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会員番号80番 もりです。
皆さんは「トライアスロン」って聞くとどんなイメージが沸きますか?
「苛酷そう」、「バイクとかお金かかるんじゃない?」、「何で3種目もするの?」・・・
あまり良いイメージではないかもしれませんね。私も最初はそんな印象でしたが、いざ始めてみると全く逆、正直驚きでした。そこで、今回は皆さんが抱いているネガティブイメージ払拭キャンペーンということで私の体験記をお話させていただきたいと思います。
―4月体験レッスン
世間一般では新年度が始まる4月。3月で終了した料理教室の次に何か新しいことを始めようと、前から気になっていた青山トライアスロン倶楽部の無料体験レッスンに。練習終了後、反省会に参加すると、みんな面白くてすげぇ楽しい!どちらかというと倶楽部のファンになり入会を決意。せっかくだからと言って、締切が迫った5月のレースエントリーも薦められる。「最悪、欠場してもいいやん」。そう言われ、勢いでエントリー。勿論、この時点はレースに出る度胸など全くなかった…
―練習1日目 茅ヶ崎アクアスロン
GW最終日、初レッスンで茅ヶ崎アクアスロンに参加。殆どのメンバーが自前ウェット持参の中、私はレンタルで済ます。いざウェット着用で海に入ると凄い浮力!安心して初ウェットスイムを経験。ただ、ゴーグルを忘れてしまったので目はとっても塩っぱかった…(皆さん、ゴーグルはお忘れなく!)
練習後半はアクアスロンの練習で750mスイムの後、急いでウェットを脱ぎ靴を履いて5kmラン。実は5km走るのは半年振りだったので、レッスン初日としてはさすがにハードな練習でした。
ちなみに、練習終了後のBBQで「ゴーグルなしで泳いでた人ですね?トライアスロンの経験者なんですか?」との声掛けに「勿論です」と目を合わせずに答える私。魂胆は特にないが、「あいつはできる…」そう思わせておこうと。
―練習2日目 神宮外苑ラン
この日はあいにくの雨、練習は…けっ、決行ですか!?屋内ストレッチの後、ウォーミングアップ含め約8kmを走る。途中コーチから頂いたアドバイス通り、フォームを修正すると体が前に押し出されるように楽に走れる!「コーチ、ありがとうございます!!」天候が悪い日はどうしてもレッスン参加者が少なくなりがちですが、その分コーチに指導いただける時間も多くなります。そう、雨の日のレッスンも(こそ)実はお薦めなんです!
そしてこの日の練習後も反省会へ。そこで伊豆CSC合宿の話を聞き、「参加させてください!」と即答。ロードバイカーの聖地(それだけ苛酷なコース)とも知らずに勢いで参加することに。
―練習3日目 伊豆CSC
ロードバイクと一式(ヘルメット、ビンディングシューズ)を持っていない私は、参加者で唯一バイクとヘルメットをレンタル。ロードバイク未経験の私はブレーキやギアチェンジのやり方といった基礎から教わり1周5kmのコースをロードバイクでひたすら滑走。途中、コーナリングフォームの撮影を行った。
夕食後、酒を飲みながら、撮影したフォームを観賞する。私以外のメンバーの颯爽としたコーナリング。それに対し、ランニングウェア、ランニングシューズの出で立ちの私はとにかく格好悪く、「スロー再生してます?」と聞いてしまうくらいスピードがない。しかし、ロードバイクを経験できたので収穫十分。そして何より3種目レッスン制覇達成!!
以下、深夜飲みながらの会話
代表「エントリーしたレースに出ちゃえば?3種目練習したから大丈夫でしょ?」
私「え、いや、バイクないし、ヘルメットもないし、ウェットも持ってないし…」
皆「レンタルすりゃええやん」
私「おっ!そうか!出ちゃいますか!!」
ということで、1週間後に迫ったトライアスロンレースへの参戦をここで決意。改めて乾杯!伊豆の夜はまだまだ長い。。
―レース前1週間
ランレッスンに1度参加し、自主練でも1度だけ5km走る。後は呑んだくれの日々。
―レース当日(スタート前)
水着とバイク・ラン時の上下ウェアとランニングシューズは私物で、ウェット・バイク・ヘルメットはレンタル品で揃える。今回はビンディングシューズでのバイクライドは諦めてランニングシューズで参戦(多分出場者で私だけ?)。
当日はメンバーのみんなにとってもお世話になりました。
・トランジション(着替え)のコツを教えてもらう。
・コースの下見に連れて行ってもらう
・レース用のドリンクボトル(ドリンク込!)貸してもらう
・ウェットスーツ着用を、2人に手伝ってもらう
・「今回はゴーグル持ってきた!?」と声を掛けてもらい緊張をほぐしてもらう
そしていよいよスタート時間が迫ってきた…
―レーススタート
<スイム>
750mを自分のペースで泳ぎきる。ここで順位はほぼ真ん中。応援に駆けつけていたメンバーから掛け声を貰いやる気回復!
<スイム---バイクトランジション>
ウェットを脱ぐのに悶えるも、なんとか脱ぐことに成功!
ただし、ウェットの下にウェアを着ていなかった分、ここでウェアを着用(ちなみに上はゴルフウェア)
<バイク>
トランジションでタイムロスながらもスタート。前半10kmは応援に手を振ったり掛け声に答えたりと余裕綽々。しかし、ビンディング無しのハンデもあり順位を落とし次の種目へつなげる。
<バイク---ラントランジション>
バイクからランニングシューズを履いていたのでプロ級のトランジションタイムでランへ
<ラン>
スイム・バイクで体力を消耗していたこともあり足が思うように前に出ない。しかし、自分のペースを維持して走る。エイドで水と思って貰ったドリンクを頭にかけて途中凹むも周りの応援に背をおされる。そして5kmを22分台で走り切り、感動のゴーーーーール!!!
先にゴールして待っていたメンバーとハイタッチ!!この爽快感・達成感は…「超気持ちイイ!」(パクリ)。ただし、限界に達していた尿意には勝てず、感動を共有するのもつかの間、トイレにダッシュ(レース以上にハイスピードでトイレに走っていったともっぱらの噂)。
コーチ、青山トライアスロン倶楽部のスタッフ、そしてメンバー。周りの大勢の人にサポートいただきながらの激動の2週間でした。
ここで皆さんが思い浮かべたトライアスロンのイメージを振り返って見ましょう
「苛酷そう」
もちろんレースの距離が長くなれば、苛酷さは増すでしょう。ですが、今回私が参戦したスプリント(スイム750m バイク20km ラン5km)は1時間20分程でゴールできます。この距離だとフルマラソンの方がよっぽど苛酷だと思いますよ
「バイクとかお金かかるんじゃない?」
バイクはピンキリですね。いいものは100万円以上しますし。ですが、青山トライアスロン倶楽部で販売しているスターターキットなら、バイクにウェット、トライスーツ、バイクジャージなどがついて、約16万円ととってもお得です。もし道具をじっくり悩みたい方は、私のようにレンタルでレースに出ることも可能ですよ。
「何で3種目もするの」
3種目あるからこそ楽しいんだと思います。1種目を黙々と練習するとどうしても飽きてしまいますから。青山トライアスロンのレッスンは3種目満遍なく開催されています。それ以外にも効果があると思われるトレーニングメニューがさまざまです。私も入部以来、より体が引き締まって、より健康的になりました。いいこと尽くめですよ!
さぁ、この体験記を読んでトライアスロンに興味をもたれた方は是非無料体験レッスンにお越しください。楽しく、素敵なメンバーがお待ちしております。
posted by 2011.06. 4 | メンバー