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4月14日、全日本トライアスロン宮古島大会に出場してきました。
私にとって、初のロングディスタンス。当選の知らせが届いた時、スイム3km、バイク157km、ラン42.195kmの距離を、制限時間13時間30分の中でゴールできるのだろうか、大会までに何をすれば良いのだろうかと考えました。課題はすぐに見つかりました。苦手なバイクを克服しなければ、今の実力では間に合いません。
そこで早速DHバーを取り付けました。これまで苦手意識からミドルのレースでもDHバーをつけずに走行していましたが、今度はロングディスタンス、しかも強風で知られる宮古島では もう そんなことは言っていられません。とにかくDHポジションで長い距離を乗れるようにならなければ。それからはローラー台や川沿いの道を走行して練習を重ねました。
大会当日は朝からあいにくの天気。豪雨の中スタート会場に向かいました。悪天候による視界不良のためスタート時刻が15分遅れましたが、競技は予定通り行われることになりました。
スイムはバトルを避けるため、大外を泳ぐ作戦でした。途中多少のバトルに巻き込まれ、ゴーグルがずれたりしましたが、大きな泳ぎを心掛けて自分のペースで泳ぐことができました。
そして、いよいよバイクです。練習してきたことを信じて157kmを乗り切ろう!降っていた雨もあがり朝の太陽の下、伊良部島、池間島に向かうまでの間はとても気持ちよく走れました。その後、天気は晴れから雨、また晴れと繰り返し、辛い向かい風もありましたが、DHポジションで走行し、なんとかトランジションに到着しました。
苦手だったバイク。以前の私にはバイクは単なる乗り物にすぎず、チェーンが汚れている(黒くなっている)ことも知らないまま、レースに出たりしていました。しかし、昨年のあるレースから気持ちに変化があらわれました。これまで何のトラブルもなく、いつも無事にトランジションまで連れて行ってくれていたバイクに対し、急に愛着が湧いたのです。それからは、チェーンもきれいに洗浄してオイルをさし、メンテナンスをして感謝の気持ちを持って乗れるようになりました。今では可愛い相棒のような存在です。
最後はランです。バイクの後半にお尻の筋肉に痛みが出て、ランに響かないかと少し心配しましたが、走り始めたら全く痛みは無し!最初の5kmあたりまでは いいペースで走れました。しかし、太陽が照りつける中、暑さからエイドで止まっては水を飲み、氷をもらって冷やしと、次第にペースが落ちていきました。21kmの折り返しを過ぎてからは、今度は強烈な眠気に襲われ、後半はずっと睡魔との戦いとなってしまいました。
それでも、ゴール手前 2kmほどの所で仲間のお二人に会えて眠気も覚め、一緒に走って最後は三人で手を繋ぎ笑顔でゴールすることができました。
初ロングの宮古島トライアスロンを楽しく完走できたのも、沢山の方々のおかげと感謝の気持ちで一杯です。
4年前の夏、トライアスロン初心者の私に 泳ぎ方、バイクの乗り方を一から教えて下さった青トラ代表の関口さん、ありがとうございました。
ご指導いただいたコーチの皆さま、ありがとうございました。皆さまの教えを胸に、最後まで頑張ることができました。
DHポジションの乗り方、レース中の補給の摂り方を親身になってアドバイスして下さった先輩、仲間の皆さま、ありがとうございました。おかげでバイクも楽に乗れるようになりました。
今回のツアーでご一緒して頂いた仲間の皆さま、ありがとうございました。レース中、バイクやランで会えた時にかけて頂いた言葉が力になりました。皆さまのおかげで4日間を楽しくリラックスして過ごすことができました。
大会運営・スタッフの皆さま、宮古島の皆さま、ありがとうございました。夜遅くまで沿道で応援して下さり有り難かったです。
心温まるとても素敵な大会でした。また出場できるよう、これからもトレーニングに励みたいと思います。
posted by 2019.04.26 | メンバー