昨年の秋、吉祥寺のトライアスロンショップ オミノウェイズのオミノさんから「ロタの海はいいよー。
カクテルのブルーハワイの中を泳ぐようなもんだから。」と背中をド--ン。
今年最後のご褒美にエントリー。 (なんせODは制限時間がないという、ミドルは8時間)
いつでも、どこでも、制限時間すれすれに、ヨタヨロとゴールに向かっている私です。
「オザリン、マイペースで楽しもう。」と励ましてくれるヤゲちゃん(八下田)と二人でデッパーツ。
直行便はなく、トライアスロン参加者のみのチャーター便。成田から3時間で真夜中のロタ島着。
島にはホテルが1軒、コンビニなく、信号なく、携帯も繋がらず、原始林がいっぱい水がおいしい。
昨年参加されたP兄さんと池ちゃんから、「出といたほうがいいよー。」とアドバイスあり、松丸&白戸の大会攻略バイクツーリングと午後のスイムの試泳に参加した。試泳といっても1kmは泳がされた。
バイクでコース走った後にいきなり泳いで足がつりそう。(ヤゲちゃんもそうだったらしい。)
スイムコースの説明と沖のブイ4つを見ると、「えーっ。遠い。ムリー。」メ・ゲ・ソ・ウ。
スイムは1.5Kでなく1.7Kだったらしい。その代りランが短めだったとか。ロタだねえ。
当日は小雨の中3:30トラックにバイク積み込み、4:00から選手送迎。
スタート起点も真っ暗で雨。波の音がなにやら大きく聞こえるよー。
6:30 カウントダウンで「3・2・1・スタート」 雨も上がり、きのうの試泳のおかげで気持ちは落ち着いている。泳ぎ始めるとバトルはなく(後方スタートのせいか)、かえって参加者が少ないので周りに人がいない。参加者は130人らしい。自分でブイを確認して行かねば流される。
海の底も、ブイに下がる鎖も見える。かなり離れて泳いでいる人の姿も、色鮮やかな魚クンたちもくっきり。これがロタブルーかあ。三つ目のブイあたりで、スコールで風と雨にふられ、ウエ?ン目標のブイが見えないよ。どっちへ泳げばいいのよ(オタオタ)。
岸の白いタンクを目指し、マイぺースで行くのみ。わーい、スイム終了。(バイクに乗れるーウフ)
バイクはきのう走っているので、登り坂も上ってしまえば折り返しからは素敵な下り。速い人は
70K出すらしいが、景色を眺め、コーナーに気をつけて走る。松丸さんや白戸さんが猛スピードで反対コースを走ってくる。毎年のように参加しているヒロミさんが撮影隊でカメラを回してる。
ランは走り始めがきつい、つらい、足がついてこなーい。(まあ、いつものことですが)
島人が家族総出で、エイドで冷たい水やシャワーをくれる。ジャングルを歩いたり、走ったり。
あれ?、向こうから青トラジャージの姿が走ってくる。「青トラ、がんばれー。」と思わす声かける。が、誰だろう。バテてるのはこっちの方か。・・・・・8月に入会された羽鳥さんでした。
4時間10分22秒で 完走できました。 60歳代女子は ひとりっきり。
ヤゲちゃんと二人で、ともに年代別1位のご褒美にサイパンダーのザックとサコッシュをゲット。
来年は20周年で特別に企画もありそうです。
ロタトラがなくならないように、来年もロタへ行こうね。わが友、ヤゲちゃーん。
青トラメンバーの皆さん、こんにちは。会員番号188の鶴田耕基(中学1年生)です。
11月18日(日)に新木場でのバイクレッスンを9時半に終え、その後すぐに10時からお台場で開催された港区トライアスロン連合主催の「ジュニア選手育成トライアスロン講習会」に参加しました。
キッズ、ジュニアあわせて16名、保護者などを含めると30名以上が参加し、ロンドンオリンピック代表の足立真梨子選手と井出樹里選手がゲスト講師としてトークショーやランの実践指導をしてくださいました。
関口ボスの司会進行で始まり、井出選手は「子供の頃からオリンピックに出場したいという夢を持ち続けていましたが、信じていてくれたのはお母さんだけでした」ということでした。
足立選手は「小学生のころから水泳ではジュニアオリンピック大会に出場していました。実は子供のころは自転車に乗れず、初めて乗った自転車はロードバイクで、その後普通のママチャリに乗れるようになりました」とのことでした。
お二人とも学生時代、水泳を一生懸命やっていて、ランニングもそこそこできたそうです。そしてチームケンズの飯島健二郎監督に声をかけられ、「トライアスロンならオリンピックに出るという夢がかなうかもしれない」と思い、飯島監督についていくことにしたと言うことでした。練習メニューには目が点になったそうですが、オリンピックに出たいという夢を諦めなかったことでその夢がかなったそうです。
また、トライアスロンはほかの競技と違い、試合中でも他の選手と励ましてあってがんばることができることがとても気に入ったということでした。
自分もトライアスロンは個人競技だと思っていましたが、青トラに入会して「チームで戦うものだ」ということがよくわかりました。
お話しの後にはランニングの実践指導をしていただき、「ランでは重心を前におくことが重要だ」と教わって、最後には参加者全員がお二人のサインをいただきました。トライアスロンではトップ選手が色々なレースや行事にゲスト参加してくださり、これほど身近に感じられる競技は他に無いと思います。
今回様々なことを教わりましたが、一番心に残ったのは「どんなことでも夢を諦めなければ必ずかなう」という言葉でした。この言葉を胸に頑張っていきます。今年、日本ジュニア選手権に参加できましたが、来年はもっと順位を上げ、JTUの強化指定選手を目指します。また講習会の参加者の中から、トライアスロンを一緒に楽しめる仲間ができればいいなと思っています。
最後になりますが、この講習会を企画してくださった港区トライアスロン連合の皆様に心より感謝いたします。
こんにちわ。近美智子と申します。
トライアスロン初めて3シーズン目を終えました。
10/20烏帽子岩OWSの練習会に参加しましたので報告します。
今シーズンのトライアスロンの終わっていたこの日はBBQのついでにOWSでもしようかとお気軽に考え現地まで向かったのですが、終わってみれば烏帽子岩までなんと往復4.8キロ!
人生最長の距離を泳ぐ結果となりました。
例年のこのOWSは往復ではなく、行きはボートで烏帽子岩まで行き、スイムで帰ってくるのが恒例だったとの事。倶楽部のメンバーの1人が往復スイムをコーチに提案して、どれだけの人が参加するのかと思えば、我も我もと大半の人が往復スイムを希望した。
私は往復にするか、片道にするか迷った。
泳いではみたい。けれど往復にトライするメンバーの顔ぶれを見たら、私のスイムの遅さはズバ抜けている!皆を待たせてしまっても迷惑かけるし、一人旅になるのも確実、怖い。
どうしよう・・・グルグルと色んな思いを巡らせた。
そういえば最近ヘトヘトになるまでトレーニングしていないな。たまには追い込んでみようか。
チャレンジしなかったら後でやればよかったと思うだろうな。
どれだけ長いのか感じてみたいな。ボートが近くにあるからすぐに止められるし・・・
よしっ!出来るところまでやってみよう?。
不安よりも好奇心が勝った瞬間。
10月の終わりの海辺に人影はまばらで、ウエットを装着した黒い集団を遠くから見て、ひどく気合いの入った可笑しな集団だ!と何だか笑えた。
ま、自分もその集団の1人だけれども(笑)
その黒い集団が穏やかな海から一斉にスタートする。水温はちょうどいい感じ。
海も茅ヶ崎とは思えないほど澄んでいた。
スタートしてから気持ちよく泳いでいたのも束の間。あっという間に皆が遠ざかる。
えっ?もう1人旅?レースじゃないからコースロープもないし、前方にボートはいるもののちょっと焦る。
でも頑張って泳いだところでとうていついて行かれない。
いいや!皆と離れても自分のペースで泳ごう!そう決めたら不思議なもので楽しくなってきた。
海を独り占めしている気分にさえなった。
途中途中でメンバー達が待っていてくれていて、また一緒に泳ぎ出し、また離れる事を繰り返しながら泳いでいた。そしたら今度は足が攣り始める。足は攣りやすい体質で慣れてはいたけど更にスピードダウン。メンバーが私の攣りを気にかけてくれ後ろに回ってサポートしてくれた。心強くてありがたかった。そして何とか烏帽子岩到着!
あと半分!!ここで終了してもかなりの満足度だったけど頑張ることにした。
皆が代わる代わる美味しい肉が待ってるぞ!あと少し!頑張ろう!後半はお互いに声をかけながら、励ましながら前に進んだ。
帰りも何度も足が攣ったけれど、攣りながらも泳ぐコツを掴んできてしまっていた。
足は痛いけれど、それよりも泳いでいるのがだんだん気持よくなり、このままずっと泳いでいたいと思うほど。ランナーズハイならぬスイマーズハイとでも言うのだろうか?
こんなに海で泳ぐのが楽しくて幸せを感じたことはなかった。
そしてようやくゴール!2時間以上は泳いだのかな?
私にとって、今シーズンのレースよりも達成感と充実感を得られた練習会になった。
海で1人旅になっても、足が攣っても落ちつけた事。
苦手なスイムで4.8キロもの距離を泳げた事
この2点は大きな自信となった。
25mしか泳げなかった私でも3年続けたらここまで出来た。
「継続は力なり」
そして、レースでもないのにアイアンマン以上の距離を泳げたのは仲間がいたから。
泳ぐのも、止めるのも自分次第だけど、こんな距離は絶対1人じゃ泳げない!
皆さま、本当にありがとうございました。
烏帽子岩から素敵な贈り物をいただいた1日でした。