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<はじめに>
おかげさまで今回で四回目の宮古島大会。
いつもは勢いと根性だけで挑戦しているのですが、今年は「らくらく完走」をスローガンに、色々な「作戦」を立てて臨みました。
結果的には、楽々とは行かず、今回も「大変」だったのですが、どんな作戦を立てたかなども含めてご紹介します。
<作戦>
同じことするなら「できるだけ楽に」をモットーに、以下の3つを実施。
1)楽に補給ができる方法を考える
2)「バイクパート」で、出来るだけ楽をする
3)ランは「省エネマイペース」を心がける
1)は、これまで「高カロリー」なエネルギーを半ば強制的に摂取して、途中で「気持ちが悪くなる」事がたびたび。
そこで、最近出てきた「胃腸にやさしい補給食」をレース前からローディングして、レース中の胃腸の負担を減らしました。
2)については、秘密兵器の「パワーメーター」を導入。
レース中に自分がどれくらい頑張って漕いでいるかを数値化して「頑張りすぎない」ようにコントロール
3)の省エネは、これも最近登場してきた「省エネシューズ」を導入し、スピードではなく楽な走りを心がけました
<レース>
当日の朝は土砂降りでしたが、しかし風が無く「スピード」は出しずらいけれど「一定ペース」でレースを進めるにはちょうどよい感じ。
朝の時点では気温も高くなく、うまくゆきそうな予感。
最初のスイムは、集団に引っ張ってもらうことも考えて中段からスタートするもののバトルがひどく、結構苦労しながらアップ。(1:04:09)
次のバイクで、秘密兵器のパワーメーターを見ながらライド。数値を見ながらだと自分の感覚がずれている(思った以上に踏んでいるなど)事がよくわかりとても良い感じ。
補給もいにやさしいモノにしたおかげで、いつもに比べて疲労も少なく、しかしそれなりのタイムでフィニッシュ(5:22:58)
バイクの調子が良かったこと、シューズが案外とスピードを出せた事もあり、ランの最初はかなりハイペースを刻む。
しかしこれは「マイペース」を完全に超過。
10kmくらいから早くもペースが落ちて、21kmの折り返し以降は気温が上昇してきたこともあり、気力も続かず半分くらい歩きました。
そしてヨレヨレになりながら、しかし周りの応援に背中を押され、何とか夕暮れになる直前くらいにゴール出来ました(5:03:10)
<結果と反省>
結果的には、スローガンの「らくらく」には遠く及ばずでしたが、しかし、これまでのベストタイムで完走できました。
反省点は、バイクで足がいつもより残っていたのを良いことに、ランの最初でペースを守らず飛ばしてしまったこと。
結果的に、これによって最後まで走り切る事ができなくなってしまいました。
しかし、補給に気を付けたこととBikeのパワーメーターを使ったことは大成功。
特にパワーメーターはあれほど役に立つとは思いませんでした。
<最後に>
こうやって色々な工夫ができて、それをレースで試せて、直ぐにリアルな結果を得る事ができるというところは、このスポーツの面白さだと思います。
そして、いくら作戦を立てても思い通りにならないことが沢山あって、それを気合や根性でなんとかしょうとしながら、でもなかなかしんどい。
でも、応援に励まされながら(仲間や島の応援は最高!!)、最後まであきらめずに頑張って、みんなそれぞれのゴールを迎える。
こんな体験ができる事も、トライアスロンの醍醐味だと思います。
そして、また来年も新しい作戦を立てて、あのきれいな海で泳いで、島の皆さんに応援してもらって、仲間と一緒にゴールを目指せたら最高です。
ありがとうございました。
4月21日、「石垣島トライアスロン大会2019」に出場しました。
トライアスロンを始めてから、今年で5シーズン目。
やっぱりシーズン初戦は、楽しくてきれいでおいしい場所に限ります。6月のロングに向けてモチベーションを上げようと、記録や順位は気にせずオリンピックディスタンス(OD)の距離をのんびり楽しむ目的で、この大会にエントリーしました。
石垣は「2019JTUエイジグループランキング対象大会」の初戦でもあるため、青トラにも日本選手権出場を目指して上位入賞を狙う本気モードが2人参戦です。それに加えて今年は、「ワールドマスターズゲームズ2021関西トライアスロン競技出場資格ポイント対象大会」という何だかとっても魅力的なタイトルも付いています。このワールドマスターズというのは面白そうなので、1ポイントでも獲得して出場資格を得ようと、レースの少し前に急遽目標を「1ポイント獲得」に格上げすることにしました。
レース前夜は、全員がアルコールなしで乾杯。(乾杯の後に飲んでいる人はいましたが。)本気モードのOさんは、みんなとお店にも行かず、コンビニで買って部屋で食べるとのことで、意気込みの違いを感じました。
レース当日。東京よりも日の出が遅く、まだ暗い中をみんなで出発。
スイムは湾内を2周回で、申請タイム順のウェーブスタート。私は第2ウェーブで、その中ではかなり上位のタイムらしいとの憶測から、張り切って先頭からスタートすることに。ビーチスタートだったので、浅瀬で連続いるか跳びを初めて披露してみました。ただ、クロールに切り替えた瞬間から妙に心拍が高い。いるか跳びって疲れるのかなと不思議に思いながら、2周目も懲りずにいるか跳びに挑戦。やっぱり妙に心拍が上がる。やり方の問題?いるか跳びをしなければ、もう少しタイムがよかった気がします。
バイクは、適度なアップダウンが続き、最後まで飽きないコース。以前はこういうアップダウンが苦手でしたが、今はむしろフラットな方が苦手。海は少ししか見えませんでしたが、走りごたえのあるコースでした。
ランは街中を走るフラットなコースで、青トラメンバーや友達をきょろきょろ探しながら走りました。どうも周りには本気で走っていないように見えるらしく、いつも「もっと真剣に走りなよ」とか「余裕そうだったね」などと言われて激しく反論するのですが、今回に限ってはその通りだなと少し反省。本気モードのYさんは「呼吸筋が苦しい」、Oさんは「すれ違っても目配せするくらいの余裕しかなかった」というさすがの発言。これくらい本気で走らないといけないんだと学びました。
ゴール後は、リザルトが気になって仕方ないポイント狙い組と合流。日本選手権を狙うYさんとOさんは予定通りのエイジ上位でポイントゲット。私と同じく1ポイントでも獲得してワールドマスターズの出場資格を目論んでいたSさんは、かなりの好タイムだったにも関わらず僅差でポイント獲得できず。ワールドマスターズの存在を教えてくれたのはSさんだったので、私だけ目標達成できて少し申し訳ない気分でした。
夜の打ち上げでは、たくさん飲んでたくさん食べて(一部の人は)たくさん踊って、しっかり石垣島の夜を楽しみ、翌朝6時にヒルクライムに行く約束をして解散。レース翌日の早朝からヒルクライムする物好きは3人しか集まりませんでしたが、スペシャルゲストA氏を交えた4人でいい汗を流し、前日のアルコールをきれいに放出しました。
朝食後は、石垣島(約)1周ライド。こんな合宿みたいなプランに乗ったのはたったの2人でしたが、天気にも恵まれ、いろんな名所を廻れました。自転車ってすごい。
公式リザルトによると、エイジ2位で9ポイントも獲得できました。ODでポイント取れたのは初めてで、今シーズン幸先のいいスタートが切れました。調子に乗ってこのまま日本選手権を目指そうかなとも一瞬思いましたが、まずはエントリー済みのロング(五島A、皆生?、佐渡A)に向けて全力を尽くしたいと思います。
(追記:ワールドマスターズの出場資格は、ポイント獲得が必須と思っていましたが、当局によるとまだ条件は流動的みたいです。)
後悔。あぁ、逃げ出したい。
4月21日@石垣島
明らかに屈強そうな男女約900名が白いビーチに立ち並ぶ。ナイスマッチョ!青トラで見慣れた光景。とはいえ、この人数では心踊るどころか、恐い((( ;゚Д゚)))の一言。
もともと体を動かすことは好きな方。けれど運動能力は人並み程度。そんな私がなぜトライアスロンに挑戦したかと言うと、腕に書いたゼッケンナンバーがカッコいい!から。その憧れの腕の数字が、まさかドザエモンになった際の識別番号だったなんて、、、関口さん、ショックです、初レース前にそんな話聞きたくなかったです。
完走なんてやっぱり無理だよ、とネガティブ感情。そんなことない11月から5ヶ月間、自分なりに頑張ってきたんだ。大丈夫!とポジティブ感情。頭の中でぐるぐるぐるぐる、そうこうしている間にスタート時刻。「パホーン!!」とホーンが鳴り響き、覚悟を決め、いざ海へ!!
入会したてのころは25mも泳げず、散々塩素水を飲み、ゲホゲホと涙目で練習していた。苦行でしかなかった。
ところがどうでしょう。50mも泳ぐと緊張も解れ何だか楽しい♪調子に乗ってドラフティング。蹴られて痛いけど、流れるプールみたい♪♪よし!これならゴールいけるかも。
無事に2周目を終わり陸へ、青トラブルーを発見し、言葉を交わししばし安堵。いざバイクへ。
早々から続くゆるやかな坂道に苦戦。予想以上に長く、キツイ。いつまで続くのだろう、漕ぎ続けられるだろうか、、再び不安と後悔に頭が占領される。
スタート直前に壊れたスマートウォッチのおかげで距離も時間も分からない。ボランティアの方に「何キロですかー!?」と叫ぶと、後ろから迫って来ていた781番の選手が「15km!」と答えてくれた。聞くと大阪から初レースで参戦とのこと。同士の気分で、追い抜き追い越し励まし合い、その彼はすれ違いざまに毎度距離を教えてくれた。本当にありがとう!!3種目の中で意外にも一番辛かったバイク。おかげで乗り切れました。
ランに入ると、沿道には沢山の人人人。島の皆さんが応援してくれる!子供たちともハイタッチ♪周回場所のゴール付近では青トラの皆さんからの声援。うっわ。楽しい♪テンション上がる↑↑
とはいえ暑さと疲れで心身ともにギリギリ。仲間の笑顔や声援がどれだけ励みになったか。みんなと同じゴールを踏みたい!その一心で何とか持ち堪えることができた。3時間29分10秒
念願のゴール(嬉涙) !!!嬉しい楽しい大好き★DCT
トライアスロンの感想として正しいか分からないけれど、一人では絶対に成し遂げられなかった。コーチ、チームメイト、石垣島の皆さんや選手、とにかく多くの人に助けられ、応援され、晴れてトライアスリートとなれました。
この場をお借りしてお礼を伝えたいです。ありがとうございます!
やればできる何事も。をモットーに
令和最初のレースに向け再スタート。これからもコツコツ頑張りたいと思います。