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★Road to Rio りゅうのパラリンピック挑戦への道★初めてのパラトライアスロンで見事優勝!★日本人トップ・ITUランキング7位からまたランクアップか?!★

★Road to Rio りゅうのパラリンピック挑戦への道★初めてのパラトライアスロンで見事優勝!★日本人トップ・ITUランキング7位からまたランクアップか?!★

会員番号 No,108 中澤 隆(りゅう)です

9月30日(日)に横浜の山下公園で開催された「2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会」のパラトライアスロン部の視覚障害者クラス(TRI-6)で見事、優勝することが出来ました!!!

4月に館山で開催したパラトライアスロン大会は、スイムが中止となりディアスロンになってしまったので、今回がトライアスロン初挑戦でした。

アクアスロン大会には出場した事はありますが、正直スイムが不安で不安でしょうがなかったです。
750mは泳げるけど、心拍が上がりすぎてトランジッションまで行けないかもしれないなど不安が一杯でした。しかし、ガイドの原田コーチからいろいろとアドバイスを貰いました。「中澤さんは、最初は早いけど後の方で失速するので、最初からゆっくりと自分のペースで行って下さい」それを聞いて安心しました。

大会前日のエリート戦を見るために、前日の朝から現地入りしました。大会会場は大盛り上がりで、ちょっとしたお祭りに感じました。エリート女子、男子のバイクとランを横から青トラメンバーと応援してると、明日この場所で走るんだと思い、少し緊張してしまいました。

競技説明会は「大桟橋CIQプラザ」でおこなれました。パラの説明会では、なんとITUの会長、マリソル・カサド氏が来ていました。競技説明の後、ITU会長の会見となり、ITU会長は「パラリンピックでの開催は決まりました。これは、ITUにとってとても重要なことです。リオデジャネイロでの開催状況が、トライアスロンがパラリンピック競技として定着するかどうかを決めるでしょう。開催のためには、IPC(国際パラリンピック委員会)が求める基準をクリアする"クラス分け"の整備、公平なルール作りが必要です。」と語った。まずパラリンピックの種目として定着させたうえで、オリンピック・パラリンピック両大会にも出場できるような競技力のあるアスリートを育てることが将来的に
重要だといった。これを聞いてますます「リオ」に行きたくなりました。

宿泊先は池田さんが用意してくださった「ホテル横浜ガーデン」です。1人1部屋で、この部屋が広くてベットが2つもあり、明日の用意をするのに凄く良かったです。夕食も池田さんが予約してくださったホテルの中華料理でした。オーダーバイキング形式、みんなで食べました。料理は、これでもか、これでもか、と言うぐあいに約20?30品は食べたと思います。どれもこれも、美味しく頂きました。
やっぱし、フカヒレの何とかスープが1番でしたね。池田さん、ありがとうございます。

部屋に戻り、明日の用意などして寝たのが11時頃でしたが、大会前夜なので、なかなか寝付けずに寝たのは2時頃。

次の朝から分刻みで行動でした。4時30分に起床。食事したのち、5時15分から原田コーチの部屋にてローラ台でアップを15分と、朝から汗だくです。それから会場に行き、バイクをトランジッションに置いて、いろいろ用意しているとあっという間に試泳の時間になんてしまいました。
試泳の時間も短く、全然アップ出来ないと思いながら、スタートセレモニー。

スイムのスタートは水中からでした。1番不安のスイムがスタート。自分のペースで焦らずにと思いながら泳ぎました。伴泳の方法は、足首に伴泳用の紐を結び、方向を変える時は原田コーチが自分の手を押して方向転換しました。

イーブンペースでスイムアップし、トランジッションまで約400mの道。この400mが一番の見せ所になるので、頑張っちゃいます。この時点で順位は、TRI?6で2位。バイクのコースはテクニカルで右行ったり、左行ったり、Uターンしたりで、直線があまりなぐスピードが出せる所が少なかったです。タンデムバイクでは、慎重にカーブを曲がっていました。原田コーチ言うには「館山の道より広いので走りやすい」との事でした。

バイクで何人かを抜いて、ランへ。この時点でTRI?6で1位。ランのコースもバイク同様にあっち行ったり、こっち行ったりでした。最初の方は苦しくて、なかなかスピードが出せませんでしたが、後半でスピードに乗る事ができ、ラストスパートでゴール!!ゴールフィニッシュ前のジュータンのフワフワは、何故かダッシュしちゃいます。後で結果を見たら、ランは自己ベストで自分でも驚きです!!!

最後になりますが、今回トライアスロン初挑戦で優勝が出来たのは、キッカケを叶えてくれた「関口さん」そして、ガイドして頂いた「原田コーチ」さらには、いろんな所で私に手を貸してくれた「青トラメンバーのみなさん」本当に、本当にありがとうございます。
私達、視覚障害者は誰かに助けて貰わないと競技はできません。だからこの優勝は、みんなで勝ち取った物だと言って良いと思います。毎回言ってますが、2016年リオパラリンピックを目指して一歩、一歩、頑張って行きますので、宜しくお願いします。

★Road to Rio りゅうのパラリンピック挑戦への道★初めてのパラトライアスロンで見事優勝!★日本人トップ・ITUランキング7位からまたランクアップか?!★

posted by 2012.10.12 | メンバー

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