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9月16日、九十九里トライアスロン大会(99T)に出場しました。
ちょうど2年前の99Tでデビュー戦を飾ったこともあり、個人的に思い入れのある大会です。
9月の恒例行事として3年連続3回目の出場となり、毎年99Tでトライアスロンシーズンは終了です。
今シーズンは5つの大会に出場し、まだまだ先の話と思っていたロングディスタンスのレースにも初めて挑戦しました。
(4月:石垣島、5月:新島、6月:長崎五島Aタイプ、9月:佐渡Aタイプ、99T)
ロングを2本完走したことでそれなりの自信もつきましたが、それでも99Tの会場に着くと、右も左も分からず不安でいっぱいだったデビュー戦の頃を思い出します。
99Tは参加人数が国内最大規模と言われており、初心者が多い大会としても知られています。
今回もトランジションの準備をしていると、初レースと思われる選手が、バイクラックへのバイクのかけ方が分からず困っていたり、バイクやランで使うアイテムのセッティングにまごついていたり、ウエットスーツを前後逆に着てしまったりと、いろいろな場面に出くわしました。
自分もつい最近までこんな感じだったんだなと振り返りながら、こうやって初心を思い返せるだけでも、毎年出る価値があると改めて気付きました。
99Tは、毎年見事に雨が降ります。
今年こそ快晴かと思いきや、台風の影響でやはり雨のレースになりました。(小雨ですみましたが。)
<スイム>
台風の影響もあってかなり潮の流れがきつく、フローティングスタートの予定がビーチスタートに変更。
コースは、(海ではなく)河口を2周回。行きは流れにのってスイスイ進める一方、帰りは逆流で泳いでも泳いでも進まないという、イヤなパターン。
自分の手すら見えない濁った水の中を泳ぐのは、エントリーした時点で覚悟しているとはいえ、やはり勇気がいります。
透明度で言えばお台場の海も似たような感じですが、私の中では「お台場は緑、99Tは茶色」のイメージです。
折り返しのブイを回って岸に向かって泳いでいると、急に手が底に付くくらいの浅瀬に到達。
「あれ?もう1周終了?」と思って立ち上がると、何と岸はまだまだ先。ここからは浅瀬が続くようで、泳いでいる人と歩いている人は半々くらい。
前回はこんな浅瀬なかったよね?と戸惑いながらも、水の中を歩くのは体力を使うので、浅瀬でも無理やり泳ぐことにしました。
が、潮が完全に逆流。懸命に泳いでも歩いている人に追いつけず、結果的には、たぶん歩いたほうが速かったです。
<バイク>
99Tはトランジションが長いことで有名ですが、それでも回を重ねるごとに改善されていると思います。
バイクラックに向かう途中で青トラメンバーを発見して声をかけたのですが、丁寧にバスタオルで全身拭いていて、お風呂上りみたいでした。
バイクコースは、ほぼフラットな有料道路を3周回。行きは向かい風、帰りは追い風。
今シーズンはロング対策でスピードよりも距離を優先したためか、スピードが思ったよりも上がらない・・・。
けっこう必死にペダルを回しているつもりなのに、サイコンに表示されるスピードは全然上がらないし、なぜかどんどん抜かれる。
おかしい。パンクかな?いや違う、ただ自分が遅いだけか・・・。結局最後までスピードに乗れた気がせず、不本意なまま終了。
小雨模様で気温も高くなかったので、ドリンクは1本で十分と思っていましたが、途中で飲み干してしまい最後はカラカラでした。
<ラン>
ランは、本当に苦手。というか、なかなか好きになれない種目です。
この日も何だか出だしから足が重く、しかもバイクでの満足感がいまいちだったためか気持ちも重く、あっという間に疲弊モードに。
「まあ2週間前にロングに出てるからこんなもんか」と無理やり自分を納得させつつも、コースの途中で砂浜を走る所が何か所かあり、あまりの走りにくさにますます気持ちがめげていきます。
ネガティブな気持ちが悪影響したのか、あと少しでゴール!という最後の最後の分岐点で、なぜかコースを間違えるという凡ミス。
気付いて慌てて引き返しましたが、ムダに数百メートルも余計に走ってしまい、すごく損した気分になりました。が、無事ゴール!
ゴールすればイヤなことも全て忘れて楽しい記憶で上書きされるのが、トライアスロンのいいところだと思います。
ちなみに、これまでの3回の99Tを振り返ってみると・・・。
1回目(2015年)
練習開始から2ヶ月でのデビュー戦。ノンストップで1.5?泳ぐのも、40?バイクで走るのも、本番が初めて。
とにかくバイクが遅く、途中からは完全にママチャリペースで、たった40?なのに2時間近くかかった記憶が・・・。(記録はもう見たくないです。)
2回目(2016年)
バイクのタイムが大幅改善!我ながら成長ぶりを感じられた1年でした。
この年はミドルディスタンス(セントレア、佐渡Bタイプ)にも挑戦。
記録的猛暑だった佐渡では、自分の完走よりもAタイプの方々の勇姿にジーンときて、「私もいつかロング完走したい!」とうっかり思いました。
3回目(2017年)
ロング2本完走した後なので、何の気負いもなく99Tを楽しめました。
こんなに早くロングデビューすることになったのは想定外でしたが、今思えば背中を押してくれた方々に感謝です。
ロングでもショートでも、どうやら「スイム→バイク→ラン」の順で抜かれていく先行型スタイルは変わらないということがはっきりしました。
今年は、初ロングの五島Aで年代別3位、99Tで年代別1位と、たまたま結果がついてきたシーズンでした。
ただ、「スイム→バイク→ラン」と順位が落ちていく展開からはそろそろ脱却したいです。
スイムアップ後のトランジションでバイクがずらりと並んでいるのはすごく気分が良いのですが、最後のランで抜かれると本当に気が滅入ります。
ラン単品では以前より成長したと思うのですが、トライアスロンのランになると、どうもパッとしません。
その辺を考えながら、いつかランでごぼう抜きできるように練習したいと思います。
そして、まだ出たことのない楽しそうなレースが全国あちこちにあるので、今から来シーズンはどの大会にエントリーしようか楽しみです。
こんにちは。池上一希です。
18歳の大学一年生です。よく大学ではやってないの?と聞かれますが大学では何もやっていません…
なぜ青トラなのかと言いますとロングやミドルの大会に出場したいというのが一番大きかったです。
というわけで6月から青トラで練習をしています。
デビュー戦として8月の下旬の木更津トライアスロンのオリンピックディスタンスを選びました。
コースは波もなくフラットで泳ぎやすく走りやすいコースでした。
スタート前まで:気温はそこまで上がらず水温は温かい方でした。試泳はしっかりできて海の感じなども掴めました。初めてでトランジションエリアのセッティングの仕方もよくわからなかったので周りの人の真似をしてなんとかしました。
スイム:2回目のOWS、集団では初めてなので安全に後ろからスタート。それでもスタート直後は激しいバトルに巻き込まれゴーグルに水が入ってしまい途中で出すまではなかなか泳ぎに集中できませんでした。タイムは自分の予想より2、3分遅れてしまい焦りながらバイクへ
バイク:どフラットなコースそんな中一番きつかったのは風はなく腰痛でした、1周目から腰に激痛が走り続けていました。ポジションが悪かったのでしょう…そのため必要以上に足を使ってしまいました。結構疲れながら最後のランへ
ラン:バイクで思った以上に足を使ってしまい疲れていたためペースは落ちていくばかり、途中から靴擦れも痛くなってきてヘトヘトの中なんとかゴール…元陸上部とは思えないランの遅さにショックを受け、トライアスロンの辛さを実感しました。
全体的に課題が多かったデビュー戦ではありましたが、完走できたことの喜びも大きかったです。なんでトライアスロンやってるの?よ聞かれたら完走した時の達成感が半端無いからと答えそうです。
木更津トライアスロンはとてもフラットなコースで初めてのトライアスロンにぴったりだなと思いました。
まずは僕がトライアスロンを始めたキッカケから。
遡ること2年前。地元品川の街なかに貼り出されていた青トラ(Earth)さん主催の
「お台場オーシャンスイムクリニック」のチラシを目にし何気なく参加してみたこと。
その理由は単純に「近いし面白そうだな?」。中学・高校と陸上部、社会に出てからも
直近10年ほどは走っているし、学生時代にはスキューバダイビングもやっていたので
「まあ何とかなるだろう」と軽い気持ちで参加した結果・・・見事に撃沈でした。
300メートルの模擬レースでしたが、まともに泳げたのは最初の50メートルだけ。
あとはライフセーバーのお兄さんに「やめますかぁ?」と何度も声をかけられながらも
リタイアだけは自分のプライドが許さなかったので、残る250メートルを平泳ぎで何とか
アップ。すっかりゴールしていた僕以外の参加者に浜辺から気の毒そうに眺められ、
結局リタイア以上にプライドがズタズタになるという本末転倒な結果に。もう悔しくて
恥ずかしくて・・・すぐさまコナミの水泳教室に通いましたよ!そこで基礎の基礎から
教わり、翌年の1シーズンはアクアスロンを5戦と、トライアスロンの雰囲気を掴むために
キサトラリレーランパートに参加し、2016年を終えました。
そしていよいよ2017年。デビュー戦は5月の伊豆大島スプリントでしたが、お約束の強風の
ためスイムパートがキャンセル。ラン+バイク+ランのディアスロンになったため、
実質的なデビューは6月の館山わかしおトライアスロンに。
スイムでは、右呼吸しかできない僕に右からの意地悪な波が押し寄せ軽いパニック状態、
途中平泳ぎを挟みながらヘロヘロ状態でスイムアップ。バイクはというと、直前までの
豪雨で至る所に水溜りができ、バイク初心者につき水溜りと急カーブは止まってしまう
ほどのスピードで何とかクリア。
しかし悪コンディションがかえって功を奏したのか、ランは多少のトラブルはあったものの
脚を残しフィニッシュ。初ODにして3時間切り(2時間51分)を達成できました。
そしてOD第2戦の「木更津トライアロン」・・・舐めてました。
キサトラは、バイクで航空自衛隊の滑走路を疾走できる唯一の大会。海も穏やかだったし
滑走路は超フラットで気持ちいいし、調子こいていたら次第に気温が高くなりランパート
時には真夏の空でした。練習でブリックランもやったことないし給水や補給食のタイミング
も適当だし、おそらくバイクパートまでにエネルギーをほとんど使い果たしていたと思われ
ます・・・結果、得意のランで大失速!走っていて嫌になりましたよ、あーなんでこんなに
走れないんだ!って(笑)。脚という脚が痙攣しフィニッシュ後は暫く動けませんでした。
水分欲求も止まらず、軽い脱水症状を起こしていたのかもしれません。
トライアロン・・・奥が深い・・・ミドル、ロング・・・想像ができません。でも青トラの
先輩方にロングの素晴らしさや経験談などをお伺いするにつけ、「俺もいつかはそう
なりたい!」というモチベーションをもらっている今日この頃です。
これからもよろしくお願いします!