まずトライアスロンをしてみたいと思ったキッカケ、それは…私は小さな事業をしているのですが、それが挑戦でした。しばらくしてそれが軌道に乗ると何か他のものに挑戦してみたい気持ちになってきました。やらないと思っていたこと、そして身体を引き締められそうなもの…あ、トライアスロンだ!というのが始まりです。
青トラに入会したのは昨年5月でした。しかし昔から有酸素運動が大の苦手で、練習に行くのすら抵抗がありました。水泳は小学生のころスクールに通っていた程度、バイクはママチャリしかなく、特にランは2km以上続けて走ったことは人生でほぼありませんでした。
そんな苦手意識があり、昨年は幽霊部員でした(笑)。ゆる〜く定期的に練習するように、なったのは今年に入ってからです。どのレッスンもそうですが、一人ひとりのクセなど改善点を的確に指摘してくれ、特に私は時に冗談も入る河原コーチの指導が大好きになりました。
そして4月頃館山トライアスロンのスプリントにエントリー。海でのスイムには2回参加しましたが、海とプールでは勝手が全く違ったのでこちらもコーチと泳げたのはとても助かりました。またトライアスロンに必要なものなど全くわかりませんでしたがチームの方が親切に教えてくれました。教えてもらった通りバイク、ウェットスーツ、ウェアなど揃えました。
そしていよいよレース前日。青トラのツアーに参加し、館山へ前日入りしました。初心者の方もベテランの方もいらっしゃり、沢山教えてくださったのでとても安心できました。
いよいよ当日。レースまでの流れもツアーに参加し、みなさん親切に教えてくださったおかげであまり迷うことがありませんでした。レースが始まり、トランジションなど不安な面もありましたが係りの方も多くわりとスムーズにできました。最後のランは予想通り決して楽ではありませんでしたが、応援してくれる方が沢山いて元気が出でなんとか完走することができました!さらにどう計算しても不可能と思っていた制限時間内にもゴールでき、完走できたことに加え最高の達成感がありました!
来年にはODに挑戦できたら良いなと思います。皆さん、ありがとうございました!!
こちらのコンテンツは、これからトライアスロンをされようとされる方や、青トラへの入会を検討されている方が多くご覧いただくかと思います。
トライアスロンデビューまでの熱いドキュメントは他の方の記事にお任せするとして、わたくしからはいち初心者のレース参加まで取り組みを中心に書かせていただきます。
■トライアスロンを始めようと思ったきっかけ
30代に入ってすぐくらいに、漠然と「トライアスロン完走したい」という気持ちだけありました。
というのも、小さい頃から大学まで競泳をやっていたことがあり、さらに地方出身で自転車も乗りなれていたこともあって、後は走ることだけ頑張れれば、比較的好きなスポーツだけやれるトライアスロンは楽しいんじゃないかと思えたのと、競泳でも個人メドレーをやっていた私には複数種目取り組めるトライアスロンは魅力的に映っていたからでした。
ですが、30代は仕事にも力の入る時期で、トライアスロンはおろかメタボにひっかかる年が続くくらいの運動不足な日々を送っていました。
そうした中、東京マラソン2015に当選したことをきっかけに、少しずつランニングを習慣にし始めることができ、1年目のサブ4、2年目のサブ3.5とタイムも伸びて楽しくなってきた2016年12月、既に40代に入っていましたが昔考えていたトライアスロンへの憧れを思いだし、青トラの無料説明会に参加してみたのでした。
そして、代表の関口さんから大会参加メンバーの画像を見せてもらったり、スポーツ自体の魅力を教えてもらう中で、ランニングに続く新しいチャレンジとして始めてみようと思うに至ったのでした。
■レースに向けた準備
まず、デビュー戦を決めてからそれに向けて準備しようと思い、2017年5月の新島トライアスロン大会にエントリーしました。
そして、スイム・バイク・ランのうち、ロードバイク本体を含め、ギアも全くなければ乗車経験すらもないバイクの準備を始めることにしました。
最低限必要な基本グッズは青トラから提案いただいたものを購入し、その後は実際に乗ってみたり本を読んだりする中で必要なグッズを見つけ次第購入して試してみる、、ということをレースまで行いました。
あと、ウェットスーツはオーダーするスケジュールがなかなか合わず、4月に採寸し5月に到着したのですが、試す時間はなく、レース当日にぶっつけ本番で着脱も体験することにしました。
■レースまでの練習
上述のとおり、直近3年弱は継続的にランの練習はしていたものの、スイム・バイクはゼロというスタートラインでした。
ですが、スイムは学生時代の猛烈な練習の記憶がありあまり練習する気が起きなかったので、バイクに乗り慣れる時間のほうをできるだけ作るようにしました。
ただ、決まった時間の団体練習が苦手な私は、青トラへの練習はレースまでの5か月間で、3月のバイク練1回!しか参加できず、あとは自主練やマラソン・トレランの大会参加などでトレーニングをしていました。
問題だったバイクは、新島のレース当日がロードバイク歴8日目でしたが、最初は乗るたびに大腿二頭筋や腸脛靭帯などを痛めていたものの、そうしたことも減ってきてだいぶ慣れた状態で走ることができました。
そんなわけで、レースまでの各種目の練習距離は以下のような感じでした。
1月 スイム:0km バイク:0km ラン:200km
2月 スイム:1.6km バイク:33km ラン:208km
3月 スイム:0km バイク:120km ラン:146km
4月 スイム:0km バイク:87km ラン:211km
5月(レース前日まで) スイム:3.3km バイク:55km ラン:123km
■レース当日の様子
新島トライアスロン大会は、土曜日のレース開催ということで金曜の夜に竹芝からのフェリー移動。
数日前のバイク初梱包&郵送、レース準備も慌ただしいままに、仕事を終えた夜にバタバタしながら乗り込んだのを覚えています。
新島に着いてからも、バイクの組み立てやトランジットを含めた準備、初のウェットスーツ装着や海での試泳など、初めての体験が目白押しで、青トラメンバーの皆さんに色々と教えてもらって大変有難く思いましたし、一人での参加だったらどうなっていたのだろうと率直に感じました。
そうこうしているうちに、あっという間にスタート時間。
デビュー戦ということもあり「楽しんで、笑顔で完走」という目標と、全種目周回コースという大会でしたので、周回コースが苦手な私は「どの種目も、1周目は様子を見てから次の周回で頑張れれば頑張る」という楽な決め事だけして、スタートしました。
<スイム>
プールで泳ぐ経験しかなく海で長距離を泳ぐのは初めてだったので、水のしょっぱさと波の高さに驚きましたが、一方で、ウェットスーツのおかげで沈まないので、呼吸はだいぶ楽だったような印象でした。
噂で聞いていた海中でのバトル(手や足があたりまくる)にはあまり巻き込まれたくなかったので、人との間隔をあけるようにして泳ぐことで、想像していたよりは意外と蹴られることも蹴ることもありませんでした。
ただ、スイムはあまり練習していなかったので、早々に腕の力が無くなりクロールを長く続けられず、全体の1/3ほどを平泳ぎで泳ぐことになったのは予想外でしたが、逆に、そおかげで心拍もあまり上がらずに終えることができました。
<バイク>
トランジットでゆっくりすることも決めていたので、ウェットスーツを苦戦して脱いだ後は補給食を食べて水分補給もしっかりしてからスタートしました。
1周目は抜かれまくりましたが、コース全体の様子を見ながら走っておいたので、2周目・3周目は少しずつ抜くことも増え、かなり楽しみながら走れました。
あと、折り返しのあるコースだったので、青トラジャージのメンバーとすれ違う際には手を振ったり、新島の海岸や山間部などのめまぐるしく変わる景色などを見たりと、風を受けてきつい面もありましたが、スイムには無かった変化があり、退屈もしませんでした。
<ラン>
3種目の中では最も練習していた種目でしたが、バイクを下りてからの走り始めの足の重さは予想外でした。
走っているうちに徐々に楽になっていき、2周目からは普段のジョグと同じように走りました。
メンバーとすれ違う時のハイタッチなんかは、まさにトライアスリートっぽい感じ。
そして、最初の目標どおり、「楽しんで、笑顔で」ゴールテープを切れました。
ゴールタイムは2時間44分でした。
■デビュー戦を終えて
こうして青トラに入って、レースデビューを果たすことができました。
私の場合は、初めから普段の平日練習はスケジュールが合わない見込みであまり参加できないであろうことを想定した上で青トラに入りました。
スケジュールの合わせやすい土日に練習参加できればというのもありましたが、それよりもトライアスロン全般の情報共有やツアーでの大会参加、そしてレース前後でのメンバーの皆さんからのアドバイスなど、1人では不安を感じるようなソフト面での入会メリットが大きかったなあ、とレースデビューを終えて感じています。
2017年はオリンピックディスタンス、2018年はミドル、2019年はロング、とステップアップを目指していますが、またメンバーの皆さんに力を貸していただきながら、完走を積み重ねていきたいと思います。
3度目の挑戦でようやくトライアスリートの仲間入りを果たせました!
以前からトライアスロンに興味はあったのですが、仕事が忙しいことを言い訳にしてなかなか始めずにいました。一昨年の冬、いつも通りの日々を過ごしている生活に本当に疑問を持ち、「このままではいけない!」と、青山トライアスロン倶楽部の「初めてのトライアスロン・座学」に参加しました。代表・関口さんの話を聞き、「やはりこれはやるしかない!」と即決して入会しました。
スイム、バイク、ランの中で、唯一スイムだけは子どもの頃に習っていたことがあったため、まずはスイム中心に練習に取り組み、運動不足であった体を鍛えなおしていきました。初めのうちはすぐに息が上がってしまい、途中で休むこともしばしば…。バイク、ランでは先輩方にまったく付いていけず、苦しい練習の日々でした。
そして、入会して約半年後に初めて大会にエントリーしました。海は穏やかで、陸は平地を走るコースで、初心者にとって比較的優しいコースでした。期待と不安の中、当日朝を迎え、青トラメンバーの皆さんと一緒にいざ会場へ!しかし、会場へ着くやいなや、「波が高いためスイムは中止です」とのアナウンスが。うぅぅ…。さらに、強風が増していき、最終的にはまさかの「大会中止」という決定が下されました。
自然の中でプレイするスポーツであるため、これは仕方がない。気持ちを入れ替え、おいしい寿司を食べて初エントリー大会は終了。
その後、あまり練習ができない状況が続きましたが、せっかく入会したのに走ることなくシーズンを終えてしまうのは不本意であったため、シーズン最終戦の大会へエントリーしました。
2回目の大会は11月であったため、とても寒いことを予想していましたが、想定外にその日は快晴でとても暖かいスポーツ日和でした。スタートに向けウェットスーツに身を包み、試泳を終え、開会式で気分も高まり、いざスタート!…のはずが、まさかのスイム中止!「えっ?試泳までしましたが…。」思った以上に波が早く、選手の安全を最優先しての判断だったのでしょう。
ということで、今回はバイク+ランの2種目で行われることになりました。スイムを少し練習した程度で参加した私にとっては、とてもツライ組み合わせとなりました。バイクの上り坂は思うように進まず、抜かれる抜かれる…。そんな中、青トラメンバーの皆さんとすれ違う際に「ファイトー!」「がんばれー!」との声を聞き、気持ちを切らさずになんとか走り終え、ランへ。「うっ、なんだこの足の重さ…」。初めて経験するバイクからランへのトランジションは想像以上にキツかったです。足が何度も攣りそうになりながらも完走を目指し、スローペースで走り続けなんとかゴール!「やったー」というよりかは、「やっと終わった」というのが本音でした。
年が明け、2017年シーズンに向けて始動しました。今年こそは3種目での完走を目指し、2月の伊豆大島合宿から気合を入れて参加しました。寒さと強風の中、バイクでメンバー
から置いてきぼりになり、長い一人旅を…。「バイクを強化しなくては!」と、合宿後は、週2回はバイクに乗るように心がけ、練習しました。また、それまでほとんど練習していなかったランも週1回は走るようにし、徐々に走れる体になっていきました。
そして迎えた3回目の大会!人気の高い新島トライアスロンにエントリーしました。
金曜日夜のフェリーで東京・竹芝を出発し、缶ビールで乾杯して早々に就寝。早朝に新島へ到着し、宿でレースへ向けて準備。前日の雨は止み、絶好のレース日和。波も穏やかで、いよいよ3種目でスタート!
まずはスイム。750Mの2周回。スタートのバトルは避けたく、人の少なさそうなところをみつけて順調な滑り出し。沖へ向かうコースは波がありやや苦戦したものの、まずまずの感触で2周目へ。手元の時計でタイムを確認すると思っていたよりも早く、好記録の期待!?2周目も順調に泳ぎ終え、バイクへ!
3周回コースの1周目。どのようなコースなのか確認しながら走りました。アップダウンが適度にあり、上りの苦手な私にとってはツライところもありましたが、海沿いを走り抜けたり、林のような木陰の中を走り抜けたりと、景色を楽しみながら走ることができました。懸念していた体力は2、3周目と最後までなんとか持ち、ほぼ目標タイムで最後のランへ!
いきなりの上り激坂で一気にペースダウン…。ここで足が止まってしまいました。5キロの2周回で、バイク同様に適度にアップダウンがあり、上りの度に足が重くなり、思ったように走れませんでした。そんな中、やっぱり仲間からの声が力になりました。青トラメンバーとすれ違う度にお互いに声をかけ、励まし合う。個人競技のスポーツではありますが、仲間と一緒に走るというのはパワーをもらえますね!
そして、ランも無事に走り切りゴール!3度目の挑戦でようやくトライアスリートの仲間入りを果たせました。
メンバー全員のゴールを見届け、新島名物の温泉へそのまま移動して一休み。夜は表彰式やBBQで盛り上がり、翌日はミニトレラン(?)とミニヒルクライムを楽しみ、帰路へ。充実した2泊3日となりました。
今シーズンはオリンピックディスタンスで、来シーズン以降にミドル、そしてロングに挑戦していけるよう、今後も練習に励んでいきたいと思います。