苦手なスイムがないデュアスロンなら、少しは成績が上がるかなと思い、10月29日、初めてのデュアスロンとなる、「チームケンズカップ・紅葉チャレンジデュアスロンin加須大会」に出場してきました。
今回の大会は、台風21号の影響で、会場となる渡良瀬遊水地の一部が冠水し、一時は開催が危ぶまれましたが、ようやく3日前に開催が決定。しかし、ホッとしたのもつかの間、今度は台風22号が接近する中での大会となりました。
大会当日。天気予報は終日雨。それも大雨になりそうです。テンション低いまま会場に着き、受付を済ませます。
8時から競技説明会。台風接近の為、距離を短縮して実施とのことで、私がエントリーしたデュアスロンAタイプ(第1ラン3キロ、バイク30キロ、第2ラン5キロ)は、第1ラン1.8キロ、バイク14.4キロ、第2ラン5キロに短縮となり、スタートも45分繰り上がりました。
本当はスタート前にアップや試走をしたほうがいいのでしょうが、とても雨の中アップや試走をする気にならず、競技説明会の後は、車の中で暖を取りながら、朝食を食べたり、新聞を読んだりして時間をつぶし、スタート時間ギリギリにスタート地点へ。計測用のアンクルバンドを装着して、9時47分にスタート。
第1ランは1.8キロと短いので、スタートからみんなダッシュします。私もキロ3分20秒台で飛び出しましたが、やがてペースもちょっと落ち着いてきました。それでもキロ4分を切るペースで走り切り、トランジションへ。
ヘルメットをかぶり、シューズを履き替え、バイクスタート。距離も短いので、70前後のケイデンスでビックギアを踏み、スピードを上げます。
コース上には落ち葉や水溜りがかなりあったので、とにかく落車だけはしないように気をつけました。
何とか無事に規定の2周回を終えようとする辺りで、前方に、同じエイジクラスの有力選手を発見。事前に昨年の上位選手の中で今年出場する選手はチェックしていました。
「この選手を抜けば、表彰台に上がれる可能性が高い」と思い、第2ランのスタート時からピッタリとマーク。第2ランは2周回のコースですが、1周目は結局追いつけませんでした。
2周目に入り、折り返しで相手の息遣いと表情を確認すると、かなり苦しそう。「これは逆転できるかも」と思い、距離を詰めて、相手のペースが落ちてきたところで、一気に抜き、あとは後ろを振り返らず、最後は心拍数190まで追い込んでゴールに駆け込みました。
記録は57分10秒。ゴール後はバイクをピックアップし、順位が出るまで車の中で待機します。11時半に速報記録が貼り出されました。ドキドキしながら見ると、総合13位。
年代別は、、、、1位。50歳代は5人のみの出場ですが、それでも年代別優勝です。
台風接近に備え、早期撤収とのことで、表彰式が中止になったのは残念でしたが、初のデュアスロンで年代別優勝できたのは嬉しいです。雨の中出場した甲斐がありました。