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会員番号 No,108 中澤 隆(りゅう)です
9月13日(金)にロンドンのハイドパークで開催された「2013世界トライアスロンシリーズ グランドファイナル ロンドン大会」のパラトライアスロン部のTRI?6bに参加して来ました!
本来であれば、横浜大会でガイドしていただいた原田さんと一緒に出場の予定でしたが、世界選手権の週にチームケンズ主催の大会があるため、どうしても行けないということで、青山トライアスロン倶楽部代表の関口さんと一緒に出場しました。
関口さんとは、伴走はしてもらったことは練習の時に度々あります。またタンデムバイクも合宿や
渡良瀬遊水地などのレッスンでいっしょに乗った経験がありましたが、伴泳はしてもらったことがないので、少し不安でもありました。
そして、その不安を無くす為に、また、何よりロンドンに向けた強化練習ということで、色々な大会や練習に関口さんと一緒に頑張って来ました。伊豆CSC5時間耐久レースに3人1組のチームメンバーに加わり、タンデムバイクで出場したり、鹿島槍合宿のヒルクライムディアスロン。鹿島槍の激坂をタンデムバイクで走ったのは自分達が初めてだったと思います!そして、スイムでは湘南オープンウォーターの2.5kmの部に出場。MAX750mしか大会で泳いだことが無いので不安でした。関口さんもMAX2kmまでしか泳いだことないと言っていました。今回は2.5kmと長距離なので、伴泳を関口さん含めて2人付けることになり、そして関口さんと自分の足首には、伴泳用の紐を付けて泳ぎきることが出来ました!
関口さんがサーフィンをやっていたこともあり、サーフィン用のリーシュコードを2本手配し、両方に足に付ける部分を取り付けることでオリジナル伴泳ロープの完成です。大会に向けてはレギュレーションの関係でさらに短くするために、ボディボード用のリーシュコードで伴泳ロープを準備しました。
万全ではないものの、今の力を一緒に出し切る思いで、ITU世界トライアスロンシリーズグランドファイナル(2013/ロンドン) 日本代表選手団の一員としてロンドンへ行きました。初めての海外レースなので、期待と不安でいっぱいでした。パラトライアスロンチームは11名の選手と2名のガイドです。出発は成田空港で、世界トライアスロンシリーズ横浜大会でともに戦ったパラのメンバーがいたので、障害の種別は違いますがたくさんの良き仲間が居て良かったです。またJTUからのサポートスタッフの富川さんや松山さんも色々と支えてくださいました。
ロンドンへは、私の両親ふくめて4人で行きました。両親は私の生活面でのサポートおよび観光目的で一緒に行きました。ロンドンとの時差は8時間で、移動時間は12時間と長い旅路でしたが、青トラメンバー金澤さんがお勤めのゴールドウイン様から提供して頂いた、c3fitのコンフォートゲイターを履いていたので、エコノミー症候群にならずにすみました。金澤さん、この場を借りて、ありがとうございました。フライトは12時間だけあって、食事が2回出てきました。1日目は、時差ボケで直ぐに就寝しました。
2日目は、クラシフィケーションという、障害クラス分けと、雨の中でしたが、夜にトラファルガースクエアでオープニングセレモニでした。
3日目は、夕方にレースブリーフィング(競技説明会)があり、夕方には試泳の時間がありましたが、試泳をしたのは、日本人では、関口さんと自分だけでした。後のみんなは、風邪を引きくので止めていました。
4日目、(13日の金曜日)です!本番当日です!横浜とは違い、朝早くはなく13時05分スタートなので、大変用意に時間が持てました。10時30分にアスリートチェックイン、11時にトランンジッションチェックインでした。スタート14時には興奮をしてしょうがなかったです。
スタートして、スイムです!スイムでは、水温が15?16度?ぐらいしかなく、経験した事のない水温で、過呼吸になり、100mに1回は休憩をしてなんとかフィニッシュしました。バイクでは、雨が降ってきしまい、下りのS字カーブでタンデムバイクで初めての落車をしてしまいました。ガイドの関口さんは怖い思いをしたと思いますが、自分も見えない分非常に怖かったです!何が起こったのか理解するのが大変でした。お互いに腰を強打しましたが、外傷は軽い擦り傷程度で、バイクもチェーン落ちとハンドルが少し曲がった程度だったので、立て直して、何とかバイクが終わりランへ、関口さんは落車の際に足の付け根のあたりを痛めていたため、ランの時には走るのがとても辛そうでした。帰国後診察したら軽い肉離れだったようです。このような、数々のレース中のトラブルに見舞われながら、最後は二人で、笑顔でフィニッシュすることができました!
これは、私と関口さんを応援して頂いた方達、又チャリティーに御賛同して頂いた方達を始めとして、コンフォートゲイター以外にもspeedoの練習用のゴーグルや水着等物品を協賛して頂いた金澤さんの会社「ゴールドウイン」様のおかげだと思っています。頂いた物は大事に使用したいと思っています。本当にありがとうございます!そしてチャリティパーティーで応援メッセージを国旗に書いていただきありがとうございました。リタイヤも考えた今回のレースで完走できたのは
本当に皆さんの応援のおかげです。
今回は目標の8位入賞は達成できませんでしたが、来年のカナダで開催されるグランドファイナルも参加出来たらと思って、日々練習していきますので、応援の程、宜しくお願いします。
posted by 2013.10. 2 | メンバー