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2014年の1月に青トラに入会し、今年で2年目のトライアスロンシーズンを迎え、思い切ってロングに挑戦し、何とか佐渡Aを完走しました。少し時間が経ちましたが、振り返ってみます。
<トライアスロンを始めて>
昨年は、始めたばかりということもあり、右も左もわからない状態で、「どの大会に出るの?」などと聞かれても、「さぁ・・。(っていうか、何の大会があるのかも知らないんですけど・・)」というような状況で、青トラの皆さんに言われるまま、申し込み締め切りに追われるままに、新島・指宿・酒田・館トラ・99TのOD、佐渡Bのミドルに出場し、何とか完走することができました。6レースも出て、怒涛の初シーズンでした。
おそらく、最初のシーズンに、ミドルまで完走できたことで調子に乗ってたんだと思います。
またまた、周りの皆さんの勢いに飲まれ、2015年は、ロングに挑戦することにしました。レースも、新島のOD・バラモンA・佐渡Aの3レースに絞り、ちょっと通ぶってみました。
<バラモンAへの挑戦>
最初のロングへの挑戦は、6月14日 長崎五島のバラモンAでした。
バラモンAは、まさかのラン5km地点でのDNFでした。カ゛━━(゜д゜;)━━ン!!
スイム3.8kmは練習の成果もあり、速くないけど、問題なく泳げました。
次のバイク180kmは、やはり明らかな実力不足でもうヘロヘロ。おまけに、初めてのロングで、ハンガーノックが怖く、バイクボトルに高濃度&高カロリーなジェルを、化学反応が起きてもおかしくないくらいに混ぜてバイクに搭載し、ノルマ的にガンガン飲みました。
その結果、お腹がやられ、ランスタートしてからは、毎回、トイレに行く羽目にになり、気力が続かず、リタイヤしました。
<佐渡Aへの挑戦>
ここから、9月6日 佐渡Aに向けての挑戦が始まりました。実質、あと2か月で、何ができるのか?
もう、やれること、やるしかありません。
行ける練習会は、全部行きました。合宿やOWSの大会にも日程が合えば、全て参加しました。
と言っても、私も社会人。仕事もあり、計画したこと全てできるわけではありませんでした。家庭もあるから、夏休みには、普通の旅行にも行ったりもします。
とにかく、やれること、やるしかない!練習ができないときは、夫を巻き添えに、朝5時起きで走ったり、筋トレしたり、ツールドフランスのDVD見ながら、ローラー台に乗ったりしました。(その後、騒音で、早朝のローラー台は、夫から禁止されました・・。)
こうして、9月6日 佐渡の大会を迎えました。
前日の土曜日に、青トラのツアーで、佐渡入りしました。
レース前の準備でバタバタと忙しいけれど、宿はレース会場も近く、いつもの仲間とリラックスし、当日を迎えることができました。
<大会当日>
3時起きで支度をし、宿で朝食を食べました。レース慣れしてきたせいか、仲間といるからなのか、あんまり緊張感なく、会場へ歩いて向かいました。やはり、会場近いのはいい!歩いて会場に向かうことで、会場周りを確認できたり、気持ちも落ち着く気がします。
<スイム:3.8km>
今年、最後のトライアスロンのレース、ロング2戦目。今回、完走できなかったら、今シーズンのロング完走はない。ということからか、スタート前、何だか緊張してきましたが、直前まで持ち込んだペットボトルのスポーツドリンクを飲んだり、短い試泳の時間に、青トラの仲間の周りをくるくる、ゆったり泳いでいたら、何とかリラックスできました。
スタートしてからは、すぐにピンチに。スタートした場所が悪かったのか、バトルに巻き込まれました。スペースもない中、平泳ぎする人、足をつかむ人。しばらく我慢して泳いでいましたが、このまま泳いでたら、リタイヤしそうな気がしてきたし、今シーズンのトライアスロンレースでの事故のことなど思いだし、集団から外れることにしました。
立ち泳ぎをし、そっと、集団から大きく外側へ外れ、心拍数も上がっていたので、単独で200mくらい平泳ぎで進みました。レスキューの方にも心配され、完全にマークされているのがわかりました。
しばらくして、落ち着いてから、クロールで泳ぎ始め、それからは、ノンストップで、自分のペースで最後まで泳げました。速くは泳げないのですが、最近、スイムが気持ちよくて仕方ありません。自分の計画よりは、9分ばかり遅い、1:43:44でスイムアップしました。
<バイク:190km>
スイムで自分の計画よりもタイムが遅れてしまっていたものの、やはり、長いバイクを快適に過ごしたく、トランジッションは、余裕をもって行いました。股やお尻が痛くならないように、予めシャモアクリームを塗っておいたバイクパンツに履き替えました。
今回、一番練習してきたのは、バイクだったと思います。やはり、やればそれなりのことはあり、順調なレース展開でした。スイムアップが遅かったので、たくさんの人を抜かすことができました。登りを苦手としていたのですが、さんざん、ヒルクライム練習してきたからか、佐渡の坂をあんまり辛く感じませんでした。もちろん、登りは苦手だから、早くないのですが、苦しくはありませんでした。練習ってすごいです。DHバーを上手く使えたのか、平地はとてもスムーズに走ることができました。
バラモンで失敗した補給も、反省を踏まえ、問題なくできました。前週に参加した河原コーチの座学で学んだ補給の仕方をかなり忠実にやりました。この補給の仕方は、練習もしておいたので、完ぺきでした。備えあれば憂いなしです。
バイクは楽しいまま、7:39:18で走り終えました。自分で、2か月前のバラモンの時とはぜんぜん違うことがわかりました。
<ラン:42.2km>
バイクを終えた時点で、自分の作ったタイムスケジュールよりも早く、かつ体調もいいので、気持ち的に余裕が出ました。トランジッションでは、のんびりバナナを食べたり、トイレに行ったり、ストレッチしたりしました。そして、満を持して走り始めました。
最初は、調子がいいこともあり、キロ6?6.5分くらいで調子よく走っていました。走っていても楽しかった。仲間ともすれ違うので、ハイタッチしたり、励まされたりして、テンション上がります。「いけるいける!」「ゴールで待ってるよ!」そんな言葉でランナーズハイな私はキラキラした気持ちになれました。
だんだん暗くなってくる頃、バイクの終盤くらいから降っていた雨がひどくなってきました。暗く、冷たい雨の中、孤独に走る可哀想なイメージです。30km超えたあたりから、キロ10分くらいでしか走れなくなりました。前を行く歩いている人に離されていくありさまでした。歩いたほうが早いのかもしれないと思いましたが、ペースを崩したり、マインドがやられることが怖く、ひたすらキロ10分超で走り続けました。
ゴールが近づくと、応援してくれる地元の人がハイタッチで迎えてくれました。その向こうには、青トラの皆も。嬉しさで、自然と走るペースがあがります。
ラン、5:35:57、トータルで14:58:59で完走することができました。
<シーズン終えて>
今シーズンは、佐渡で最後のレースとなりました。いい形でシーズンを終えることができ、最高の気分であることと同時に、もっとレースに出たい気持ちもあります。今、他のレースに出ている人たちがうらやましくて仕方ないです。来シーズンをどう過ごそうか、今から楽しみですし、練習してもっとできる人になりたいという機運が高まりました。とは言え、佐渡から戻ってから、仕事が忙しく、練習ができなくなっている現実があるのですが、来シーズンに向けて、準備・計画していきたいと思います。
皆さん、引き続き練習やレースで、よろしくお願いします!
posted by 2015.10.16 | メンバー