青山エイドステーション

« 前のページへ 103  104  105  106  107  108  109  110  111  112  113

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その2

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その2

波が来たら顔を横向きにすれば回避できると学習したところで、やっと第一ブイに到着。(はぁ、ふぅ、苦戦じゃ)
ブイに掴まり呼吸を整えていると、「ブイじゃなくここに掴まりなさい」とセーバーが舟を寄せてくれた。(ふーん、舟に掴まっていいのね、うん安心)
「わたし今日、海はじめてなんです。」「えぇっ!?あんた初めてなの!?そりゃ運悪すぎだがねぇ」とセーバーさんと一時の会話。(この時点で塩分過多。海水しょっぱい)

そうしているうちに他のメンバーが横を通過。(自分も行かなきゃ!)

セーバーさんの舟を思い切り蹴っ飛ばして少しでも前に進みたかったが、それは悪いのでやめといた。(苦笑)
次の目標、第二ブイまでは浜と並行に泳ぐ。したがって波は真横から。
さっきより苦しゅうない。しかし、バチャバチャと波が耳にあたるのでセーバーの声が聞こえない。
「何ですか?」「○×△○×△」「え??聞こえません」「○×△○×△」「もう一度言って下さい」
「左に逸れてるから右に泳いでー」
見ると大きくラインを外れている。右に旋回!

やっと第二ブイ“右側”に到着!
そこから、ボスが今度は他のメンバーのライフガード?に付く。(あっ 行っちゃう 焦)
今の私には抜かされる事など どうでもいい。誰も側に居なくなる不安が恐ろしい。

「セーバーさん!こっち、こっち。こっちに来て下さい!」と大声で叫ぶ。
「捕まるかい?」「いえ、頑張って泳ぎます。でも側にいて下さい」(こんなの本番であり?)
必死の思いで腕を回す。回す。回す。
すると、背後から「ブイの外を周るんだよ?」とセーバーの声。(えっ、そうなの!?)
後ろを振り返るとブイから既に5m以上もある。
「すみません!今日はもうバックできないのでショートカット許して下さい!」と言い棄て、引き戻されまいと、今度は夢中でセーバーの舟から逃げるように泳ぎまくる。(よかった、本番じゃなくって。本番なら失格だよ 冷汗)

次は浜に帰るルートだ。早くこの恐怖から解放されるには早く辿り着くしかない。大きな建物を目印に一心不乱になって泳ぐ。終盤は、水を得た魚のように、と言ったら言い過ぎだが勢い余って砂浜にスライダーゴール!(なにも砂までかかなくても 苦笑)
スイムアップの次は直ちに走らなくてはならないはずだが、見ていた近くのメンバーから拍手喝采!(ウルウル、皆なんて優しいのだろう)

その後のランは、今までの苦しい10kmでなく楽しい道のりであったのは言うまでもない。
擦れ違い際の掛け声とハイタッチ、疲労も笑顔に変わり、周囲の人々が羨ましそうに見ている。
青トラメンバーの素敵な面を感じる。アドレナリンも大放出!
トライアスリートはムダにポジティブなんだな♪♪

トラウマを背負ったまま一生海を泳ぐ事などできないと思っていた。
不可能を可能にする青山トライアスロン倶楽部に心底感謝!
さあ、皆さんも一緒に夢を追いかけ、その夢を叶えましょう!
VIBA!青トラ!   BRAVO!青トラ!


posted by 2011.04.20 | 固定リンクメンバー

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その1

『タカりんのオーシャンスイム初挑戦!怒濤の海もなんのその!』 その1

青山トライアスロン倶楽部、1Day EARTH CAMP シリーズ@茅ケ崎 inサザンビーチ
アクアスロン;海スイム600m×2=1200m → ラン2.5km×4=10km


「おい、アレ見ろよ。」と男性メンバーの声の先を見ると、
セーバーの人達がポジションにつこうと準備しているが、激しく打ち寄せる波に戻されてしまっている。
遠くにいてもゴーォ という轟音と波が逆巻いて白くなっているのがよくわかる。(これで本当に泳ぐの?)
前日の雨天強風に、どうか今日だけは穏やかな晴天になってくれと祈っていたのは私だけではないはず。

受付を済ませたメンバー全員がウエットスーツに着替え、トランジットエリアやコースの説明を受けて砂浜へ集合する。
その時、「下!下!サンダル!」 と言う声に足元を見ると、私だけビーチサンダルを履いていた。(かなり緊張している)
急いでトランジットエリアに置きに行くが、戻った時には皆、入水チェツクを済ませており勇敢な男性陣でも冷たい!と4月の海に悲鳴をあげている。

整列し、コーチが一人一人の人数を数え始める。(これって もしかして行方不明になったらってこと?水没?) 前日からの緊張がマックスになった瞬間。
「トライアスロンの大会でも今日の荒海はトップクラスです。」と やけに優しい口調でコーチが話す。
背後から「この海を泳ぎきれば全ての大会を泳ぎ切れる!!」と 青山トライアスロン倶楽部の関口秀之代表も力強くみんなの背中を押す。
(あ?、もうこうなったら清水の舞台から飛び降りるしかない。えーい 排水の陣だ!)
その後のスタートの合図は全く記憶にない。

気がつくと、産卵直後の赤ちゃん海亀のように皆な海に吸い寄せられるよう入水して行く。
たじろんで棒立ちになっている自分。後ろを振り返るとコーチが微笑んでいる。

我が青山トライアスロン倶楽部は、トライアスロン会のトップ「チームケンズ」のプロがコーチである。実力もナンバーワンだが、いつも堅実な教訓で信頼度も100%!!

この日も、自分のレンタルしたウエットスーツが合わず困っていると、コーチがサッと脱いでその場で差し出してくれた。サイズが合って良かったというより、普通なら見学になるところだ。

信頼を身に纏い「ヨシ行くぞ!」と自分を奮い立たせ大海に挑んだもの戻されてしまう。アレ?と後ろ見る。又 飛び込む。戻される。なんでやねん。
強い波のせいで押し返されてばかり。
少し考え、走って大の字ダイブ。ドッボーン!そっか波に向かって横向きに入り込めばいいんだ。
しかし、気がつくと足が 、足が着かない。。。あぁぁっ、恐怖のフラッシュバック…
子供の頃、溺れて救助された悪夢が蘇る。深く暗?い底無しの海はプールと勝手が違う!
自分にとって、海で泳ぐ事とプールで泳ぐ事は全く別のスポーツである。
とにかく。 とにかく、海は >>>> コワイ <<<<
それに、浮くはずのウェットスーツだが、覆い被さってくる波で沈む恐怖。
恐くて水中に顔を付けられないでいると真正面から直撃する波に窒息寸前。早くもリタイヤか。
いや、絶対泳ぎきると誓って今朝、家を出たばかり。

パニックになっている自分の横を優雅に泳いでいく人を発見した。(あっ、ボスだ)
大きな声で「関口さん、行かないでっ!」と思わず救いを求めてしまった。
会員一人たりと見殺し?にしない、優しい青トラのボスはその後 暫く並んで泳いでくれた。
しかも、荒波に何度もムセ返りラッコ状態になる私に、平泳ぎをするといいよとアドバイス。
やってみるが、足が浮いて水を蹴れない。また、ラッコになる。
背泳ぎをしてみるが腕を波に押し返されうまくいかない。ラッコになって考える。
大きなウネリの時、水面に飛び出るバタフライの要領で波の上に出たら上手く超えられた。
しかし、これでは体力消耗。。。再びラッコになる。
(後で調べたのだが、波は上から越えようとするのでなく水面下から抜けるとよいらしい)

第一ブイまで四種類の泳ぎをしてしまった。(初海で四泳法をしたのはきっと私だけだろう)

さてさて、どうなったでしょう? 続く・・・

posted by 2011.04.14 | 固定リンクメンバー

★ハーフアイアンマンレースに初挑戦!ウッチーの2011シンガポール70.3完走レポート★

★ハーフアイアンマンレースに初挑戦!ウッチーの2011シンガポール70.3完走レポート★

3月17日

午前6:00 渋谷
地震の影響で空港までのバイク配送がストップした為、自転車と荷物をもって空港へ。成田エクスプレスも走ってなかったので、高速バスに自転車を積んで行きました。

午前7:00 成田空港
奇しくも、出国ラッシュのまっただ中だったので、空港大混雑の中、大荷物のバイクは非常に目立ち、色んな人からジロジロと見られました。でも、この視線がちょっと嬉しかったりしました。
事前にバイクを積載することを予約時に航空会社に連絡をし、通常の荷物を預ける場合と同じ要領でバイクを預けます。バイクは免責になるので荷物タグにサインを求められます。航空券によっては、預け入れできる荷物の許容量がきまっていて、僕の場合は40kまでだったので、追加料金はなし。(バイクケース18k、通常荷物15k)

午後18:00 シンガポール空港
疲れていたのもあり機内ではぐっすり。隣に座っていたのがイスラエル在住の寿司職人で某醤油メーカー主催の寿司コンテスト優勝し、副賞でもらった日本旅行からの帰りとのこと。海外レースはレースそのものだけではなくて、こういった日常接点のない人と出会えるのが面白いです。
7時間程度のフライトでシンガポール着。バイクは通常のターンテーブルではなく大型荷物として出てきたり、既に係員が出してくれていたりしています。ピックアップ後税関出る前までに念のためバイクチェック。破損なしで一安心。
空港からホテルまで通常のタクシーでは移動できないので、ワゴン車を事前予約していたのでスムーズにホテルへ。
今回の手配で苦労したのがホテル。ツアー参加すれば煩わしさはなかったと思いますが、個人で手配したので、客室にバイクの持ち込みが出来るか出来ないかを自分で確認しなければなりませんでした。当初オフィシャルホテル以外のホテルを予約しようとしましたが、予約時に確認したところバイクの客室持ち込みを拒否されたので、予約変更し、結局オフィシャルホテルへ宿泊。こちらはバイク持ち込み可能。ホテルのエレベーターにTTバイクって非常に不思議な光景でした。
個人的に地震のことで疲れていたこともありこの日は夕飯も食べずに気づいたら13時間寝ていました。

3月18日

午前8時 ホテル
この日は朝からスイムコースの試泳が2時間程できることになっていて、行こうと思っていましたが、あまりにも疲れていたのと、ホテルが会場から少し遠かったので(要は、面倒くさかった)取りやめ。その分ホテルのプールで朝から1.5k泳ぐ。ホテル内にはトライアスリートっぽい人達がたくさん。みんな朝早くから泳いだり、走ったり、バイク練習したり、色々でした。
正午 選手登録会場
ホテル近くで選手登録。ゼッケン等もらいワクワクしてくる。日本人の知り合いも何人か見つける。僕が国内で他にでたレースもそうでしたが、ここでもお店がいくつか出店していて、ジェルや各種トライアスロングッズを販売していました。日本のメーカーのものも多数あったり、逆に日本では買えないものもありました。

午後1時 市内
シンガポールにある日本人経営のトライアスロンショップへお邪魔しました。グッズがたくさんあって非常に充実していました!レースの事を色々お伺いしたりして、バイクチューブ用のCo2を購入。

夕方 選手登録会場
レースブリーフィング。さすがに1,000人以上の参加者になるとすごい人数。バイクのドラフティング走行についての注意が再三繰り返され、終了。その後カーボローディングパーティー。正直あまりおいしくなかったので抜け出して現地の友人と自主カーボローディングへ出かけました。

3月19日

午前5時 ホテル
起床。レース前日なのでなるべくレース日に近いことをしようと思い早起き。プールで1.5k泳いだ後、バイクを2時間ほど漕いで、ランへ。ランはLSDで15kmの予定でしたが途中、スコールが降ってきて7kmで中断。全身ビショビショになりました。でも、この日あまり走りすぎず結果的にはよかったです。

午後3時 トランジションエリア
バイクセットは前日の午後5時までに済ませなければならなかったので、バイクをセット。(もちろん24時間セキュリティー体制です。) シンガポールは時折スコールが降るのでビニールカバーをかけている人がたくさんいました。そんな用意をしていなかった僕はもちろん何もかけずでした。

午後9時 ホテル
バイクセットも終わり、明日のレースの為に足ツボマッサージにいって、ホテルへ戻りカーボローディング。わくわくしながら早めの就寝。

3月20日

午前5時
いよいよレース当日。いつもレース前の朝食
今回はホテルのIn Room Diningで済ませました。トライスーツをきて会場へタクシー移動。既にみんな慌しくトランジション内で作業していました。バイクの空気を入れなおしたり、バイクにパワージェルを張ったり、みんな思い思いに自分のトランジションエリアを仕上げていく感じでした。僕の場合は前回レースの教訓を生かして、クーラーボックスに保冷剤を入れてその中にパワージェルをセットしたり、スイム終了後のバイクスタートや、バイク終了後のランスタートをイメージして、靴の置く順番を考えたりしながらセットしていきました。後に反省点となるのですが、この時バイクチェックをもっとしっかりやっておけばよかったです。

午前
エイジクラス順に5分おきにウェーブ・スタート。自分のウェーブが近づくにつれて緊張。そしてスタート。正直、海はきれいではなかったです。そしてなによりスタート直後のバトルが激しかった・・・スイムは2km。1kmのコースを2周回でした。1周回はじめの500mはかなり順調に泳ぎだしましたが、目標のブイを間違えてしまい結構ロスしてしまいました。そして2周回目。バトルがまだ続いていて、ゴーグルが取れてしまいました。幸い、おでこに引っかかったのでよかったですが、ここでもロス。しかし、スイムでDNFになるとバイク何のために持ってきたのかわからないので、なんとかスイムフィニッシュ。
トランジションにてジェルを何本か飲んでバイクスタート。バイクコースはフラットなので非常に走りやすかったです。そして声援が多くて嬉しかった。熱帯の花もたくさん咲いていて、最高のコースでした。しかし、皆さんとても早かった。バイクの練習もっとしないと思いました。そしてアクシデント。DHバーで走行しようとおもったら、バーのねじがゆるんでバランス崩しました。幸い転倒しませんでしたが、DHポジションが取れないまま90km走行。結構きつかったです。事前のマシーンチェックは何回もするべきだと学びました。
バイクは予想タイムどおりで終了し、続いてラン。バイクの最後結構がんばってしまったのが響き、右足が異様に痛くてランニングがまともにできませんでした。ここでDNFもなんか悔しいので少し歩いてからラン再開。気温が30度近く、かなり暑いので給水が大事!と言い聞かせながらガバガバのんだら飲みすぎてトイレに駆け込んだりしました。10km地点でようやく普段のランペースに戻すことができ、15km地点からはスパートすることもできました。後半、気温が暑いこともあり本当にきつかったですが、早くレース終わる為には早く走るしかないんだった、という非常に単純なことを考え、早く走って早くゴールすることしか考えず、無心に走っていました。
そして気づいたらゴール!メダルをもらいフィニッシャーズ・Tシャツをもらい、ようやく完走した実感がわき、達成感で一杯でした。
初めての70.3は課題も多く見つかり非常に有意義なレースでした。そして正直まだいけるな、と思いました。ロング・ディスタンスに向けてのいい足がかりになりました。

★ハーフアイアンマンレースに初挑戦!ウッチーの2011シンガポール70.3完走レポート★

posted by 2011.04. 1 | 固定リンクメンバー

« 前のページへ 103  104  105  106  107  108  109  110  111  112  113

このページのトップへ


無料体験お申し込み

お問い合わせ

青山トライアスロン倶楽部メールマガジン登録

青山トライアスロン倶楽部スケジュール

青山トライアスロン倶楽部キッズ公式ブログ

大阪トライアスロン倶楽部

EARTHトライアスロンショップ