには、なんとか泳げるようになっていました。
今では、25m泳げなかった頃のことを思い出すのが難しいくらい、
泳げている自分が当たり前になり、苦手だった水泳を楽しみながらできています。
カナヅチでも、トライアスロンができるんだということは自分でも驚きだったのですが、
今振り返ると、カナヅチは、泳ぎ方をきちんと教わったことがないだけで、
カナヅチ卒業クラスのように、3か月しっかり教われば、おおよそ誰でも
泳げるようになるんだろうなぁと。
大人になってからこんなに成長が実感できるのは、やっぱりシンプルに、楽しいです。
来春のトライアスロン大会デビューに向けて、これからも頑張ります!
今月からもカナヅチ卒業クラスがスタートしました。
ぜひチャレンジしてみてください!