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★見事3位入賞!おめでとうございます♪大塚さん「埼玉クリテリウム大会」参戦記!★

★見事3位入賞!おめでとうございます♪大塚さん「埼玉クリテリウム大会」参戦記!★

ありがとうございます!!
去年から参加している「埼玉クリテリウム大会」の第二戦で、何と「3位」になっちゃいました!!
これまでは先頭集団についてゆくことも出来なかったのですが、この一年間の練習の成果(機材投資の成果?)により結果が出ました。
これも皆様の応援のおかげです、ありがとうございます(^^)/

<クリテリウムの紹介>
クリテリウムをご存じない方も多いと思います。これは自転車レースの一種で、平坦な周回路(トラックではなく一般道を使います)を何周も回りながら順位を競い合うというレースです。ドラフティングは禁止されいませんので、基本的に集団走になります。よって直線は楽勝、そして山もありませんので、登りでおいてゆかれる心配も無し。ついでにレース時間が短く、且つ同じようなところを周回するので、付き添いの方々にとっても応援しやすいようで好評。と良いとこずくめ(?)なのですが、直線は短く、頻繁に「コーナー」があり、その都度立ち上がりで「全力加速!!」を強いられるという「超インターバル系」なのが特徴。慣れないと最初の5分で「世界が黄色く」なります。(^^;

<レース前の様子>
当日は友人の車で9時頃現地に到着(埼玉県久喜市)。今回は私と友人と青トラの「池松さん」がこの大会に参加です。現地到着後はバイクを下ろして「ローラー台」に30分程度乗り、一度心拍数を170以上まで上げておきます。車で言うところの「暖機」のような物で、これをやっておくのとやらないのでは、レースでのパフォーマンスがかなり違います。と言いますか、これやっとかないと「ほぼ確実」に倒れると思います。

<レース展開>
【序盤】
スタート5分前に列に並び、前から3列目を確保。しかしスタート直後にクリートキャッチに失敗、一気に最後尾付近まで順位を落とす。しかし幸いにもレースは「ゆっくりとしたペース」で進み、千切れることも無く、徐々に順位を上げ、前方に復帰。ただゆっくりと言っても「逃げ」が出ないという事で、心拍は一気に170付近へ。その後はひたすら「前からちぎれないよう」に前車を追走。最近、コーナーでの立ち上がりの加速のやり方がわかってきたようで、前についてゆくのが楽になったような気がする。
そして、追いついたら「つきいち」に徹して足を温存。ただ今回は「横風区間」があり、そこだけはドラフティングが効かず「自足」での追走となり、ちょっとしんどい。
【中盤】
集団は一塊となりなりつつ「足自慢」の皆さんが前方へずり上がり、私はそこに何とか乗ってゆくといういつもの展開。これを繰り返しながら「集団のままゴールスプリントになる」というのが、いつもの展開。
しかし、今回何か様子が違う。なんだか前のほうから「ばらばら」と人が落ちてくる。そう、あの「横風区間」で集団が分断され、前の組からどんどんちぎれた選手が落ちて来ていた。そしてこうした選手が「コーナー」で絡みそこがきっかけになって集団が分断。その後ついに自分のいた集団もばらばらに。そして、ふと気がつけば先導バイクはかなり前の方へ。ううむ、これは「自分が入っている集団が先頭集団でない」という事は確かであるが、しかし「自分の前にどれだけ選手がいるのかがわからない」という「混乱状態」になってしまった。ここでもし優勝を狙う選手なら「先導バイクめがけてアタック!!」をするところであるが、足に自信の全く無い私は、とりあえず「周りにいる選手だけには離されないよう」について行き、あわよくば最後に「ちょっとだけスプリントをかける」という作戦へ。しかし、自分はどのあたりをはしっているのだろう。。。
【終盤】
その後、周回を重ねるごとに周りの人が減ってゆく中、とりあえず自分のいた集団からだけはちぎられず、最終の直線へ。自分の前には二人。先頭を牽き引き続けてくれた選手には足が残っていないのがわかっていたので、二番目の選手をマークしつつスプリントのタイミングを計る。そして二番手の選手がスパート。これに反応は出来たが、残念ながら足が残っておらず、先頭で牽いていた選手一名のみかわしてゴールイン。
この時点で、先頭で逃げた選手とスプリント負けした選手の2名が前にいたのは知っていたが、それ以外にどんな選手がいるのかわからず「良くて、前回同様の8位くらいかな」と、、、レース後に用事があったため正式な結果の発表を待たずに帰宅。
そして、夜にネットにあがった結果を見たらなんと「3位」!!
 ビックリ!!(^^)/

<勝因・感想>
「横風」によってレースが混乱してくれたことが、今回の勝因だと思ってます。ロード乗りの皆さんは「ドラフティング」が基本なのですが、我々トライアスロン組みは「自足で走る」練習をしていますので、今回のように「集団がバラける」ような状況が、我々に有利に働いてくれたのではないかと思っています。去年は集団についてゆくことも出来ず、いつも千切れてばかりだったのですが、思わぬこの結果。
つくづく「練習してよかったな?」と思ってます。ありがとうございました。
そして、今まで良い成績なんて取ったことないのでわからないのですが「周りからマークされちゃったりするのかな?」とか要らぬ心配をしつつ、次戦もガンバリマス!!(もちろんトライアスロンもがんばります!!)

※解説
文章中に、普通の方では意味がわからない業界用語が沢山出てきていますので、こちらちょっと解説です。
「クリートキャッチ」靴をペダルにはめること。ロードレースでは靴とペダルがスキーのビンディングのようにつながるようになっています。スタートのときに両足を繋いでいると立っていられませんので、片足は外した状態で、走り出してからそれをはめます。”上手くはめる=乗りなれている”的なところもあり、これに失敗すると素人だと思われます。
「千切れる」空気抵抗の問題から、ロードでは魚の大群のように自転車が群れを成します。千切れるとはこの集団からおいてゆかれることです。(そして千切れてしまうと復帰は難しくなります。)
「逃げ」集団から飛び出して先に行くことです。大体の場合はおいおい集団に追いつかれるのですが、元気の良い人であれば逃げ切ってしまうことがあります。
「つきいち」ずっと人の後ろを走り続けることです。後ろにいたほうが空気抵抗が無くて楽に走れますので、このようにする人がいます。ですが、後ろに付かれている方からするとたまったものであはありませんので、そういうことです。
「ドラフティングが効かず」人の後ろにいても空気抵抗を減らせない状態です。横から風が吹いてくるとそうなります。
「集団のままゴールスプリント」ゴール前までは集団で行くのですが、さすがにそのままだと勝てませんので、直前でみんなダッシュしてよい成績をとろうとします。
「落ちてくる」これは一般的用語ではないかもしれませんが、”前を走っていたけれど疲れていやになってしまった人”が後ろの人に抜かれる状況です。
「アタック」”逃げ”ようとして頑張って自転車を一生懸命漕いでいる状態です。
「牽く」皆に代わって先頭に立ち、空気抵抗を受けながらも頑張って走ることです。あまり好んでやる人がいませんが、だれもやらないとレースが止まってしまいます。
「足が残る」漕ぐための力が残っていることです。先頭を牽くととても疲れてしまい、漕ぐための力が無くなってゆきます。
「反応する」周りがダッシュしたのを見て、それにあわせて自分もダッシュすることです。うまく行けばその人の後ろについて「楽に加速」できます。しかし失敗すると先に行かれてしまいます。

posted by 2012.02. 1 | メンバー

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