« 前のページへ 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 次のページへ »
9月25日の烏帽子岩オープンウォータースイムに参加させていただきました。
私はスイムが得意ではありません。そんな私でも心から楽しかった、と思ったイベントでした。
同じように苦手に思って、参加を躊躇されている方、とてももったいないです。
私の体験を書きますので、参考になればと思います。
海が大好き、でも私にとっての海はビキニ着て、ビーチでのんびりする場所でした。
最後に海で泳いだのは四半世紀の昔、伝説のハイレグ水着を着ていました。
そんな私がOWイベントに参加したのは、10月に出る予定の横浜シーサイドの大会に備えてです。
いくらなんでもぶっつけ本番はまずかろう、案内によれば、ボートも出るということだし、最初からボートに拾ってもらう気まんまんでした。
サザンビーチで、ビキニでもハイレグでもなく、ウェットスーツに着替え、集合。お迎えの船はどこ、と
探すと関口さんが「あそこです。あそこまで泳いでいって」え、あの船?沖にいるあの船ですか?
戸惑う私を尻目に、メンバーはスイスイと泳ぎはじめます。手にしたサンダルと、返す波に行く手を阻まれ、大苦戦。私は船にすら乗れないのか、と暗い気持ちになったとき、目に入ったのが白馬の王子様ならぬ、ジェットスキーのナイスミドル。船よりかなり近い。「乗せてください!」「どうぞ」。そして私はまんまとジェットスキーに乗り込み、烏帽子岩に向かったのでした。
ジェットスキーは快速。烏帽子岩まではあっという間。ここでみんなと第2陣のメンバーを待ちます。
船が泊まり、次から次へと海に飛び込む人々。ノルマンディー上陸作戦さながらに、華麗に水を切り、こちらへ向かってきます。え、烏帽子岩に横付け、って私だけだったの?
とんだお嬢様振りを発揮してしまいました。
岩の上では、潮の流れなどに関する注意を受け、バディを決めます。私のバディには頼りがいのあるシュウさんになっていただきました。そして緊張高まる中、海に飛び込み、シュウさんを探す私。いたいた、よかった。
でも、この後、私のスイムの遅さはシュウさんの想定外だったため、バーベキューまで出会うことはありませんでした。
どんどん前に進む他のメンバー。私は追いつこうと必死ですが、すでに誰もいなく、烏帽子岩は落ち武者のように迫ってくる。恐怖にかられた私はまたしてもナイスミドルを呼び、ジェットにさっさと乗り込み、
みんなの近くまで送ってもらう作戦に出ました。すると意外や意外、それほど引き離されていなかったことに気がつき、私にとって、この瞬間はまさしくこの日のターニングポイントでした。
遅くてもいいから、最後まで泳ごう、クロール、平泳ぎ、立ち泳ぎ。不思議とつらいとか、怖いと感じることがなく、青い空を見上げたり、気持ちのよい1日を心から楽しんでいました。そのうち、カズキ君とタケさんを発見。
タケさんは鵜匠さながらに、私たちの軌道修正をしてくれます。気が付けば、浜辺で腹ばいになって泳いでいました。
私をサポートしてくれた、青トラの皆さん、ライフガードの方々、ナイスミドル、どうもありがとうございました。
本当に初めての体験でしたが、気がついたことがあります。これから海で泳ぐ、という方に読んでいただければと思います。
・遠いは近い、近いは遠い
海では、思いっきり距離感が失われるようです。
・ウェットを着たあなたは沈まない
本当に沈まない、と思いました。
・あなたは一人ではない
青トラのメンバー、ライフガードの皆さんがあなたを助けてくれます。
♯69 長谷川千佐子です。
今年の4月から青トラでトレーニングをはじめ、9/25の村上・笹川流れ国際トライアスロン大会で
OD(オリンピックディスタンス)51.5kデビューしました。
入会してすぐに「早く、出る大会決めた方がいいよ?」と言われていたのですが、バイクを揃えたり、怪我をしないように体作りしたり、マイペースに準備をしていたら、デビューするまで半年もかかってしまいました。
逆に言うと、半年きちんとやれば、誰でも出来るんじゃないかと思います。
私の場合、小さい頃から水泳をしていたため、スイムだけはできたので、スイマー的立場
(バイクはゼロからのスタート、ランはちょっぴり)からお話させていただきたいと思います。
<スイム>
練習は、週1-2回(ゆっくり長く&インターバルの練習が中心)
時間が取れればもっと泳ぎたいのですが、弱点を克服すること(バイクとラン)に時間をかけたかったので、スイムは“水を掴む感覚を忘れない”くらいの頻度で、ついつい後回し…。バイク・ランの練習の後のプールは、体のコリがほぐれるので、気持ちよいですね?。(練習もせず、力抜き過ぎ…)
トライアスロンでは、当たり前ですが海を泳ぎます。初めてウェットスーツを着て泳いだ時は、びっくりするほどの浮力があって、プールで泳ぐのとは全く違う感覚でした。
「むやみに力泳するよりも、水に乗る調子を体得することが大切」と、末広厳太郎氏の練習10則(←すごくいいです、改めて)で語っていますが、海の場合は“水に乗る”って大切です。波と流れに乗りながら、浮力をいかして前に進む。わかってはいるけれど難しいですね。レースでは他の選手とのバトルもあるし。プールで泳力をつけながら、海の経験を積むことが必要だと思いました。
それから、これまで耳栓をつけて泳いだことはなかったのですが、先日の大会で初めて使ってみました。
耳栓、かなり良かったです(SPEEDのものを使用)。水の雑音も減って、集中力上がります↑
<バイク>
何といっても一番のネック。
まずはバイクを選んで買うところからスタート。ハンドルとサドルとペダル以外、さっぱり用語がわからない…。
コンポーネントって何、どこ??ビンディング??みたいな。でも、青トラにはバイクに詳しい方がたーっくさんいるのでとても、とても助かりました。小さなコトから、大きなコトまで教えてもらって、ホントお世話になりました。倶楽部に入る醍醐味です。
それでも、機械オンチな私はせっかく購入したバイク、1人じゃ全然メンテナンスできません。
バイクは“買った後が大切”と言われていますが、月に1度は自転車屋さんに通ってみてもらっています。
そんなこんなで、人並みに練習ができるようになるまで4ヶ月くらいかかりました。
レースまでの残り2ヶ月、十分とはいえない練習量でしたが何とか形になったので“えいや”と参加。
大会ではせっかく稼いだスイムのタイムも、トランジッションでモタモタしている間に余裕でみんなに抜かれ、バイク中も ALWAYS KEEP LEFT.抜かれまくりです。
みんな、速かった、私遅かった。
これからバイク、がんばります!
<ラン>
トライアスロンの3種目、ヘロヘロになりながら走っている自分の姿が目に浮かびます。
そんなの嫌だ!と立ち上がり、7月から黙々とラン練習を始めました。
ゆっくり、長い距離を走るLSDをメインに、ときにはインターバルやスプリントを入れてみました。
1ヶ月もすると、だんだん体が慣れてきて10kの距離も全然苦ではなくなってきました。
このまま続けたら、バイクの後のランも結構行けちゃうんじゃないか、って思い上がっていましたが
大会本番も、ほぼ練習通り。勝手な思い込みも、根拠のない自信も大切です。
そして、笑顔のゴール、51.5k完走!
日々の地道なラン練習に、間違いはなかった(涙)。走りながら、笑って手を振る余裕があったので♪
トライアスロン、やってみて良かった。
まだ始めて半年ですが、大きな手ごたえと達成感です。
そして、離れていても心ひとつに応援してくれた青トラのメンバーのみなさま、ありがとう。
個人競技だけれど、1人だけのスポーツじゃないんだなあ、と実感しました。
楽しかった!
最後におまけ
トライアスロンというと、日焼けしたアイアンマンのイメージですが
私は高校までの水泳生活で一生分の紫外線を浴びてしまったので、もう焼けられません。必死です。
日差しを避けようと思うと練習時間に制限はありますが、気をつけていれば何とかなります。
一番の敵、紫外線と闘いながら、目指せ!美白アスリート。
トライアスロンを始めようと考えている女性のみなさま、ぜひご一緒に♪
青トラに8月中旬に入会、そして思い立ったが吉日と9月11日に昭和記念のスプリント、9月18日に横浜トライアスロンのオリンピックディスタンスにエントリーし、無事完走することができました。
実は、トライアスロンとの出会いは20年程前で、大学生になり始めた頃。バイクも当時購入し、あるクラブの練習会に数回参加したにも関わらず、結局、海外留学、移住という夢にエネルギーがシフトしてしまい、トライアスロンデビューすることもなく何とも中途半端に終わってしまったという苦い過去があります。それから、月日が経ち、、、去年、ある資格試験に集中していたため、気づけば体重アップ、今年はダイエットしようと決心しても仕事のストレスが降りかかるといつの間にか、スイ?ツが親友状態に。このスパイラルから脱却しないとヤバイことになると実感(てか、やばいことになっちゃってるのか)。 そんな折に、友達からトレッキングイベントへの誘いがあり、やる気満々だったのに、なぜだか間際で私だけエントリーされていなかったという手違いが発覚。気分はトレッキングだったのにと、ネットで他のイベントがあるか、探してみると青トラ企画のトレッキングを発見。参加してみると気さくな方ばかりで、そしてメンバーの方々と話しているとなぜだか昔のトライアスロンへの思いが芽生えてきてしまった。 トライアスロンは出費も多そうだし、遠征するだけでも一苦労、、、と自分で言い訳を並べれば、やらない理由はどんどん出てきた。 でもでも、やりたいと思ったときにやらないと一生やらないだろうなと自問自答。痩身エステに通うと思って、トライアスロンを始めてみるかと自分を納得づけたり。それに、あと数カ月で30代ともお別れなので、30代で頑張ったといえることを一つでも増やして、40代を迎えたいという切実な思いも。
ともあれ、決心はしたもののわからない事だらけ。ウエットスーツを前後ろ反対に着用したり、バイクのギアの変え方もよくわからず。レースに出ると決めても何が必要なのか見当もつかない。 そんな途方にくれる私にアドバイスしてくれる関口ボスやチームの皆様。 練習では、泳ぎ方や走り方など基本をじっくりと指摘してくれる河原コーチと原田コーチ。正直、今までジムで適当に運動していた私には目からうろこの指摘を練習初日から頂いた。
入会から一ヵ月で、正直、オリンピックディスタンスへの出場は、早急すぎるのだが、話が進んでしまい出場することに。ただ、完走が目的なので、オーシャンでの水泳は、頑張りすぎない。自転車はパンクやチェーンのトラブルを起こさないようにする(→自分で治しかたが解らないので)。ランでは水分補給をまめにする。ということに気をつけ、10代での陸上部、水泳教室での蓄積をベースに挑むことに。
横浜大会での当日の18日は、快晴、快晴すぎる。灼熱。
横浜に前泊。私らしからぬ緊張と不安でなかなか寝付けず、睡眠不十分の中、5時半、起床。どうせ、すぐに淀んだ横浜港にはいるのだからとシャワーはスキップして、簡単な支度準備の後、会場へ。バイクをトランジッションエリアに預け、準備に勤しんでいると、青トラのHさんが。アドバイスを頂いたりと、焦る気持ちを少し緩和させてもらった。そうこうしていると、8時スタートの女子の部の招集が。ウエットスーツとゴーグル、帽子だけ持って、招集場所へ。ウエットスーツを腰まで履いて、屈伸したり、隣の人と会話したり、緊張を紛らわしていた。 水に入るように指示され、しばらくするとスタートの笛音が。水は、しょっぱいし、なんか淀んでいるし、石油臭いような。勢いよく、泳ぎだす群れの中で、あえて端のほうからゆっくりとスタートを切った。水泳はマイペースに行こうと決めていたので、慌てず、競争せず。 思っていた以上にオーシャンでの水泳は直進するのが一苦労でいつの間にずれた方角に進んでいたりする。 進むべき方角をたまに確認しながら、何とか一周。二周目は次のウエーブの選手たちに追い抜かれながらも、ニ周目も完泳。水からあがり、レッド(か、ブルーだったかな?)カーペットの上をぬけて、トランジッションエリアへ。(あ、私、トライアスリートっぽいわと勝手に一人で自己陶酔。)トランジッションエリアに到着すると、日焼け止めを塗って、靴を履いて、栄養補給剤を流しこみ、ヘルメットをかぶりいざ出発。最大の弱点のバイクが始まる。ギアの使い方がいまいちなので、あえて上りも下りもギアは変えず。案の定、どんどんぬかされていった。あまりに追い越され攻撃で少し心が下向きになって来た折、チームの方々が、通り過ぎる際、声援をかけてくれたり、沿道では、チームの方々が力強い応援で励ましてくれた。 ひたすらペダルをこいでなんとか、6周終了。 やったあ、後は、ランのみ。とにかく暑い。給水を頻繁にし、マイペースで走り続け、沿道での応援に後押しされ、めでたくフィニッシュ!
つらかったというよりも楽しかったという気持ちのほうが大きかった。完走後は、チーム仲間と喜びあったり、記念写真を撮ったり、おいしいビールを一緒に楽しんだり。 青トラに入らなかったら、こんな素敵なトライアスロンデビューはできなかったと思うと感無量。 そして、今回の出場で改善点、弱点が浮き彫りになったので次なる目標であるタイム短縮にもモチベーションがもりもりアップしてしまっている今日この頃である。