青山エイドステーション

« 前の記事 | 青山エイドステーション TOP | 次の記事 »

★シンゴのトライアスロンデビューの背景から故郷広島でのデビューレース、そして初51.5km完走のメモリアルレースと完璧なフィニッシュシーン★

★シンゴのトライアスロンデビューの背景から故郷広島でのデビューレース、そして初51.5km完走のメモリアルレースと完璧なフィニッシュシーン★

★トライアスロン、そして青山トライアスロン倶楽部との出会い

"トライアスロン"という競技が存在することは昔から知ってはいましたが、アイアンマンレース(3.8kスイム、180kバイク、42.195kラン)のイメージが強く、
軽くランニングとスイムしかやっていない自分が大会に出場することど考えたこともありませんでした。

あるとき、通ってたスポーツセンターでお台場でトライアスロン教室入門編が開かれることを知りました。
入門編ならと軽い気持ちで参加してみることにしました。
このときはスイム、バイク、ラン、そして座学の簡単なものでしたがトライアスロンへの興味が少し湧くことになりました。
その数か月後、今度は実践編が一泊二日で行われることとなり気づけばエントリーしていました。

千葉で行われた実践編は、ビデオを撮影しながらランの講義、実際の海をウェットスーツでのスイム、バイクの公道走行などどれも非常に面白く、
またミーティングでは青トラ代表の関口氏から、新島トライアスロン大会をはじめ複数の大会の映像をみせていただきました。
綺麗な海や、必死にペダルを踏む選手たち、前夜祭や後夜祭の盛り上がってる様子などを見ていると、何時の間にか自分もトライアスロンをやりたい気持ちが大きくなってきました。

翌日の参加者全員でアクアスロン(スイム、ラン)の模擬試合を終える頃には、トライアスロンをやる決心がついていました。
後日、青山トライアスロン倶楽部へ入会届を行い、トライアスリートへの一歩を踏み出しました。
しかし、残念なことにバイクやウェットスーツが揃う頃には、主だったトライアスロン大会の申し込みが締め切られており、この年はレースに出場することなく、シーズンが終了を迎えてしまいました

今年の夏に開催されるトライアスロン教室実践編in南房総の詳細・エントリーはこちらから


------------------------------------------------------------------
★廿日市ASTCアジアトライアスロン2016 トライアスロン大会デビュー戦

<デビュー戦をやるなら故郷で>
折角デビュー戦をやるなら新島でもない、横浜でもない、故郷広島でやりたい。そう思ってこの廿日市市で開催される大会にエントリーしました。
初の大会参加であり、なおかつGW中のため、バイクの輸送、宿の手配、前日当日の手続き等不安材料は多かったものの、旅行会社やホテルに無理を言いつつなんとか参加にこぎ着けることができました。旅券の関係で前日のバイク預託に間に合わず、心底焦りましたがバイクをそのまま部屋に持ち込む許可を頂いたホテル側の対応は本当に助かりました。

<突然のスイム短縮>
朝5時に宿泊先のホテルを飛び出し、15km先の大会会場へ向けてバイクにまたがりました。
空は雲もほとんどない晴天で、はつかいち大橋を全力でペダルを踏んだりして汗だくで開場入りしたことを覚えています。
トランジションでバイクをセットしていると突然アナウンスが...どうやら水温が低すぎるため、スイムの距離が1500mから500mへ短縮されるとのこと。
確かに前日のカンファレンスでも水温の低さを心配されており、スイムスキップも可能にはなっていましたが。
周囲では安堵の声も聞かれましたが、私は二重のショックを受けて呆然としていました。
トライアスロンデビューに選んだ記念の大会が距離短縮されること、
そして、それはつまりこの大会を完走してもスタンダードディスタンス(51.5km)の完走リザルトが手に入らないということになります。

<気持ちを切り替えて>
折角のデビュー戦なのだから楽しまなくては損だと、気持ちを切り替えて最初のスイムに向かいます。
ここで運営の判断は正しかったと痛感しました。水が冷たすぎる...明らかにサウナの冷水より冷たい。
さらには緊張からか力み過ぎて最初から激しい競り合いに参加した挙句、過呼吸に陥る始末。持ち直すのに300mほど掛かりました。
500m泳ぎ切った後はフラフラでトランジションエリアに駆け込みました。もしかして1500mだと関門に間に合わなかったかも。。。

急いでウェットスーツを脱ぎ、乗車ラインを過ぎてバイクにまたがりましたが、今度はビンディングが嵌らずバランス崩してコーンへ接触しそうに。
なんとか持ち直したものの、傍にいたスタッフさんから落ち着いて、ゆっくり行きましょうのエールをいただきましたが、恥ずかしくて片手上げて答えただけでコースへ飛び出してしまいました。

それでもバイクのコースはアップダウンが少なく、天候の良さと相まって大変気持ちが良いものでした。
スイムで冷えた体も温まって、沿道から応援してくれる家族へ手を振る余裕もでてきました。
40Kmという距離をそこまで長いと感じる前にバイクは終わり、いよいよ最後のランへ。

<脚が動かない...>
10Km。まったくランニングをされない方は長い距離だと思われるかもしれませんが、ハーフ/フルマラソンをされる方にとっては大した距離でないはずです。
私も10Kmくらいなら少々疲れていても何ともないと思っていましたし、バイクで少々息はあがっていましたがまだ余裕を残していました。
ところが、ランニングシューズに履き替え走ろうとすると...脚が思うように動きません。マラソンで30Km超えたあたりの感覚に近いと思います。
しかし残りは10Km。とりあえず腕を振り、脚を少しでも前に出します。給水所を過ぎ5Km程度走るとゴールの傍までたどり着き後は周回コースとなりました。
するとMCが”続いては〜青山トライアスロン倶楽部ユニフォームが見えてきました”などと盛り上げてくれます。ここでは恰好つけて少しペースアップ(笑)。

<ゴールの興奮>
最後の周回を終えゴールへの直線に入ると、自分の名前がアナウンスされ、両サイドからは拍手のシャワーです。
まるでトップでゴールへ帰ってきたかのような錯覚さえ覚え、テンションは上がる一方でした。
両手を上げてガッツポーズしながら、用意されたゴールテープの中へ飛び込みます。
肩からタオルを掛けられ、テントへ誘導されるときには目頭が熱くなりました。
たまらない達成感と心地良い疲労感を味わいながら、トライアスロン始めたことによる新しい喜びを噛みしめました。

------------------------------------------------------------------
★2016世界トライアスロンシリーズ横浜大会 初の51.5Km完走リザルト

廿日市でのトライアスロン大会でデビューした二週間後、
日本開催されるトライアスロン大会の中で最も観客の多いといわれる横浜トライアスロンは参加しました。

<厳しいスイム>
横浜トライアスロンでは山下公園前の氷川丸周辺を三角形に泳ぐ一周750mのスイムコースでしたが、この日は風が強く、波がたっていました。
一周目は大きくながされたり、波に対応できず遅くなったものの、二周目に入ると次第に慣れていきました。
1500m泳ぎきり、トランジションエリアへ向かう通路で海上に目をやると、リタイヤされている方が数人確認できました。
厳しいスイムだったように思えます。

<沿道からの声援に感謝>
バイクは周回コースで、片方は山下公園を前が折り返しになっています。ここにはたくさんの観衆がおり、がんばれの声援が途絶えません。
非常に気持ちが良く、またその声援が力になるかのようにペダルを踏み込めました。
もう片方側は観衆は少ないですが、ボランティアやスタッフの方が声をあげながら注意喚起や応援をしてくれます。

ランにはいったときも、小さい子からお年寄りまで、違うジャージを応援している団体からも声援をいただきました。
もちろん青トラのチームメイトの方々からも。
脚はきついし、息もあがっていますが、走る事を止めようと思わないのは、この声援のおかげなのかもしれません。

<前回のゴールでやり忘れていたこと>
いよいよラン周回を終えて、ゴールゲートまでの直線にはいりました。廿日市のときと同じように名前を呼ばれテンションはあがってはいたものの
今回は冷静に、青トラ伝統(?)の村上ジャンプを決めるべく体力を温存していました。
そしてゴールテープ切る瞬間、全力でジャンプ。MCも”吉岡選手、ジャンプでフィニッシュ〜”と拾ってくれました。かなりうれしかったです。

<リザルト>
横浜トライアスロンを無事完走でき、51.5K完走のリザルトを得ることができました。これでミドル以上の大会にもエントリーができます。
ただ、記録はまだまだ納得いけるものではなく、今後はミドルディスタンス以上の大会も視野に練習に邁進したいと思います。

★シンゴのトライアスロンデビューの背景から故郷広島でのデビューレース、そして初51.5km完走のメモリアルレースと完璧なフィニッシュシーン★

posted by 2016.06. 8 | メンバー

« 前の記事 | 青山エイドステーション TOP | 次の記事 »

このページのトップへ


無料体験お申し込み

お問い合わせ

青山トライアスロン倶楽部メールマガジン登録

青山トライアスロン倶楽部スケジュール

青山トライアスロン倶楽部キッズ公式ブログ

大阪トライアスロン倶楽部

EARTHトライアスロンショップ