皆さんこんにちは!今年の2月から3カ月連続登場の#120大澤です。
今回は念願の初トライアスロン大会である石垣島トライアスロン2012に出場してきました!!
距離はオリンピックディスタンスで、スイム1.5km(2周回)制限60分、バイク40.0km(1周回)制限120分、ラン10.0km(1周回)制限75分でスイムのみ2周回、となっていました。
申し込みをした直後は初めての大会ということもあり、制限時間以内に完走すればいいかな?っと気軽に考えながら練習も普通にこなして日々を過ごしていました。
ところが!!それどころではない事態が発覚してしまったのです。よく行くジムのプールで一緒になる人に「大澤さんって石垣出るんですよね?」と言われたので、そうですよと答えると、「マスターズの競泳仲間で石垣に出る人がいるんだけど、大澤って人は第1ウェーブになっているから早い人だよ!」と言われたというのです。まさかそんなはずないですよと言いながらも、内心かなり焦っていました。
公式ホームページに出ているというので、速攻で家に帰りチェックしてみると、話の通り第1ウェーブでした。
これはマズイと思い事務局にメールをしたところ、返事が返ってきました。内容は「決まったものは変えられません」とのこと。更にボスに第1ウェーブで困っていると伝えると「よかったじゃないですか!」・・・以上。
この瞬間からひたすら練習の日々が始まりました。練習といっても時間が限られていますので、できることをやるだけです。日々の練習量を今までより増やし、それに加え体幹を鍛えた方が良いと聞いたので普段はほとんどやっていなかった体幹のトレーニングをはじめました。減量をすると早くなるとも聞いたので、4kgの減量もしました。お酒を飲まない方がパフォーマンスアップになると聞いたので、レース1カ月前から1週間前までは乾杯だけ付き合う程度、最後の1週間は1滴も飲まないようにしました。
とうとうレース当日。もっと緊張しているかと思ったのですが、意外と落ち着いてレースに臨むことができました。皆さんから色々とアドバイスをもらっていたので、スイムのスタート位置をウェーブの中で外周の一番後ろからのスタートに。
レーススタート!他の人々は走って入水していきましたが、バトルに巻き込まれないようにゆっくり入水するようにしました。最初は順調でしたが、1分おきに次のウェーブがスタートしてくるのですぐに後ろからのバトルに巻き込まれ、上に乗られたり、足を引っ張られたり、手を押さえこまれたり、頭や肩を蹴られたりと第1ウェーブスタートの洗礼を浴びることとなりました。バトルに巻き込まれ疲れ切っていたためか、ヘッドアップをあまりしないで泳いでいたところ、とんでもない方向に泳いでしまっていることがしばしばありヘッドアップの重要性を再認識しました。
2周目からはコースを蛇行してたまに他の人とバトルする以外は結構順調に泳ぎきることができました。
スイムが終了しトランジッションエリアまで走っていると、後ろから「大澤さん追いついた?」と4つぐらい後のウェーブからスタートのMちゃんに話しかけられました^^;
追いつかれちゃった?;;と思いながらトランジッションエリアに到着。ウェットを脱ぎ、サングラスをかけ、ヘルメットをかぶりさあ出発だ!勢いよく乗車エリアまでバイクを押して行っている途中で、首からスイム用のゴーグルを下げていることに気が付きました。伝説を作るわけにはいかない!と思い、戻ってゴーグルを外し、改めてスタート。結構なタイムロスになってしまいました。
バイクは比較的順調にいっていたのですが、途中から雨が降り出し、やんでくれ~と願いながら走っていましたがやむ気配もなく、結構雨脚が強くなってきました。降るまでは下り坂で限界のスピードに挑戦していたのですが、下り坂とカーブであまりスピードを出すことができなくなってしまいました。
バイクも無事にゴールし、トランジッションエリアに行くと、当然ですがランシューズがぐしょぐしょ、一緒に置いてあったソックスもぐしょぐしょ。
どうしようか迷った結果、裸足でランシューズを履くことに決定。ランスタート!ランコースは最初の方に上り坂があり、その後はほぼ平坦なコースになっていて、上り坂で体力を使いきらないように注意しながらなるべく同じ心拍数を保つように走りました。走り始めてしばらくしてから時間を見ると、もしかしたら3時間切れるかもしれないことに気が付き、それが原動力となり、ランのペースを落とすことなく走りきることができました。フィニッシュタイムは2時間49分00秒。目標のタイムを11分上回るタイム!時間を気にしすぎたせいか、ゴール写真は腕時計を見ていたので、購入しませんでした^^;
その後先にゴールしていたメンバー、後からとゴールしてきたメンバー、それぞれのメンバーに様々なドラマがあり感動がありました。
今回のレースは、初トライアスロン、初完走、目標タイム達成し、皆と感動を分かち合えたとても思い出に残るレースになりました。
そんな思い出に残るレースにすることができたのも、青山トライアスロン倶楽部の一緒に練習をした皆さん、応援してくれた皆さん、アドバイスをくれた皆さん、一緒にレースに参加した皆さんがいてくれたからこそだと強く感じています。仲間って本当に大切ですね!
余談ですが、レース後は早朝のプライベートビーチで日の出スイムをしたり、西表島でサンゴ礁スイムと温泉に入ったりと、楽しく南の島を満喫しました。まだ参加したことのない皆さんは是非来年「青トラツアー」で参加してみてください。楽しいこと間違いなしです!!