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7月16日に行われたイベントレッスン【初のトレイルラン二ング@高尾山】に参加してきました。
トレイルランニングと聞けば、もしかしたら「アップダウンのある険しい山道を走るのは過酷」
とか「わたしには無理かも」というのが大多数の方がまず思い浮かべる第一印象ではないでしょうか。
「私には無理かも」いえいえ、そんなことはないんです。
というのも、私は長い距離を走るのは得意ではありません。
こんな私ですが、このイベント企画を知ると同時に「いってみたい!」と思いました。
木々の隙間から降り注ぐ太陽、緑が薫る自然の風、鳥のさえずり、、
こんな気持ち良さそうな風景を想像しただけで行きたくなりませんか?
そんな動機で走るのが嫌いな私が胸躍らせ参加してきました。
先日行われたトレイルランニングのコースは、高尾駅からバスで小仏バス停まで行きそこからスタート、
景信山-高尾山-高尾山口で、計10km強を走りました。
登りは歩幅を狭く、足はハの字、少し前屈気味で走る、トレイルランニング経験者のメンバーの方にアドバイスを頂きながら景信山目指してスタートをきりました。
出だしは好調、うぐいすのさえずりなんかを耳にし新緑を観察しながら気持ちよく走っていました、一気に山頂まで登ることなんてすっかり忘れて。
そうこうしているうちに、次第に傾斜は急になっていき、息もあがってきて、もう半分くらい走っただろうと思っていたらなんとまだ1kmにも達していなく弱気になりました。
高度が増すにつれて私は徐々に息が吸えなくなっていき、仕舞には立ち止まってしまいました。
息が吸えない(+めまいがする、耳の奥がしまる)、こんな苦しい思いをしたのは初めてで本当に苦しかった、それ以外の言葉はありません。
頂上を目の前にして立ち止まってしまった私に「大丈夫、ゆっくり行こうや、自分のペースでね、ゆっくり深呼吸して」なんて心配して一緒に立ち止まってくれ、(わたしが気にしないように)風景の写真をとったり、話しかけてリラックスさせ励まし寄り添ってくれた先輩たちのおかげで少し休憩したら歩けるようになりました。
ゆっくり一歩ずつみんなが待つ頂上へ。(でも実はこの時点でやっと1/9程の距離。)
頂上には茶屋があり、そこで冷たい飲み物を買い休憩。
その時に先輩からもらった飴が本当に恵みの飴で、舐めたらみるみるうちに元気が出てきたような気がしました。
その後も何個かもらいこっそり舐めながら走っていました。
そこから最終ゴールまでの約9倍の距離はというと、全然苦しくなく、
トレイルランニングのコツを教えて頂きながら、また自然を満喫しながらランニングすることができました。
本当に気持ちよかった、楽しかった、もうその気持ちしか覚えていないくらいです。
ランニングがあまり好きではない私が10km走り、気持ちいい・楽しいと
思えたのも一緒に走ってくれた仲間のおかげ、本当に本当に感謝してます。
あえて苦い体験談をメインにしましたが、「やってみたいな、でも不安」とおもっている方でも、
そこに"やってみたいという気持ち"と"楽しむこころ"さえあれば十分です。楽しめます。
読んでくださっている方にその事が少しでも伝わればいいなとおもってます。
今回のトレイルランニングで登った山の最高の標高はたった700mでしたが、同じ位の標高の山やもっと高い山で
トレイルランニングをしてみたいと思っています。そのうち大会にもでてみたいです。
次回トレイルランニングをする時には、"塩飴(岩塩という飴がおいしかった)"&"食べる酸素"を
携帯していこうとおもいます。
あとは、このトレイルランニングの為に用意したシューズとバックのおかげでしょうか♪
ちょっとした自分なりのオシャレやお気に入りの道具や小物たちも、テンションをあげてくれますよね!
登山シューズって茶色系で無難で地味なものを多く見かけますが、
私は、ワクワクする、ビタミンがもらえるそんな明るい色で探していたのです。
そして出会ったシューズとバックが、
NEWTON MOMENTUM(シューズ) と NATHAN Intensity 2L Hydrationpak(バック) です。
「NEWTON MOMENTUM」
踵のクッションも効いていて衝撃も吸収してくれ、トレイルランニング用に作られているので厚い底ががっちり足を守ってくれ、何より疲労がなかったです。サイズは少し小さめに作られているので普段のサイズより1サイズ上がちょうどいいと思います。
「Intensity 2L Hydorationpak」
必要な小物が収納できる軽量小型はリュックサックに2Lのドリンクが入るbladder付きで、背中に背負ったまま走りながらでもbladderから伸び出るチューブでドリンクを飲むことができます。大量な汗をかいたり喉がからからに乾燥して呼吸しずらくなったりですぐに水分補給が必要なときに重宝します。リュックやポーチにいれておいたペットボトルを飲むという手もありますがいったん止まってペットボトルを開けて・・・なんてしてると飲みたい時に飲めないし、たったそれくらいの動作でさえつらい時には結構な体力を消耗します。
最後に少しだけですが、私が青山トライアスロン倶楽部に入会したきっかけと今感じている事を。
トライアスロンを知ったのは十数年前になりますが、高校生の頃にマスターズの社会人に混ざって
ジムで水泳を習ってました。その時、一緒に泳いでいた方にトライアスロンを誘われたのが知るきっかけです。
その後、だいぶ時間は経ちましたが、30歳という歳になり"一人ではなく、仲間と一緒に、一生できる何か"を探していた私はトライアスロンを思い出し、一生できるスポーツだなと思い入会しました。
みんな凄い、みんな早い、ついていけない、私には出来ない、そんなの全く関係ない。自分のペースでいいんです。
支えてくれる仲間たちがいます。分かち合ってくれる仲間たちがいます。それだけで幸せです!
posted by 2011.07.21 | メンバー