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「ワールドマスターズゲームズ」出場に向け、9月22日に大阪城トライアスロンに出場しました。ところでみなさん、「ワールドマスターズゲームズ」をご存じですか?
オリンピックの翌年に開催される、概ね30歳以上を対象にした生涯スポーツの国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ」は、1985年にトロントで第1回が開催され、これまで9回開催されました。
第10回大会は、東京オリンピックの翌年の2021年に、アジアで初めて、日本の関西で開催されることが決まっています。
「ワールドマスターズゲームズ2021関西」は、2021年の5月14日(金)から5月30日(日)までの17日間に全35競技・59種目が実施され、トライアスロンは5月22日(土)から23日(日)に、徳島県美波町のひわさうみがめトライアスロンコースで行われる予定です。
4年に1回の国際大会、それも第10回の記念大会が日本で開催されるのであれば、是非出場したいなあ、と思い、トライアスロン競技の出場資格がどうなるか注目していたのですが、2018年12月にJTUがプレスリリースで、「2019ランキングポイント獲得選手に出場資格を授与する」と発表。
JTUのランキングポイントを獲得するためは、年間20数試合の対象大会のどれかで、年代別5位以内に入らないといけません。これはかなり高いハードルです。
私がエントリーした2019のランキングポイント対象大会は、4月の石垣島トライアスロン、5月の横浜トライアスロン、7月のサンポート高松トライアスロン、そして9月の大阪城トライアスロンの4大会。
4月の石垣島は年代別6位で惜しくもポイント獲得ならず。5月の横浜は10位、7月の高松は8位と、なかなかポイント獲得に手が届きません。残りはあと1つ、今シーズン最終戦の大阪城トライアスロン。
と思っていたら、JTUが2019年4月に出したプレスリリースで、「2019JTUランキングポイント対象大会の完走選手に出場資格を授与する」と、出場資格をかなり緩めていたことが判明。
「えっ、完走さえすればいいの?本当かな?」と思ってJTUに問い合わせたところ、「完走で出場資格を授与する方向で考えているが、カテゴリーによっては申込人数なども見て、ポイント獲得者を優先する」との答え。
なんだかハッキリしませんが、とりあえず、大阪城トライアスロンは、年代別5位以内に入ってポイントを獲得することを目標に出場しました。
さて、大会前日。バイクを輪行して大阪に向かおうと思ったら、電動シフトDi2が動きません。充電はしていたので、バッテリー切れではなく、放電トラブルのようです。修理はとても間に合わないので、仕方なく、ローラー用にしていた、機械式シフトのアルミバイクで出走することにしました。夕方に大阪に到着し、受付を済ませ、最終の競技説明会に出席。やれやれ、これで何とか出走できます。
大会当日。台風が接近していましたが、何とか天気は持ちこたえています。私は第3ウェーブで、11時半にスタート。
スイムはこの大会の名物、大阪城の東外壕を2周回するコース。水は緑色で透明度は低いですが、臭いはなく、むしろ横浜などよりもきれいに感じました。相変わらずスイムは遅く、5分遅れスタートの女子にも抜かれて、32分弱かかってスイムアップ。
スイムアップ時に、眼鏡置場から度付きサングラスをとる際、色の似ている他人のサングラスを間違えてピックアップしてしまいました。気づいたのはずっと後。結局、ゴールまで視界不良に苦しみました(涙)。
バイクは大阪城公園を出て、玉造筋を走る6キロ強のコースを6周回。狭いカーブやUターンがあり、追越禁止区間が多く設定されています。なるべくUターン後の長い直線でダンシングで加速し、先行選手を抜くように心がけました。スイム終了時に216位(年代別15位)だった順位は、バイク終了時には93位(年代別5位)にまでジャンプアップ。
ランに入る頃には日射しが強くなって、かなり暑くなってきました。ランコースは大阪城公園内を4周回。エイドごとにかけ水をして身体を冷やしながら走ります。3周目ぐらいから熱中症気味で、吐き気がしてきましたが、何とかこらえてゴール。2時間30分23秒でした。サブ2.5まであと一歩、惜しかったです。
早速、速報をチェック。おー、年代別3位! 目標にしていたランキングポイントばかりか、来年の世界選手権の出場資格まで獲得しました。出来過ぎの結果です。頑張ってよかった?。
これでワールドマスターズゲームズのトライアスロン出場を確実にしました。エントリー開始は2020年2月から。徳島の地で世界中の選手たちと一緒に競技するのが今から楽しみです。
posted by 2019.10. 9 | メンバー