思い切ってトライアスロンの世界に飛び込んで約1年。
ミドルディスタンスのレースに挑戦、佐渡Bタイプ(スイム2.0km+バイク108km+ラン
21.1km)に出場しました。
ミドル初挑戦にあたって不安だったのはバイク。経験値も浅く108kmは未知の世界どころ
か続けて走った最長距離がその半分以下。おまけに練習不足も明らかでした。不安な気持
ちを佐渡に向かうメンバーとの談笑でごまかしつつ前日に現地入り。
前日は夜8時頃に就寝。布団に潜り込むも期待と不安と緊張が入り混じっていて寝れるか
な・・・気がつけば7時間強爆睡してました(笑)
話は逸れますがいつでもどこでも眠れる体質で海外旅行でも時差ボケは殆ど感じたことが
ありません。こんな身体に産んでくれた両親や先祖様に感謝です。
さて話を本題に戻して、一夜明けミドルデビューは刻一刻と近づいてきます。ドキドキし
たところでバイクの距離が短縮されるわけでもないので腹を決めてスタート地点へ
・・・。
やっぱりというべきでしょうが不安のバイクはや経験値の低さはともかく練習不足が露呈
。
青トラ仲間に借りた本に書いてあったことを思い出し、滑らかにペダルを回そうとするも
空回りしている感覚。道中は安定してガンガン抜かれ、また、序盤で道路の大きめの継ぎ
目を踏んだ拍子にDHバーが大きく曲がってしまい、(せっかく猛練習した)エアロポジシ
ョンも取れなくなる始末。
しばらくすると慣れない姿勢のせいか腰に痛みというか疲れを感じ、50kmあたりからはペ
ースも更に落ちることが自分でもはっきりと分かりました。バイクパートの距離=108km
になぞらえて1km走るごとに煩悩が一つ減るのだろうか。と修行僧の心地(そのような経
験はないのですが)でペダルを漕いでいました。途中で青トラジャージを着た盛大な応援
団を見つけられなければ完走できたかどうか。
バイクが終わって、巻き返しを。と意気込んでランに入ったものの足が着地するたびにバ
イクパートで感じた疲れと痛みが混じったようなものが腰と背中を襲う感じで走れる状況
になく、歩いたり、立ち止まってストレッチをしながら・・・と、もはやランとは言えな
い状況。脚自体はそこそこ元気。呼吸も安定しているのに。と、悔しさを感じながらも、
トライアスロンはスイム、バイク、そしてラン。それぞれが独立して完結するものではな
く3種目を続けて戦うレースであることを痛感させられました。
そしてフラフラになりながらのゴールの瞬間、試練を与えながらもゴールまで走らせてく
れた佐渡のコース、そこで一緒に戦ったり応援してくれた仲間への感謝の気持ちがこみ上
げてきてコースに一礼。その時の心境はと言えば達成感と不完全燃焼感が入り混じったこ
れまで感じたことのない不思議な気持ちでした(但し、一刻も早くビールを飲みたいと思
ったのはいつもと一緒)。
ここからは余談ですが、自分のゴール後にロングディスタンスを戦っている仲間を応援し
ました。声援を送っているうちにいつのまにか「よし。来年は僕も・・・・」との思いが
。ミドルを完走するのが精いっぱいの僕には見当違いも甚だしいのですが、これから体力
、精神力ともレベルアップしていつかはロング、アイアンマンの舞台にも立ってみたいと
思います。
99Tのオリンピックディスタンスに初めて参加しました。
目標としているレースではなかったのですが、2つの理由で参加を決めました。
1つ目は、2週後にある村上のトレーニングの一環になること。
2つ目は、青トラツアーに前泊だけではなく、後泊があり、後泊のみの参加が可能で、多くの仲間が参加するということで、出場しました。(はい、レース後の打ち上げ目当てです。)
レースを簡単に振り返ると、今回は2時間15分より早いフイニッシュタイムを持つ人が第一グループということで、瀬戸大也や山本良介といったオリンピアンや男女の学生選手とともに、スタートしました。
スイムアップは、リザルトを見ると、男子10位になっていますが、女子数人と山本良介(DNF)にも負けているので、14-15番であがったイメージです。
普段はエイジでスタートするので、ほぼグループではTOPに近いところであがれるので、久々に長くバトルをした感じでした。
瀬戸大也といえば、それはもう遥か彼方、4分30分近く離されました(一緒に泳いだことで、泳ぎをみれなかったのは残念)
このレースは、スイムからのトランジットが、とにかく長い!
700メートルぐらいはあります。
このレースの一つの勝負ポイントだと思っていたので、スイムアップのところから、少し呼吸を整え準備して、トランジットまで苦しさをこらえて必死で走りました。
トランジットで順位を確認し、40歳以上ではTOPであることを確認し、バイクへ。
バイクは平坦で、風もそれほどではなく、行きは向かい風、帰りは追い風でバイクラップとしては20位でランへ向かいました。
ランはさすがに調整のための参加だったので、足がイマイチ動かなく、追いつかれるかな?と思いつつ、折り返しで周りを確認し、エイジでは勝てるだろうと思いながら走っていました。
最後は息があがりましたが、何とか粘ることができました。
結果
男子総合8位/完走612人
エイジ優勝
Swim10位、Bike20位、Run43位
アフターの飲み会は、寿司屋では、ODの3倍ぐらいのカロリーを摂取し、カラオケではODぐらいのカロリーを消費したと思います。
詳細については、書き過ぎると怒られそうなので、割愛しますが、来年参加して、ご自身で体験してください。
最後に、今回のレースでは、多くの仲間がBESTタイムや初の距離をフィニッシュしていました。
仲間の頑張りに、いつも刺激をもらっています。
ありがとうございます!
仲間と共に、もっと強くなりたいと思います。
太田暁也