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『吉』とでるか『凶』とでるか?!
うおぉー、オーマイガー!!!
茅ケ崎駅から、今回は徒歩でサザンビーチへ向かう。
見えた先は、やはりナミィ?「「「「 波 」」」」あぁ?がっくし↓
前回のオーシャンスイムで未曾有の体験をしたが、またもや神に見放される。
白く逆巻く波は、前回よりややおとなしい気もするが荒れまくっている。(また死んじゃう)
不安げな私に関口代表が、「大丈夫ですか。今日も頑張りましょうね。」と励ましのお言葉。
前回、私に並泳してくださったボス。酒を飲ませてないのにかなり波酔いさせてしまった。
今回は第1部と第2部、ビギナーコースとレース対策コースに分けてトライアスロン界を牽引するチームケンズスクールの方々と合同練習。(うひょ、モチベーション上がる↑)
黒いトライスーツが決まっていて、一人ひとりのお名前の下にJAPANと書いてある。
コーチだけでなく、チームケンズの皆さんは本当にカッコイイんだよね!!
先ずは、ビーチクリーンの前菜。これが意外によい。バリバリになっていた緊張をほぐす。
そして、刻々と恐怖のメインレッスンに近づいていくが…
前回の荒れ狂う初海デビューでトラウマがトラウマを生みライオンウマになってしまっていた私は、もちろんビギナーコース。
ウエットスーツの着方から入り、皆“GANTZ”になったところで、入水の仕方、波の避け方、上手に前へ進む方法など基礎知識を教わった。
その上、全日本トライアスロン宮古島大会2度も優勝の河原勇人コーチのお手本スイムを間近で拝見さていただき、完全に魅了されてしまった。(すごい!飛び魚ツッピンのようだ!もう感動!)
「オーシャンスイム その2」で水を得た魚のように、と少しミエをはってしまったが、そのあとからは、水をかき顔をつけ(前回は一度も顔をつけられなかった)、スーと泳ぐ動作を繰り返している。ホッホ?、進んでいる、浮いている?。ヤッホ?、泳いているぞ?。
バディという相手側の安全を確認し合うシステムで、すっかり恐怖心が取り除かれた。
そのお陰で2周目以降のスイムが非常に楽になり、気持ちも落ち着いてきた。
はい、次いきまーす!の合図で再スタート!
体を“への字”にし、うねりへ頭からドッボーンとダイブ!(なんだかカッチョイイぞ)
今回はラッコにもならず、波にも慣れ、海水にムセルこともなくなった。
しかし、もうすぐ浜辺着という時、足が天を向き、顔面が底に擦り付けられ逆エビ状態に。なんじゃこりゃ?腰が…痛いっつーの。転がるように砂浜へ。大波にやられた。。。
着砂の感覚をつかもうと、その次からはコーチの教えに従いボディサーフィンを試みた。
これがまた、癖になるほど楽しい♪♪
あれほど嫌だった波が、はよ?大きな波よ来い、に変わってしまう(但し、着砂時のみ)。
第2部は全員揃ってのアクアスロン。
前回は1周回しか泳げなかったが、今回は楽に2周回できた。
第二ブイの所では、大幅に遠回りして前回のショートカット分5メートルを埋めた。
その代り、セーバーさんに「もっとあっち行って泳いで」と何回か言われる。
こまめにヘッドアップするのは大事なことだ。
(人がいるからとついて行ってしまうのは×。その人がコースを外れているかもしれない)
息継ぎの時、天の青さを見ながら、もっと泳いでいたい気持ちになった。
撃沈した前回のオーシャンスイムが、河原マジックでリベンジ!
トランジットに着いた時、一瞬目を疑った。なにこれ珍百景?
あれ?ランシューズがたくさん…。えっ、もしかしてみんな海?
BBQ前だったが気持ちはお腹いっぱい。
ノンアルコール缶片手に肉を焼いている時、ポンと肩を叩かれた。
「どう?今回は4泳法しなかったの?」
そのメンバーさんと大笑いした。
#52 高橋
河原は本格的なカーボローディングは偏った食事と考えるため、前日に少しカーボを多めに取るくらいです。夕食で取った余分な炭水化物は寝ると脂肪に変わるため、普段は必要以上に取りません。
またしっかり噛んで消化しやすくし、内臓に負担をかけないようにしています。
その分、レース中の補給に気を使うようにしています。(15分おきの給水、30分おきのジェル)
バイクボトルは2本用意し、1本はエナジーボトル(スポーツドリンク、ジェル、クエン酸のカクテル)、
もう1本は水分(水or麦茶)を使います。
ロングの大会では、コンビニでも売っている一口サイズの大福と、干し梅も持ちます。
■普段の食生活
「あさ貴族、ひる平民、よる乞食」
朝食:多くの品目を食べ、不飽和脂肪酸もしっかり取ります(オリーブオイル、DHAサプリメント等)
昼食:普通に食べます。
夕食:腹8分以上は食べません。低カーボ、低脂肪
おやつ:、煮干し(食塩無添加)、煎り大豆(節分で撒くようなもの)、ナッツ類など。
また練習後30分以内に、タンパク質と糖質、ビタミンを取るように(コンビニではフルーツヨーグルト等)
アミノ酸単体でなく、糖質とビタミン・ミネラルも一緒に補うようにしています。
■レース前日
普段の食事ですが、生ものを避けます。
いつもより多めの炭水化物を多めに、同時に酸も取ってグリコーゲンを貯蔵します(パスタ&オレンジジュース、ご飯&梅干し等)。
睡眠時間を確保するため、就寝時間から逆算して食事スケジュールを立てましょう。
■レース当日
スタート前3時間前に食事を済ませますが、消化に負担のかかる生の状態もの(生野菜、海苔、生卵)などは食べません。火を通した卵や魚、温野菜は少し食べます。
またどこにも紹介されていませんが、オリーブオイルをさじ1杯飲みます。ビタミンB群も意識して取ります。
レース中は喉の渇きを感じる前にドリンクを飲みますが、首筋や足にも水を掛けるようにしましょう。
身体のほてりを給水だけで解決しようとすると、飲み過ぎでお腹に負担がかかります。
レース中の糖質は、血糖値を急に上げない果糖やマルトデキストリンを選びます。
コーラは、追い込んで低血糖で手先や足先が痺れてきた時に初めて飲みます。
カフェインは集中力を復活させると同時に、筋肉の痛みも和らげてくれます。
このボトルの内部に特濃ブラックコーヒーを入れてます。
1ジェルボット
4月17日、午前5時45分。
石垣島の夜明けは遅い。
心地よい夢の中。
ホテルの部屋にある電話が鳴っている。
いや、オレの目覚まし音は、そんな音じゃない・・・
寝ぼけながら電話にでる。
「中村さん、起きてますか?」
ま、まさか・・・(頭まっ白)
そうです。大事なレース当日の朝、すっかり寝坊。
初めまして!会員No30、「朝ちゃん」なのに朝寝坊した中村朝之です。
驚愕の電話から慌ててホテルを出て、5Km先の会場へバイクで向かう。
会場までの道のりはまだ暗く、カエルがゲコゲコ鳴いている。
気持ちはあせるが、南国の風が何か気持ちよい!
会場につくと、一緒に参加している青トラメンバよりさんざんいぢられる。
急いでバイクやランのセッティングをしていると偶然いらしたトライアスロン界の
貴公子、アヤトさんからボディナンバーを書いてもらう。実はボディナンバーに
憧れてたんですよねー。アヤトさん、あーざっす!!
青山トライアスロン倶楽部からも約20名程参加し、私も含めて、ほとんどが
初のオリンピックディスタンス(51.5Km)という、気合の入った大会です。
2011年開幕戦、南国での大会ということもあり、さらにテンションあがります。
さぁ、石垣でのトライアスロンジャーニーの始まりです。
■スイム1.5Km
ウェーブスタート(時差スタート)なのでスタートを待ってる間、緊張感もマックス!
と同時に、このスタート地点に立てただけでも感極まってしまう。
いざスタートすると、水温も高く、透明度もあるので、気持ちよい!
海底で安全を見守ってくれる地元のダイバーさんに手を振ると、手を振り返してくれる。
750mの周回コースを2周するコースですが、あっという間の1.5Km。
前の週に実施した茅ヶ崎オーシャンスイムの荒波に比べたら、気持ちよくスイスイ進む。
あー、もう少し泳いでいたかった。
■バイク:40Km
秒単位で競うレベルではないのですが、スイムからバイクへのトラジションはやはり
少しでも早く、かっこよくやりたい。実はトラジション練習も青トラで実施しており
華麗なトラジション(?)
さて、バイクは40Kmという長丁場。青トラでは、前日にバイクコースを下見してます。
心強いコーチでもある、チームケンズの原田コーチからアドバイスがかなり参考になる。
石垣のバイクコースはアップダウンが結構激しいのですが、下見のおかげでペース配分や
エネルギー補給のタイミングもばっちり。
途中厳しい上り坂の途中、青トラメンバーから
「朝寝坊のことはもう忘れていいよ」
ありがたいお言葉。
みんな、トライアスロンジャーニーを楽しんでます。
■ラン:10km
無事にバイクも終わり、最後の種目であるラン。ランは石垣市内を走るコース。
バイクの後は足がなかなか動かないのですが、思った以上に足が動く。これも冬場の練習の成果?
沿道では石垣島のちびっ子からおじいちゃん、おばあちゃんまで応援してくれる。
その応援がとっても温かく、背中を押してくれる。距離が進むたびに、トライアスロンジャーニー
も残り少なくなっていくと思うと、寂しくなる。
フィニッシュライン。
様々な思いが頭をよぎる。青山トラに入って約半年。恵まれた環境、コーチ陣、メンバー
そして、石垣島トライアスロンを支えてくれた全ての人に感謝の思いが溢れてくる。
先にフィニッシュした、青トラメンバーが迎えてくれる中、Finish!
写真、みてください。みなさん達成感でいっぱいでしょ?
レース後、私はすぐ帰京しましたが、青トラメンバは得意の4種目?(飲み)も攻めの姿勢を崩さず完全燃焼。
今回青トラから参加したメンバーは、すばらしい記録で全員完走。
特に女子達は年齢別クラスで一桁台の成績も3名いました!
トライアスロンを始めて半年も満たないメンバーが大半なのにすごいですよね。
寝坊で出場が一時危ぶまれましたが、無事にトライアスロンジャーニーを追えホッとしているのも
つかの間、青トラメンバは次なる野望に燃えています。
トライアスロンはきついスポーツに思われがちですが.....ぶっちゃけ、確かにきつい部分もあります。
ですが、それはどのスポーツも同じこと。きちんと練習すればどなたでもトライできてしまいます。
実際、青トラメンバは私を含めて初心者が多いですし、石垣大会でも72才の方が参加してるくらい
年齢層は広いのです。
ちなみにトライアスロンを始めて自分自身変わった事です。
-ごはんをもりもり食べるようになった(健康)
-夜、早く寝てしまう(健康)
-休日仕事せず、平日集中するようになった(ワークライフバランス)
-バイクを使って、遠出するようになった(健康&エコ)
-腹筋割れてきた(婚活)
是非、青トラの門をタタいてみてください。陽気な仲間と新しい自分に出会えるハズ!
扉を開くのは、アナタです!
次は寝坊しないで、万全な体勢でレースにのぞむぞ!
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