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皆さんこんにちは。2012年5月に入会しました#165 村井です。
青山トライアスロン倶楽部に入会させていただいてから約3週間が経ち、体験レッスン(座学「初めてのトライアスロン」)も含め練習会に3回ほど参加させていただきました。
関口ボスの勧めもあったので、自己紹介もかねがね、なぜメタボなオッサンが青山トライアスロン倶楽部に入会したのか、そして、これから入会を検討されている方々(特に未経験者)に、入会当初の雰囲気をライブ感満点にお伝えしたく、今回、寄稿させていただくことに致しました。
その1【トライアスロン始めました】
身長165cm、体重84.5kg、体脂肪率32%、体年齢56歳(実年齢+約20歳)
これが、偽らざる3週間前の私の姿。
1キロ走ると、膝ががくがく、心臓バクバク。
これが、偽らざる3週間前の私の体力。
見た目はどこから見ても、3Dメタボオッサン。こんな私が、なぜ縁もゆかりも無いトライアスロンに挑戦しようと思ったのか。
今年5月に長男が1歳の誕生日を迎え、子育てもある程度軌道に乗り、どうにかこうにか自分の
時間も少しずつ工面できるようになったGWのころ、ふと街角で目にした日本トライアスロン協会のイベントブース。
日ごろからメタボ生活まっしぐらな自分に対し、「将来運動会で父ちゃんが走れないと子供はかわいそうかな?」
なんて、漠然とした不安を抱えていた当時、トライアスロンと言えば鉄人レースのイメージしかない私には、
すぐそこにあるイベントブースのポスターの中で光り輝くトライアスリート達は、遥か100万キロ以上の彼方の
世界の人間でしかありませんでした。
それでも、気になるものは追わないと納まらない性分から、自宅に帰ってポテチ食べながらインターネットを漂い(リアルメタボな日常)、青山トライアスロン倶楽部のホームページに漂着。諸先輩方のブログを読み進むにつれ、「スゲー、アスリート魂!!」や
「こんな私でもちゃんと笑わずに話聞いてくれるかな?」と複雑な思いを抱きつつ、まずは詳しい話を聞いてみようと
体験レッスンとして座学「初めてのトライアスロン」にエントリー。
その2【みんなで、泳げ/こげ/走れば、怖くない!?】
某日、夕暮れ、青山某所。座学当日は、不安定な空模様と相まって、久しぶりに緊張する。座学「初めてのトライアスロン」の参加者は私を含め、男三名、みんな入会検討中。まずは、それぞれの自己紹介、スポーツ経歴、参加してみたい大会など発言。
他の参加者の方は、「東京マラソンでました」とか、「毎週フットサルやってます」とか、若々しく体力ありそうな感じ。
無駄に見え張って、5年以上もご無沙汰のラグビー経験や肩こり対策程度の区営プール通いを無理やり経歴っぽく発言してみても、見た目的にはメタボなオッサンであることは変わりなく、明らかに場違いな感じ。
それでも、関口ボスは、「村井さん、水泳はオッケーですね。みなさんこれが大変ですからね。大丈夫です。」と優しいお言葉。
その後の2時間は、関口ボスみずからトライアスロンのイロハを徹底的に、みっちり講義いただきました。具体的には、トライアスロンの歴史から始まって、必要な道具、トレーニングの仕方、国内外の主な大会(いっぱいあるんですね!)、倶楽部の練習会/サポート体制など、痒いところまで手が届く盛り沢山な内容。
通常、この手のセミナーは、概論ばかりで、「詳しいことは入会してから」という怪しいケースが多々ありますが、この座学の情報量は半端ない。
しかも、関口ボス自らの体験談(2年前の倶楽部発足時は彼自身もトライアスロン未経験者だった!)も交えてお話し頂けるので、
この講座に出るだけで、普通の飲み会では、なんちゃってトライアスリート張りに話ができると思えてしまう程充実した内容でした。
その中でも、最も大きな発見かつ入会の決め手だったのは、意外にもチーム的要素が多分にあるスポーツでもあるということでした。
今まで、トライアスロンには、孤高のスポーツというなイメージが私にはあり、練習方法のみならずバイクの運搬やらレース会場での準備、さらにはレース中の栄養補給の方法など様々なノウハウが必要で、初心者一人には非常にハードルの高いイメージがありました。
さりながら、当倶楽部では、ホームページ、Facebook、メーリングリスト等を駆使して会員同士で情報提供/交換を行っており、練習会や様々なイベントを通じて、初心者レベルからガッツリアスリートクラスの会員それぞれがお互いに各人のレベルに応じたトライアスロンの楽しみ方をサポートしあうという雰囲気が座学でもしっかり伝わってきました(これは、後の練習会参加を経て、確信へと変わりました)。
元ラガーメンとして、月並みですが「One for All, All for One」をモットーとする身としては、とにかく、一度トライしてみようと思う気持ちになり、会員登録を決心するに至りました。
その3【♪練習か?い、かいかい、かーい、かいかい、愉快、痛快?♪】
勢い余って会員登録したものの、初練習は超緊張。新木場バイクレッスン(初級)に参加しましたが、当方、折り畳み自転車しか持ち合わせておらず、さらに言うと、ロードバイクは人生初乗車。バイク/ヘルメットはレンタルさせていただきました。
五月晴れのもと、軽い気持ちで自宅から折り畳み自転車で練習会場に向かったものの(片道約15キロほど)、当然、私のなまくら大腿筋は、練習会場到着以前に悲鳴を上げ、会場にたどり着いたころには、戦闘力0。
初回参加という緊張と初めてのロードバイクということで、頭の中は真っ白でした。挙句の果てには、ヘルメットを前後逆に被るという、いくら大阪人としても恥ずかしすぎるベタな天然ボケまで繰り出してしまい、ぐだぐだな私でした。
それでも、河原コーチの懇切丁寧なご指導もあり、少しはレーサー気分に浸れました。レーサーはレーサーでも、コマ送りのレーサーですが。。。当然、練習後に家に帰りつく体力など残っておらず、
帰巣本能の赴くまま、自転車こぎましたが、お台場あたりで大腿筋がギブアップし、自転車を畳んでタクシー乗車(チーン)。
練習第2回目は、茅ヶ崎オーシャンスイム&バーベキューに参加させていただきました。前回の失態を取り返すべく張り切って、車で早朝出発したものの、途中の道路事情により大遅刻。
到着したころにはビーチクリーンはおろか、既に練習が始まってしまっている。あわてて、ウェットスーツに着替え(これもレンタル)、ビギナーコースに参加したものの、遅れたせいで、いきなり沖合のブイめがけてスイム開始。初めてのオーシャンスイムで波にあおられ頭が真っ白(またかよ)。
肩こり対策とはいえ、プール通いもしていたので、スイムだけは何とかなるだろうと、多少なりとも自信がありましたが、さざ波程度のウェーブで私のフォームも自信も見事粉砕されました。
それでも、コーチや会員、それにライフガードの皆様の度重なるアドバイスもあり、最後のアクアスロンのころには、ウェットスーツを着ることで体が自然と浮く感覚を、自らの体がようやく受け入れるようになってくれました。
そして、最後のランでは、よれよれになりながらの最後尾であったものの、ゴール地点では会員皆様の温かい声援とハイタッチで、感動のゴールを迎えられました。
これだけでも、会員登録して本当に良かったという気持ちになりました。
その4【今後の目標&抱負:燃えろ、体脂肪】
身長165cm、体重80.8kg、体脂肪率28%、体年齢50歳
これが、偽らざる今の私の姿。
5キロ程度であれば、気持ちよく走れる。
これが、偽らざる今の私の体力。
トライアスリートと自認するにはまだまだ100万年早いと思いますが、ちょっとは前に進んだかな。
まずは、2012年7月の横浜シーサイドトライアスロン大会(スプリント)でのデビュー戦、そして、9月の世界トライアスロンシリーズ横浜大会(オリンピックディスタンス)と
無謀なエントリーは完了したので、あとは逆算で、スイム、バイク、ランするのみ。あぁ、道具揃えないと。。。
こんな私ですが、青山トライアスロン倶楽部の皆様と共に、末永く、トライアスロンのある人生を楽しんでいきたいと思います。
合言葉は、「MTI (Metabolic to Iron)」。
よろしくです。
posted by 2012.06. 4 | メンバー