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いつもは1人で3種目やっているのですが、エイジ大会の最高峰である横浜大会は強豪選手も多く、
なかなか上位を狙うのも難しいので、ここ数年は志向を変えて「混合リレー」に参加しています。
メンバーは、SWIMがわたし、BIKEは伊藤さん、RUNが須藤さんという、いつもの3人
担当分野は、得意不得意はあまり気にせず、それぞれがやりたい種目を選びました。
レースとしても「楽しみながら競技をして、打ち上げで盛り上がる」をコンセプトに、若干ゆるめでレースに臨みました
そしてレース本番、私はそもそもスイムが苦手なのに「荷物が少ない」という理由でこれを選んでしまったことを後悔しながら、
冷たくて沢山のクラゲがお出迎えしてくれる横浜の海にチャレンジ。
結果は予想通りかなり遅いタイム(リレー全体で半分以下)でスイムアップとなり(奇跡は起きませんね)、BIKEの伊藤さんへバトンタッチ。
しかし一応順位を見ると、なんと「混合で2位らしい(*1)」事が判明
((*1)後で見たら実は混合4位でした。ただコンディションの問題でライバルの皆さんもタイムが伸びず、あまりタイム差はついていませんでした)
そして伊藤さんはBIKEがかなり速い上に、かなり頑張ってくれていたので「もしかしたら、、、」と思っていると、トランジションに帰ってきたときには
なんと「混合1位」へジャンプアップ!!(混合で1位、速い!!)
こうなってくると頑張らないわけにはゆかないという訳で、RUNの須藤さんには大いにプレッシャーをかけさせていただきました
そして、須藤さんもそれに十分答えてくれて、2位チームとの差を広げて1位でゴール(混合で2位という好成績)
果たして、私が大いに足を引っ張る中、チームメンバーの好走に助けられ、晴れて1位の栄冠を勝ち取ることが出来ました。
そして、去年はなかった表彰式も今年から再開され、晴れて一番高い所へ登らせていただきました!!(ありがとうございます)
あらためて、いつもは一人のトライアスロンですが、リレーはチームでチャレンジできるので、いつも以上にメンバーの応援にも力が入りますし、
なんたってメンバーで力を合わせて結果を出せるところに、いつもとはちがった魅力があると思います。
という事で今回は「おんぶにだっこ」ではありますが横浜トライアスロンリレー(混合)で優勝することが出来ました(ありがとうございます)
そして、来年「メンバー入れ替え」をされないよう、これからも精進してゆきたいと思います。
●トライアスロンに挑戦するきっかけ:
2022年8月に35歳となり、うっすら始めたいと思っていたトライアスロンに挑戦することを決めました。ただ、何から始めたらいいかわからず、家&職場から練習環境が近かった青トラに入会することにしました!
スイム(競泳)は学生時代や社会人マスターズ大会などに参加していましたが、バイク&ランはまったくの素人でした。
●日々のトレーニング:
最初の半年はスイム週2回、ラン週4回、バイク月1〜2回程度。
特にランは最初は2、3キロ走るだけで息があがっていましたが、Youtubeやinstagram、書籍などをありとあらゆるメディアをフル活用して、2023年3月にはハーフマラソンを1時間40分強で完走できるくらいまでになりました。
トライアスロンの各大会エントリーなどが始まった頃から、デビュー戦を「タテトラ」に定め、バイクのインドアローラーも購入し、スイム週2回、ラン週3回、バイク週3回程度に強度を上げていきました。
●タテトラ前日:
前日から館山入りし、青トラメンバーの諸先輩方に色々とご教示いただきながら、本番に向けてイメトレを積み重ねました。
夜はなかなか寝付けず・・・不安と緊張と興奮と・・・色々な感情が頭の中をぐるぐる巡っていました。
●タテトラ当日:
朝から天気もよく、初めてのトライアスロン会場の雰囲気、たくさんのトライアスリート、トランジット準備、そして小・中学校の同級生との再会を20年ぶりに果たすなど、9時半のレース開始まで時間があっという間に過ぎていきました。
そしてついにレースがスタートしました。
■Swim:21分48秒(全体11位)
一番自信のあるスイムでは、ローリングスタートの先頭を陣取りました!
750mの2周回のうち、1周回目はアドレナリンが出すぎて、ヘッドアップなどを怠り、自分がどこにいるのか一瞬わからなくなりました。が、青トラコーチからも「自分が泳ぐ場所をしっかり確認すること」という教えが頭をよぎり、その後はしっかり冷静さを取り戻すことができました。
■Bike:1時間14分07秒(全体98位)
バイクパートが最も不安でした。(トレーニングの質も量も少ない・・・)
シフトチェンジ、コーナリング、水分補給、効率のよいペダリングになっているか、周回確認などなど・・なんとか自分のペースで走ろうと考えてましたが、やはり思いの外、脚を使ってしまいました・・・・ここは大きな反省となりました。
■Run:52分13秒(全体262位)
バイク後のトランジットの時点で既に腸腰筋が悲鳴を上げていました・・・・
前日のイメトレでは4分45秒/km前後で走れるかな〜と考えていましたが、自分の想定が甘かったことをこれでもかと突きつけられました・・・・3キロ過ぎた辺りで、脚が鉛のように重く、6分/kmまで落ちてしまいましたが、青トラメンバーの沿道からの応援に励まされ、最後まで「走る」ことに執着して、ゴールすることができました。
そして・・・・・最終的なタイムは「2時間28分08秒」
反省点をあげればキリがないですが、全体83位、年代別(35-39男子)16位と納得のいく結果を得ることができました!
ゴールしたときはフラフラで、疲弊しきっていましたが、ゴール後に徐々に自分がトライアスリートの一歩目を踏み出せた達成感と満足感、充実感に満たされました!
青トラに入会して、9ヶ月。
トライアスロンを通じて、世代も性別も異なる様々な方に出会うことができ、たくさんの刺激を受けて、日々の生活が充実していることを改めて実感しています。
今後もたくさんのレース・練習を通じて、日々皆様と切磋琢磨していきたいと思います。
最後になりましたが、青トラの皆様、有難うございました!
5月14日、ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会(横浜トライアスロン)のエイジグループ・スプリントの部(25.75K)に出場しました。
横浜トライアスロンに出場するのは4回目。これまでは、オリンピックディスタンスが2回、リレーが1回で、スプリントは初めての出場です。
横浜トライアスロンは参加者も多く、強豪も多く出場するので、なかなか上位進出が難しいのですが、今年はエイジ区分が60代に上がることもあり、表彰台のチャンスと思ってスプリントへの出場を決めました。
前日、エリートのレースをテレビ観戦していたら、結構な雨。落車も発生していて、これは気をつけないと、と思いました。昨年2回落車して痛い目に合っていますので。空気圧はグリップ重視で低めにセッティングしておきました。
大会当日、輪行で会場入り。昨年度、スプリントのエイジチャンピオンになったので、今年は、ボディナンバーシールにチャンピオンマークが入ります。これ、憧れでした。
実は、事前送付物が届かずに、ナンバーカードは当日マジックで手書きしたものを受け取ることになったのですが、チャンピオンマークだけはどうしても欲しかったので、大会事務局にお願いして用意してもらいました。
スプリントは1時間半もかからずに勝負が決するので、第4の種目と言われるトランジションが占める役割も大きいです。ウェットスーツには脱ぎやすいように潤滑スプレーを吹き付け、ランシューズには、足をそのまま突っ込むだけで靴が履ける新兵器・介護用靴ベラを装着しておきました。
タイミングベルトをもらって試泳を待っていると、雨が降り出しました。スイムは別にいいのですが、バイクで路面が濡れているのは嫌ですね。テンションが下がりましたが、試泳をすませ、スタートを待っているうちに、雨が止んで陽射しがのぞいてきました。
11時13分にスイムスタート。750mのコースを1周回します。3人ずつ、10秒おきのスタートで、バトルもほとんどありませんでした。
私はスイムが遅いので、ほどよい速度の選手をみつけてドラフティングすることに専念しました。クラゲが多かったですが、クラゲ除けクリームのおかげか、刺されずに済みました。
スイムアップして、眼鏡置場のサングラスを取り、ウェットスーツの上を脱ぎながらT1まで走ります。潤滑スプレーのおかげでスムースに脱げました。横浜はT1までの距離が長いので、ここをいかに走るかは重要です。息が上がっても、トランジションで落ち着くだろう、と思って、頑張って走りました。
T1でスイムキャップとゴーグルをとり、ヘルメットを被り、ウェットスーツの下を脱いで、裸足のままバイクを押して走ります。マウントラインを過ぎたらそのまま飛び乗り、バイクに輪ゴムで固定したシューズに足を突っ込みます。
初戦の石垣島トライアスロンでは、両足突っ込むことに成功したのですが、今回は右足は成功したものの、左足は失敗。バイクシューズの上を踏みつけて漕ぎながら、手を使って足をシューズに入れ、ベルクロを止めます。
バイクは6.6Kのコースを3周回。昨年のコースはクランクが多く、超テクニカルでしたが、今年は少し改善されました。それでもやはり山下埠頭内はコースが狭くテクニカルで、おまけに雨で水溜まりができていて、気をつかいます。
短いので、最初から全力で行きました。ほぼ抜く一方で一気に走り切りT2へ。
初戦の石垣島で、裸足でランシューを履いたら擦れて足が血だらけになったので、今回はT2で靴下を履くことにしました。靴下を履いて、介護用靴ベラを装着したランシューに両足を突っ込み、最後のランへ。
ランは、石垣島トライアスロンの直前に膝を痛めてしまい、3週間全く走らず養生して、その後も数回ジョグしただけのぶっつけ本番。
さすがに心肺的・筋力的にはきつかったですが、それでも最後まで膝の痛みも出ず、無事にゴールまで走り切ることができました。ゴールタイムは1:16’17”。1:15切りできれば最高でしたが、故障明けにしては悪くないタイムです。
ゴール後、速報で順位を確認します。祈るような気持ちで画面を見ると、、、2位。どうやら表彰台は確保したようです。1位とはどのくらいの差だったのかな、と思って1位のタイムをみたら、何と15分差。えっ、そんなに離れてるの?と思ってよくみたら、周回不足のようです。ということは、、、60代の部、優勝だ!
着替えをして、象の花パークに参加記念品をもらいに行き、昼食を済ませて、14時過ぎに表彰対象者招集所へ。顔見知りの方々が大勢います。15時過ぎから表彰式。
これまでトライアスロン大会での優勝は、スプリントで3回、オリンピックディスタンスで1回あったのですが、いずれも表彰式がありませんでした。今回は初めて表彰台の一番高い所に立つことができて、感無量です。やっぱり、てっぺんはいいですね。
トライアスロンを始めると、やはりロング(アイアンマン)を目指す方が多いと思います。私もそうでした。1年目はスプリントでデビューして、オリンピックディスタンス、2年目にミドル、3年目にロング(宮古島)、4年目にロング最長の佐渡A、5年目にアイアンマン(ケアンズ)という形でステップアップしていきました。
しかし、距離適性はひとそれぞれです。ロングがあっている人もいれば、短い距離があっている人もいます。私は身体(特に内臓)がそれほど強くないので、ロングには向いていないと自覚して、6年目からはオリンピックディスタンス以下の短い距離を主戦場に定めました。7年目からはさらに短い、スプリントにも出場するようになり、その年にスプリントの年間ランキング2位。8年目にはスプリントのエイジチャンピオンになりました。
エリートでも、もちろんロングのアイアンマン世界選手権(コナ)はあるのですが、ワールドトライアスロンシリーズでは、オリンピックディスタンス、スプリントディスタンスの大会で、頂点を目指して、しのぎを削る争いが繰り広げられています。
こういう短い距離は、身体への負担も少ないですし、私のような、身体がそれほど強くない人やシニア層にも向いているのではないかと思います。
今年度から、JTUのエイジ選手権もオリンピックディスタンスだけでなく、スプリントディスタンスでも開催されるようになりました。みなさん、是非、スプリントにも目を向けてみてください!