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★朋子ちゃんの初レース「銚子トライアスロン」完走記!門脇先生から大会参加の後押しをして頂きました!フィニッシュは感動の涙で★

★朋子ちゃんの初レース「銚子トライアスロン」完走記!門脇先生から大会参加の後押しをして頂きました!フィニッシュは感動の涙で★

5月頃に入会させていただきました#222の川原と申します。この度、初レースの銚子トライアスロンレースを何とか完走することができまして、甚だ僭越ながら、完走記を寄せさせていただきます。
 私が青トラに入会させていただいたきっかけは、会社の飲み会で、すでに青トラメンバーでいらっしゃった門脇さん(以下、「先生」とお呼びします。)にお誘いいただいたことでした。その夜は4人で5本くらいのワインを楽しみ、かなり出来上がった状況で、今思えば完全にノリ先行のスタートで、このノリはレース当日まで続きました。
 青トラには入会させていただいたものの、なかなかレッスンに参加できず、初っ端から幽霊部員となっていましたが、スイム練を中心に細々とトレーニングを続けました。但し、海への恐怖だけは個人練習ではどうにもならないと思い、青トラのオーシャンスイム練には、ほぼフルで参加しました。プールとは全く違う海でのスイムを事前に経験できたことは、本当に良い経験となりましたし、茅ヶ崎の激しい波を前に一緒に立ちすくんだ初心者コースの青トラメンバーの皆さんの存在は、レース当日のスイムの時も心の支えとなりました。
 夏を前にし、先生から銚子のレースに登録せよとのご指示があり、深く考えもせずに登録をしました。8月になり、新車のバイクも到着し、準備だけは整いましたが、ビンディングが恐ろしく、自主練はゼロ、バイクは家の中で高級オブジェとなっていました。
 レース1か月前の9月上旬に、先生に「勝手にODレース」を企画していただき、参加しました。
結果は散々で、スイムは何とか1.5キロ泳げましたが、バイクは乗車2回目でママチャリの延長、ランは日ごろの飲み練による体重の蓄積でゲボゲボの状態でした。ちょうど同じ頃、たまたま銚子レースのHPを見る機会があり、制限時間が3時間30分であることを知り、これは真面目にまずいと心底思いました。
 それからレース前1週間までは、早朝に起きほぼ毎日ジョギングを5-15キロ、仕事後にスイム練、Tailwindの遠藤さん・鈴木さんに泣きつき週末は大井ふ頭で個人レッスン(2回)、更に減量のため夜は糖質制限食を貫き、取引先との接待も糖質制限向きのお店を選び、最初の乾杯はビールを断りすべて焼酎水割りかレモンサワーで乗り切りました。
 結果、ランがかなり安定し始め、1か月前はビチビチで着脱すら難航したアマゾン格安で買ったトライスーツ(関口さん、来年までには青トラのユニフォーム購入します!)も何とか着こなせるようになりました。また、バイク練習で、前ギアの存在とそのパワー、使い方を教えてもらい、下り坂は前ギアで2倍(以下、「バイキルト走法」と呼びます。)を付け焼刃で学習しました。
 そして当日。先生が自宅前まで車で迎えに来てくださり、朝5時頃東京を出て銚子に向かいました。会場全員が熟練のアスリートに見え、この頃から脈拍が徐々に上がり始めました。
その後、「ほな、私は帰ります。まぁ何とかなりますから笑」と爽やかに先生がお帰りになり、ここから脈拍が高値安定モードに突入しました。5分後、ノリでトライアスロン挑戦を決めたあの夜に、一緒に飲んでいた会社の2人が入れ替わりで応援に向かって来てくれていることがわかり、電話口で同僚の声を聞いた時は、胸が一杯で言葉になりませんでした。が、緊張は一向におさまることはなく、日焼け止めを完全に塗り忘れ、レース後体全体が恐ろしい黒さとなりました。
 銚子のスイムコースは遠浅で、スタートから数十メートルは走り、その後泳ぐイメージです。波もそれほど強くなく、八景島でのオーシャンスイムに似ているように感じました。
第一ウェーブでスタートをし、海で泳ぎだすなり脈拍はさらにグングンとあがりとても苦しい時間が続きましたが、「茅ヶ崎メンバーはみんなこれを乗り切った!?ウェットを着ている限り絶対溺れない!大体泳ぎだしはいつもキツイ」を心の中で繰り返し唱え続け、1周目を終えました。このペースを保てば制限時間にはかからないと思い、2周目はかなり落ち着いて泳ぐことができ、スイムアップしました。
 トランジッションエリアに着くと、女子選手は全員次のバイクへスタートされており、妙に気が楽になりました。ウェットがなかなか脱げず座り込み、この時背後から応援の友達が写真をとってくれていたのですが、後で見返すと、動物園の猿が毛づくろいをしているような感じで、随分とイケてなかったです。
初レースでも、ある程度タイムを目標にされている方は、やはりトランジッションエリアでの所作は事前にイメトレ等された方が良いかと思います。
 何とかウェットを脱ぎ、やっとバイクコースへ。銚子のODの話をすると、あそこってバイクがキツイんだよね、とやたらと言われていましたが、ノリ重視の私にはあまりその言葉の意味がわかっていませんでした。片道5キロのコースを4往復。直前に大井ふ頭で2回練習したし、スイムも何とか終わったし、イケるイケると思ってスタートしましたが、全然イケませんでした。結構なアップダウンが片道2回ずつ位続き、上りは傾斜10%位で時速6キロ-7キロまで速度が落ち心拍マックス、下る直前にバイキルトを唱えバイキルト走法で50キロ超、練習でも出したことない速度で肝を冷やしながら、もう滅茶苦茶なレース展開でした。
 バイクの目標時間を大幅に超え、何とかランへ。スイム・バイクの後のランの辛さは、「勝手にODレース」で身にしみていたため、自分なりの対策法として、超ピッチ走法で足の踏み込み回数を増やし、徐々に足をならして走りだしました。数キロで足も慣れ、5分40秒-50秒位で走れていることがわかり、後半ペースダウンしてもこれだったら制限時間に間にあうと思うに至り、まだゴールもしていないのに感極りかけ、息苦しくて呼吸困難に陥り、危なかったです。段々と近づいてくるGOALを目指してラストスパート。応援の2人がはっきりと肉眼で確認できる頃には、涙があふれだし、ゴールはガッツポーズではなく、目頭を手で押さえ涙を拭きながらのうつむきポーズでのゴールとなりました。
 こうして初レースをノリで乗り切りることができたわけですが、ノリ先行はやはり危険で、それぞれの種目の特性を事前に頭に入れて、十分に対策を練ることが重要であることは身にしみました。それにしても、銚子ODレースの完走は、素晴らしい成功体験となり、今や辛かったことは何にも覚えていません。覚えているのは、先生の優しさにあふれたスーパーポジティブな言葉と、青トラの関口さん、コーチの方々、一緒に練習をさせていただいたメンバーの皆さん、お世話になった沢山の方とご一緒した楽しい時間だけです。一人では決してできなかったと思います。沢山の方に支えていただきました。
心から感謝しています。ありがとうございました。いただいたご縁を、いつか私もどなたかに紡ぐことができたらと思います。シーズンは終わりましたが、来年のレースに向けこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
 

posted by 2013.11.20 | メンバー

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