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会員番号126番の高山です。
2012年1月15日、新宿シティハーフマラソン(10k)に参加してきました。
私にとっては、これが人生初のマラソンレース。荷物の置き場はあるのか、何を着ていけばいいのか何も分からず、走る格好そのまま、ほぼ手ぶらでレース会場の国立競技場に向かっていました。
思い起こせば、1年半前の2010年8月。友人に誘われて何気なく始めたトライアスロンの練習。
生まれてこのかた、文化系で心地よく生きてきた私には、何もかもに“どんくささ”がつきまといました。それでも3ヶ月後にはロタ島でオリンピックディスタンスを完走。後ろから3番目の順位でしたが(たしか、私のうしろは70代のおばさまだった)、それでも“トライアスリート”の仲間入りをしたようで、それはそれは嬉しかったものです。
ですが、その後シーズンオフを長引かせ、練習をしなくなり・・・1年経って満を持して出たスプリントでは、ゴールで撮られた写真の不恰好さに、「これはわたしじゃない」と言い聞かせる始末。でも、写真は嘘つかない。深く反省。
この頃、スクールにも入るわけでもなく、友人とや個人で練習していたのですが、それでは自分を甘やかす練習しかできないもの。『そういえば、ロタ島で一緒だったあの方の通うトライアスロンスクールが近くにあったはず』。そう思い出し、すぐさま青山トライアスロン倶楽部に入会しました。
それから2ヶ月半、少なくとも週1回は青トラ練習、週1-2回は自主練習という生活サイクルが定着してきました。青トラは、新しい方も多く初心者トークもできるし、おもしろい重鎮の方々もいいアドバイスしてくださいますし、大好きな飲み会も適度にある、と、(そうは見えないかもしれないですが)楽しく参加させてもらっています。
そうこう昔を振り返っているうちに、国立競技場に到着。
心配していた受付もそう混んでおらず、ゆっくり心の準備ができました。途中、知り合いのトライアスリートさんも見つけ、ちょっと安心。そうそう、今回、私はひとりでの参加だったのですが、以前ではひとりでスポーツ大会に参加するなんて考えられなかったなぁ。それだけ、青トラの練習で何かと自信がついたということかな。
スタートは、国立競技場のトラックから。
このトラックを走れるというのが、この新宿シティハーフマラソンの醍醐味、と聞いたことがあります。たしかに、スタートが近づくにつれ大きくなる観戦席からの応援。
これからレースという緊張感をもたせてくれ、テンションあがって気持ちいい。
スタート前、予想タイム別に並び始めたとき、青トラ代表・関口さん(通称Bossと呼ばれていますが、優しいお顔の方です)を見つけ、「がんばりましょう」と声をかけていただき、お別れ。私は、遅め枠である「予想タイム55-60分」のグループでスタートしました。
10kのコースは、神宮外苑と国立競技場の周りを4週するコース。周回コースは飽きてしまいがちですが、1周ごとに自分なりに改善点をみつけて次の周回に繋げられるのがいいところだと思います。
団子状態の1週目を終えたら少し隙間ができ、2週目終わり頃から、その隙間をぬって、少しずつ順位をあげるようにしてみました。それでも、4週目に入って、予想タイムの60分に間に合わない可能性があることが判明。最後の周回を力ふりしぼった結果、1時間00分34秒でゴール。
予想タイムには少し及ばなかったけど、いつものラン練習でのペースを上回り、2周目以降を継続して6分を切って走ることができたので、大満足のレースでした。
実は、このレースの6日前、青トラの練習でこの新宿シティのハーフコースを走っていたのが、満足の結果につながったと思っています。このハーフ練習では、河原コーチから坂道の登り方からフォームについて教わることができ、また、どの程度から自分は疲れてくるのか、どこでスピードを出すと有利なのか、なんてのもイメージできました。そういった学びをすぐにレースに持ち込んで走れたことがとても効率的にはたらいたように思います。そして、とうとう、ランが好きになってきたような。。。
2月には、初のフルマラソンである東京マラソン、そして、今年最後には、初のミドル・佐渡トライアスロンBも視野に入れてみたいと思っています。どれも初めてで、かつ、自分にとってはかなり高い目標だけど、これくらい高いくらいが必至になれるので自分にはちょうどいい。
タイムが遅くとも継続することで意味をなす。そう思って、これからも青トラのみなさんとともに、いろんなことに挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。
posted by 2012.01.18 | メンバー