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#93の金子です
仕事漬けに飽食飽酒の不健康生活から脱出できずに、だらだらと毎日を過ごしてきました。2年前に一念発起して、2項目該当のメタボ予備軍を解消すべくスポーツクラブに入会して運動療法を始めました。が、やっぱりウオーキングだけでは、お腹は凹まないんです! ということで、トレッドミルでジョギングに励むうちに、職場の仲間に誘われて、昨年11月、地域の駅伝大会に出場するはめになってしまいました。57歳にもなって救急車で運ばれるのは、絶対に避けたいので、今度は、クラブ内から屋外でのランの練習に励みました。 その甲斐あって、高校以来40年ぶりに出た駅伝競走で完走できて、我がチームは、一般の部で優勝というおまけもついてしまいました。周囲からのおだてられると調子に乗りやすい性格で、今度は、ランニング大会にも仲間と参加したのですが、成績は中の下ぐらいがやっと。フルマラソン挑戦は、身体と相談しても、身体を壊すだけという結論。昔は、スポーツマンとならしていた身体も、20年余にわたる運動なしのメタボ生活で、筋力持久力は人並み以下に落ちていたのでした。
そこで、若かい頃から、気になっていたトライアスロン。 あれだけの長時間、いろんな種類の有酸素運動をすれば、きっと身体は、変われるだろう!との願いもあったのです。
青トラのテーマ perfect balance! perfect body! perfect beauty! このコピーは、こんな私の頭にすーっと、刷り込まれて入ってきました。
現実のメタボの私の姿はどうあれ、とりあえず始めようと! それと年を考えると、いま始めないと、私にはもう時間が残されていないのです。
ということで、5月末の体験レッスンから、6月から、青トラに入会させていただきました。
バイクのレッスンには、まだ出たことがありませんが、河原コーチのスイム練習では、だいぶプールの水を飲んだお陰で、1500mで40分を切れるようになりました。
てなことで、関口さんにもそそのかされて? 8月7日沼津千本浜トライアスロン駅伝部門に、チームOSANSで出場することになったのです。
チームを組むのは、沼田真清さんと田中秀人さんですが、お二人ともOlympic Distance
(以下OD)2時間30分の名実ともに立派なトライアスリート。一方、私は初出場の元メタボオヤジ。二人の足を引っ張るのは目に見えているので、それなりに練習してレースに臨みました。もっとも、試合前2週間まで練習しすぎて一週前の月曜からは、両脚湿布だらけになってしまい、出走できるのか?という心配と不安で一杯でした。 最後の頃はあきらめからか、スプリントの距離だからなんとか大丈夫だろう?!という、根拠なしの楽観に変わってしまいました。
当日朝、沼田さんの車に乗っけてもらい、沼津に向かいました。
第一走者の沼田さんは、一斉スタートのイモ洗い状態のスイムスタートの後、上位で海から上がり、バイクでは、残り2キロでパンクしながらも、強豪137チーム中43位でアンクルバンドを引き継いでくれました。
頭の中空っぽ状態でスタートして、波打ち際でもがきながら、長い長い500mを泳ぎ切り、バイクへ、トランジッションは5分ぐらいはかかったでしょうか? バイクは、駿河湾を一望するコースで快適に疾走できました。バイクで初めて時速30キロで巡航できました。しかし、落とし穴は、最後のランでした。身体が言うことを聞かず、ぴょんぴょんと上に飛んでしまい、前に進まない。こんな苦しい状態が1周回目のコース中に続き、2周回目になると、フォームは戻りましたが、身体と脚が疲れてしまい、前進できない苦しい状態となってしまいました。そんな中、ボランティアさんが背中にかけてくれる力水と青トラのウエアを着た仲間からのハイタッチが元気づけてくれました。ようやく松林を走り抜けて、なんとか最終走者の田中さんにバンドを渡してほっとしました。田中さんも、沼田さんに負けず劣らずのスイム、バイク、ランともに素晴らしい performanceを見せてくれました。
沼田さんとゴール近くで田中さんを待ち、チームオッサンズは、3人手をつないでゴールしました。成績は、40位と大健闘でした。パートナーに恵まれるとはこのことなんだなぁ?!? なんて実感しました。お金では買えないかけがえのない体験!自分だけのもの、仲間と一緒の素晴らしいGoal!でした。
そして沼津から二週後の8月21日、私の生まれ故郷の猪苗代湖でのうつくしまトライアスロンに初出走しました。
暑い夏の炎天下でのレースを予想していたのですが、前線の影響で、当日は雨降りと気温も20度以下の悪天候。最初は、ODサブスリーを目指していたのですが、目標設定を変更し、各種目の練習および完走に修正しました。とくに雨の中でのバイクは練習したことがありません。雨のバイク乗りは超危ない!という先入観念もあり、怖さもありました。この年齢でバイクで転倒して怪我したら、トライアスロン挑戦は、もうお終いということですものね。スイムとランの中盤で、ギブアップも頭によぎりましたが、バイクでも安全運転でこなし、ランでも脚がなんとかもってくれて3時間10分でゴールすることができました。スイム、バイク、ランすべてに改善点や反省点がみつかりましたが、トランジッションは気分転換と休養と考えているので無理しないことに決めました。が、これでよかったのでしょうか?
次の9月の村上笹川流れ国際トライアスロンでは、ODサブスリーに再挑戦します!
posted by 2011.08.22 | メンバー