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#160の内田卓(ウッチー)です。
9月16日に行われた、村上・笹川流れトライアスロンに参加してきました。
今回の大会は湯浅さんに企画して頂いた、青トラ初のバスツアーに参加しました。
ツアーの参加者はなんと総勢30名!!
大型バスを1台借り切ってのトライアスロンあり、ロングライドあり、喜多方ラーメンあり、酒蔵巡りあり、宴会ありと企画てんこ盛りの中身の濃い?2泊3日のツアーでした!
移動のバスの中は自己紹介や豪華?商品争奪のじゃんけん大会、ポテチパーティーなどで修学旅行のような盛り上がりでした。
レースはというと…
その日は見事な快晴。9月だというのに朝から暑い!!
スタート前は緊張と楽しみで、なかなか落ち着かなくてずっとソワソワ。
そして午前10時に初めてのオリンピックディスタンス(スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ、トータル51.5キロ)がいよいよスタート。
スイムは750メートルを往復。テトラポットの内側のため波もなくとても穏やか。水質も良く、浅瀬では海底が見えるほどでした。
スイムで辛かったのはやっぱりバトル!(大量発生していたクラゲには運良く刺されませんでした。)
スタート直後は同じウェーブの人と。折り返してからは後ろのウェーブの早い人と。頭は抑えられるは、顔を蹴られてゴーグルは外れるは…
何度も心を折られながらもなんとかスイムアップ!
バイクはほぼフラットなコースで20キロを往復。ずっと海沿いの道を走るので綺麗な日本海を眺めながら最高に気持ちの良いコース。
しかし、往路の20キロはひたすら向かい風…。風速は8メートルもあったとか…
ここでも何度も何度も心が折れてしまいました。
『なんのためにこんな辛いことをしてるんだろう。』
『もうトライアスロンの大会には出ない。』
と何度も考えてしまいました。笑
でもそんなときに元気をくれたのは暑い中沿道で『頑張れ、頑張れ』と声をかけてくれるたくさんのボランティアの方々とすれ違う同じトライスーツを着た青トラの仲間たちの姿でした!
そんなたくさんの方々と復路の追い風に助けられ、ヘロヘロになりながらもなんとか無事にバイクも終了。
そして最後のラン。海辺から市街へ。途中、風情ある城下町を通り、ここでもたくさんのボランティアの方に励まされながらの10キロ。
ランのスタートはちょうど12時ごろ。30度を超える炎天下。自分で設定した目標タイムまであと46分。
練習で一人トライアスロンをやってみたときには最後のランは10キロ走り切ることもできず。
『正直厳しいかも…』と言う気持ちもありましたが、『ここまで来たら絶対に諦めたくない』という一心でひたすらゴールを目指しました!
1キロごとに腕時計とにらめっこ。
たくさん設置してもらっていたエイドステーションではなるべくペットボトルを取り、何本も何本も頭から水をかぶり、必死にゴールを目指しました。
そしてなんとか、目標タイムの20秒前にゴール!!
ゴールしてから10分ほどは何も喋れず、達成感や嬉しささえ湧いて来ないほど全てを出し尽くしました。
その後、続々とゴールする青トラメンバーと健闘を称え合ううちに、徐々に達成感がこみ上げて来て、早く次の大会に出たいと思っていました。
ついさっきまでもう出たくないと思っていたのに、本当にトライアスロンは不思議なスポーツです。笑
今回はたくさんのメンバーが大会に参加したので、結果については嬉しい思いや悔しい思いがそれぞれにあったように思います。
だけど、トライアスロンの素晴らしさは、結果にあるのではなく、チャレンジした全ての人にまた新たな目標を与えてくれることだと感じました。
そして、与えられたそれぞれの目標に向かって楽しさや苦しさを共有しながら切磋琢磨できる仲間がいるところが青トラの素晴らしさだと思いました。
最後になりましたが、お忙しい中素敵なツアーを企画していただいた湯浅さん。
ここには書ききれないほどの様々なイベントや細部まで気を遣っていただいた企画、本当にありがとうございました。
そして、楽しい思い出を一緒に作っていただいた参加者のみなさん。
心に残る最高のODデビューになりました!
本当にありがとうございました。
今年から始めたトライアスロン。
一人でできるし、レースはリゾート地も多いしとなんとなく始めましたが、今ではどっぷりハマっています!
来シーズンはミドルにも挑戦したいので、またみなさんと日々精進したいと思います!
posted by 2012.10. 6 | メンバー