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★由美さんの金槌から始めたトライアスロン◆これから始めたい方必見ですよ★

★由美さんの金槌から始めたトライアスロン◆これから始めたい方必見ですよ★

こんにちは。会員番号113の野田(旧姓藤本)由美です。
石垣島のレース後に、ボスからレポートを頼まれていたのですが・・・あっという間にゴールデンウィークが過ぎ、夏休みの宿題が出せていない小学生のようになってしまいました。。。
関口さん、ごめんなさい!

ということで、石垣島のレースからは1ヶ月近く経ってしまっているので、レースレポは独断で次回へ(関口さん次回はきちんと提出しますので!)
今回はこれからスポーツを始める青トラ新規会員さんの自信と参考になればと思い、皆さんと同じ初心者スタートの私のことを書きたいと思います。

私がトライアスロンを始めたきっかけは、「仕事三昧の生活からの脱却」でした。
大学卒業からずっと「仕事が趣味」。寝ている時間以外は朝から晩まで仕事のことを考えて生活をしていました。ところが40代手前になり、多少責任ある立場になると、毎日追われるばかりの仕事との距離感がつかめなくなり情緒不安定になることもしばしば。「このままじゃ仕事が嫌いになる…」自分の生活の中で、仕事以外で一生懸命になれるものを見つけたい、そんな時に出逢ったのがトライアスロンでした。

さっそく始めたはいいものの、まずは難関のスイム。
私、入会当初かなづちでしたから・・・(笑)青トラメンバーでも、以前は泳げなかった方が泳げるようになったと聞き少し安心しましたが、私はプラス「水恐怖症」。小さい頃に海で溺れたトラウマで、水がゆらゆらと揺れるあの感じが怖くて、怖くてプールサイドに立つだけで鳥肌ものでした。顔を水につけて進むことはなんとかできますが、目を開けられないし、もちろん息継ぎもできない。入会当初はまったくレッスンについていけませんでした。
そんな中、コーチはいつでも笑顔で、なかなか上達しない私に何度も丁寧に説明をしてくださり、「大丈夫。少しずつプールで水になれていけば、泳げるようになりますよ。」と温かい言葉で励ましてくれました。

コーチの言葉を信じて、週に4日、東京体育館のプールに通いつめ、まずは水への恐怖を克服。3ヶ月が経ったころには、ゆっくりですが1500m泳げるようになっていました。これには自分でもびっくりしました。コツとか努力とかではなく、ただただ、継続しただけですから(笑)
でもそれは、自主練で来ていた他のメンバーからの励ましや、プールの指導員の方が私の上達しないクロールを見かねてか欠点を指導してくれたり、1人の練習の中にも人との繋がりがあったからだと思います。

今でも水は怖いです。石垣島のレースでも50メートルで溺れそうになり、パニックになりました。ゴール後に、待っていてくれたメンバーの前で「海怖かった?」と号泣してしまいましたが、本当は水に対する怖さよりも、泳げたことの喜びのほうが数段上でした。泳げることになったことで、新しく自然と関われる楽しみが増え今は海で泳ぐことが楽しみになりつつあります。

次にバイク。
これも、まだまだ超初心者。小学生の自転車レベルです。
ビンディングも未だにスマートに入らないし、立ちごけも日常茶飯事。披露宴の1週間前に青トラの合宿に行き(普通の新婦はエステに行く時期・・・)ロングライドで転んで膝を擦りむき、青あざと絆創膏だらけで結婚式を迎えるアクシデントもありました(笑)

でも、愛車で走るのはとても楽しいし、ワクワクします。
先日も主人と近くの峠まで走りに行きました。(我が家は飯能です)中学生用の重たいマウンテンバイク&上下ジャージ姿主人と、上から下までしっかりバイク仕様の私。それでも普通に離され、ついて行くので精一杯です(笑)
山道はけっこうつらいですが、しんどい上りの坂道を登り終えた時の達成感、下りで軽快にスピードにのったときの爽快感、自然と一体になって風を感じたときは本当に気持ちがいいです。

そしてこれも1人ではなく仲間と共有できることによって、より楽しい時間になりますし、バイクを通じて偶然にも知り合うことができた人もいます。以下、無知な私が初めてのロードで途方にくれていたときに、助けていただいた素敵な紳士のブログです。


そしてラン。
走ることだけは学生時代からずっと続けてきたので、結構自信がありました。
でも、トライアスロンを始めて一番の変化はタイムを気にしなくなったこと。
人と競うことで走ることと関わってきましたが、今はいかに気持ちよく走れるかを考えて練習しています。石垣島のレースでは沿道多くの方々の「がんばって」の声援に、ひとりひとり「ありがとう」と応えながら走ることを決めていました。笑顔で余力を残して走ってみると、1分、1秒のタイムを気にして一喜一憂することがなんだか小さく感じられるようになりました。レースでは楽しむこと、今は原点に戻って走っています。
昨年末に急遽結婚が決まって、家事をして、子育てして、片道2時間の通勤をしながら、練習不足でのデビュー戦でしたが、なんとかかんとか完走。
10月に青トラに入会してから、泳げないのに、「デビュー戦は石垣島で目標は完走!」と周囲に豪語していましたが、メンバーの励ましや助けのもと実現することができました。
だからこれからトライアスロンを始める皆さんもきっと大丈夫!
トライアスロンを楽しむことを最優先に、まずはひとつなんでもいいので目標を決めて継続してみて下さい。

様々な職業や年代の人たちがトライアスロンを通じて出逢い、励まし合い、レースや練習を通じて共感し合って、楽しい時間を共有しています。トライアスロンに対しても、様々な考え方、取り組み方、練習の仕方、皆それぞれでいいんです。
青トラのメンバーは皆さん素敵な方ばかりですので、楽しい仲間と生涯スポーツとして、トライアスロンを思い切り楽しんで欲しいと思っています。
「遊びは楽しく、真剣に!」一緒に頑張りましょう。

posted by 2012.05.20 | メンバー

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